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オキサリプラチンのSTOP&GO

8クール目7日目ですが、やはり、「胸やけ以上吐き気未満」状態が
治まらず・・・です。
また、常温水はかろうじて飲めるようになりましたが、
何を食べても「まずい」。

口の中がいつも苦い感じで、美味しくないのです。

大きな甘いイチゴも、一口目だけほんのり甘いのですが、
2口目は何とも言えずまずい。
胸やけのような感じもあり、何かすっきりしたいと思い、
口にしてみるのですが、味覚が感じられず。

先回から、オキサリプラチン点滴時の血管痛の緩和のために、デカドロンを
投与して、ph調整していますが・・・どうも、このデカドロンの副作用で、
吐き気と下痢が誘発されている?
確かに、吐き気が、先回は点滴後2時間くらいから、今回は点滴中に
起こるようになり、下痢もひどくなりました。
(それまでは、吐き気は2日目からだったのですけどね。)

デカドロンとは、いわゆるステロイド薬です。炎症をしずめたり、
免疫系をおさえる作用があります。
炎症性の病気、免疫系の病気、アレルギー性の病気などに広く使用され、
化学療法の制吐剤としての効果は、世界の標準治療になっています。

そのため、オキサリプラチン点滴の前の制吐剤として投与し、さらに、
オキサリプラチン点滴時にも投与しています。

ステロイド薬の副作用は、服用量や服用期間によって違います。
飲み始めに多いのは、いらいら感、不眠、消化不良、下痢、吐き気、
食欲増進などです。
服用が長めになると、にきび、むくみ、生理不順なども起こるそうです。

長期服用で特異なのが、脂肪の異常沈着です。
多めの量を続けると、かなりの頻度で生じます。
ムーンフェイスといって顔がふっくらしたり、肩やおなかが太る症状です。
(ただ、これは減量すれば治るそうです。)

ん?体脂肪が増えたのはこのせい?(苦笑)

血管痛こともあり、T先生から、「実はどうしようかと思って・・・」と、
オキサリプラチンの休薬についての話がありました。

おそらく、CT検査の結果もよかったこともあると思います。

「一旦、半年くらいオキサリプラチンを休薬して、また再開するってこともできるけど。」
「実績として、6~8回投与後に半年間の休薬をして再開しても、
治療の効果としてはあまり悪くならないこともわかっているしね。」
と言うことでした。

確かに、血管痛は辛いけれど、2時間耐えていれば・・・なんとかなる。
血管痛はあるものの、手足の痺れは、まだそれほどでもない。
寒冷による誘発さえ、対症していれば回復期には元に戻るし・・・。
治療の効果も出てきるので、今、休薬したら、効果が下がるのでは・・・。
それに、一旦、休薬したら・・・再開するタイミングってどうなる?

結局、答えは出せないまま、今回は投与してもらいましたが・・・。

抗がん剤治療においては、QOLを保ちながらできるだけ生存期間を
延ばすためには、使える抗がん剤を上手に使っていくことが重要です。

より高い抗腫瘍効果に主眼が置かれ、より多くの抗がん剤を併用し、
治療も休みなく続けられると、その結果、毒性は強くなり、医療費も高くなります。

治療の選択肢として、併用療法だけでなく、逐次療法、Stop & Go、
Chemotherapy holidaysにより、毒性をコントロールしながら化学療法期間を
長くすることも、患者として、考えていく必要があると思います。

【抗がん剤の治療継続期間】
従来の方法:病勢の増悪か許容できない毒性出現まで継続
―――――――――――――――>
新たな選択肢1:一定期間で中止,増悪で再開(Stop & Go)
--------->       ---------->
新たな選択肢2:間欠的投与(on-off strategy)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - >
新たな選択肢3:維持療法:一部の薬剤投与を中止
=====================--------->

つまり、許容できない毒性の出現まで治療を継続するのではなく、Stop & Go、
間欠的投与、維持療法などで、毒性が許容できなくなる前に化学療法を、
一旦中止してChemotherapy holidaysを設けたり、抗癌剤の数を減らして
毒性の軽減を図るということです。

有効性はいくつかのがんで証明されており、抗がん剤が良く効くがん腫は
Chemotherapy holidaysが可能で、乳がんや卵巣がんでは一定のコース
終了後、休薬する方が一般的だそうです。

大腸がんも、Stop & Go については、OPTIMOX-2 試験(オキサリプラチンや
すべての治療の休薬効果の試験)が有名で、OPTIMOX-2 試験では
PFS(無増悪生存期間:がんが成長を止め、再び成長をはじめるまでの期間)
などはnegativeですが、OS(総生存期間)に有意差はないという
結果もあります。

もちろん、全例には当てはまりませんが、Stop & Goで十分な治療で
ある場合もあるということですね。

病勢をコントロールしながらStop & Go、間欠的投与、維持療法を行うことは、
副作用も少なくなりますし、ダメージのは回復にもつながります。

ただし、当然ながら、再治療のタイミングを逃してはいけないし、
そのタイミングをどこにするかも難しい判断だと思います。

次の投薬までに、仕事への復帰も踏まえて考えてみます。

参考サイト「消化器癌治療の広場
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コメント

No title

癌が見えなくなって、喜べない、わかります。

確かに次にくる言葉は、『再発、転移』 なんですよね・・・
この言葉は、本当に聞きたくない言葉です!

私達は、今まで腫瘍をなくすことしか、考えていなかったので、その先の、再発 転移 の不安などは、想像を超えてしまって、言葉がないです。

     ガンとともに生きる・・・奥が深すぎです 

No title

プリンさん コメントありがとうございます。

私も検査結果が好転であったにもかかわらず、喜びよりも不安が大きくなるという気持ちを、その時になって実感しました。

でも、腫瘍をなくすことも、治療に向かう大きな目標です。
私も、それを目標に半年、治療を乗り越えました。
頑張ることができましたから。

そして、大切なことは、次の治療をどう迎えるか・・・。
確かに、もし再発転移したら・・・と思うだけでも、
心が折れそうになります。

だからこそ、前を向いて、今を楽しもうと思います。
気持ちだけは、がんに押しつぶされないように。

治療も選択肢が増えています。
腫瘍が無くなる治療結果が迎えられることをお祈りしています。

No title

今を楽しむ!

まさに、その通りですね

とりあえず私達は、腫瘍を無くすことを考えていきます
そう簡単に、腫瘍が消えるわけないですものね

ありがとうございますv-343
不安が随分軽くなりました。
Secret

プロフィール

さくらのように

Author:さくらのように
仕事にやりがいを感じながら、日々、懸命に生きてきました。
でも、ある日、進行がんを告知され、これからの人生を
がんと向き合いながら、どう生きていくか・・・

何かに向かって懸命に生きるというこは
たとえ、それが叶わなかったとしても
誰かの生きる希望や力になれる

そう信じて・・・。

心からの笑顔いっぱいに生きていきたいと思います。

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