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人の心に中に生き続ける

1クール目もあと3日となりました。
副作用も、冷たいお水を飲んだ後の、しめつけ感が少しある以外は
もうほとんどありません。

1クール目だから、軽いのでしょう。
なんとか終わりそうで、よかった・・・。

母は亡くなる10年くらい前から肺気腫を患い、5年ほど前からは
在宅酸素療法を行っていました。(鼻にカテーテルをつけ、酸素を吸入する治療です。)
そして、3年半前くらいから、アルツハイマー認知症になりました。
物忘れから始まり、徐々に何度も同じことを繰り返し言うようになり
そして、新しいことが覚えられなくなり、次から次へと記憶が消えていきました。

母は父が亡くなった時も、父の死というものが、もう理解できなくなっていたのか・・・
父の死を告げても、ぼんやりとしていました。
ただ、一言「なんで、先に逝ったんやろか」と言いました。

でも、告別式が終わり、写真立てに入れた父の遺影を見せると
「なんでこんな写真を?いつ撮ったん?お父さんに見せてきてあげて」と
不思議そうに写真を眺めていました。

それからも、よく「お父さんを見てきて」
「これ、お父さんに持っていってあげて」と言いました。
もう、私も弟も、母に父が亡くなったことは言わないようにしました。
「そうだね。あとでお父さんにも持っていくから」と。

母は、自分が亡くなるまで、ずっと父が生きていると思っていました。
母の中で、父は生きていました。

たとえ、亡くなっても、人の心の中に生きているということは
その人が生き続けるということなんだ。

母のアルツハイマーは、昨年2月の入院とともに進行が進みました。
やはり、環境の変化が大きく影響したのでしょう。
妄想も出始めるようになり、人格も変わっていきました。

それでも、最期まで、母は私の母でした。
病院へ見舞いに行くと、帰り際には、必ず、娘の身を案じる母でした。
「もう遅いんだから、ここに泊まっていけばいいやないの。外は危ないから。」
「暗いから気ぃつけて。何かあったら、人の家に飛び込んで助けてもらいや。」
「また、ゆっくり来てや。今度は、泊っててや。」

母は生前、♪千の風になって をよく聴きよく歌っていました。

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

今、私の中で、母は 母として 生きています。
生き続けています。

人の心の中で生き続けられるような生き方・・・。
見栄でもなく、奢りでもなく、ありのままの生き様が
人の心の中に生き続けられたら・・・。
そんな人生っていいな。
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プロフィール

さくらのように

Author:さくらのように
仕事にやりがいを感じながら、日々、懸命に生きてきました。
でも、ある日、進行がんを告知され、これからの人生を
がんと向き合いながら、どう生きていくか・・・

何かに向かって懸命に生きるというこは
たとえ、それが叶わなかったとしても
誰かの生きる希望や力になれる

そう信じて・・・。

心からの笑顔いっぱいに生きていきたいと思います。

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