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大腸ESDなど、先進医療23技術が保険導入へ

7クール目 副作用も落ち着き、終わりました。
明日から、1週間の休薬期間です。

患者本人は 「治りたい」
患者の家族は 「治ってほしい」
医師などの医療従事者は 「治したい」
向かう先は みんな同じ がんの『寛解』

がんの寛解状態(=完全寛解)の定義はがん種によって異なります。
一般的には、様々な検査でがんが確認出来ず(再発や転移を起さない状態)
正常細胞に悪影響を与えない状態を指します。寛解状態が5年続けば
一応「治癒」と判断されます。
一応と言うのは、5年以上経過しても再発することが少なくないからです。
従って、寛解状態=治癒ではありません。(完全奏効とも呼ばれます。)

火山に例えると、休火山の状態です。 寛解を過ぎてから再発、転移したり
別のがんになることもあります。

一度がんになると、そうでない人より5倍の確率で別のがんに
かかり易いといわれます。
5年を過ぎてからの再発や、別のがんの出現だってありうるのです。
これががんという病気の怖さ。
がんへの 不安と怖れは、一生決して消えないんです。

再発・転移がんはなぜ寛解できないのか?
がんの切除手術で目に見える範囲は全部取れたのだけれど、
5年以内にまたがんが見つかったという場合、「再発・転移がん」となり、
寛解(根治)をめざすのは難しいとされています。

がんにとって、この「5年」にどういう意味があるのか?
最初の1個のがん細胞が肉眼で認識できるようになるまで
10年程度かかります。
つまり、手術後5年以内に肉眼で検出できる腫瘍ができたということは、
手術の時点で既にがん細胞が、転移巣に根づいていたことになります。

逆に5年たっても出てこなかったら、手術時にがん細胞は狭い範囲で
とどまっており、一掃できたと判断できます。
そのため、多くのがんで5年生存率と治癒率を同じように扱っています。

5年以内に転移もしくは再発したということは、原発巣を切除するまでに、
すでに、がん細胞がからだ中に移動してしまっているわけです。
従って、からだのどこにがんが根づいているか全部突き止めるのは不可能で、
どこにあるかもわからないので、がんを叩く標準治療では、
全身を巡る薬剤を使う化学療法しかないのです。

では、なぜ化学療法だと根治をめざせないのか?
化学療法に使う薬剤は大きく分けて、「抗がん剤」、「ホルモン剤」、
「分子標的薬」の3種類です。

「抗がん剤」は、細胞が分裂するのを様々なタイミングで妨害し
細胞を殺します。この時、がんだけでなく正常細胞も無差別に攻撃します。
がん細胞を全滅させるだけの量を使うと他の正常な細胞も攻撃を受けるので
患者へのダメージも非常に大きい(これが、副作用)のです。

また、抗がん剤は、残念ながら、がん細胞の中で薬に強いものは
生き残ってくる(薬剤耐性)ので、そのうち効かなくなり
薬を変える必要があります。

と言っても、次から次へと変える薬があるわけでもなく、当然、
耐性を持ったがんを攻撃するより強い抗がん剤になるわけですから
からだへのダメージも強くなります。

いわゆる がんが勝つか からだが勝つか です。

「ホルモン剤」は、ホルモンががん細胞を増殖させている場合に
その働きを抑えるもので、がんを全滅させる力はありません。

「分子標的薬」は、がん細胞のみが持っている特徴を攻撃するもので、
理論的には正常な細胞には作用しないので副作用は少なくのですが
やはり、薬剤耐性もあるようです。

私の主治医のT先生は、告知の時に言われました。
「治療は、がんを叩くことじゃない。
あなたが何をしたいか。その目的のためにあるもの。」

つまり、私のように転移がんの治療では、寛解をめざすのでなく、
できる限りQOLの高い状態で少しでも長く元気でいられることを
めざすということなのです。

それゆえに、どんな治療を選び取るか患者自身の人生観が問われます。

悔いのない選択をするためにも、自分の人生観をしっかりと見つめ、
治療に関する情報を集めていくことは必要です。

厚生労働省の先進医療専門家会議は2012年1月19日、第2項先進医療に
指定されていた技術のうち、23技術について保険導入が妥当とし、
2012年度の診療報酬改定に向けて中央社会保険医療協議会に
報告することを決めたそうです。

個人的には、陽子線治療、重粒子線治療が見送りされたことは
残念に思いますが、患者としては、ひとつでも保険適用内での治療が
増えることには期待します。

以下、日経メディカルオンラインより抜粋

先進医療とは、承認された医薬品や医療機器を使用しているものの、
未だに保険適用の対象となっていない先進的な医療技術のこと。

先進医療ごとに設定された施設基準を満たす保険医療機関が届け出れば
実施でき、保険診療との併用が認められている。

先進医療に指定され、実施されている89技術のうち、1次評価で評価員全員が
「保険導入が妥当」と結論した総合A評価の13技術、1次評価で評価員の意見は
分かれたものの主担当が「保険導入が妥当」と結論した総合B1評価の14技術のうち
10技術、合わせて23技術が中医協に報告される。

うち、年間実施件数が最も多かったのは、内視鏡的大腸粘膜下層剥離術(大腸ESD)。

同技術は、09年7月付けで早期大腸癌または腺腫を適応症として先進医療に
指定されており、2010年7月~2011年6月末までの1年間に143カ所の医療機関が
計3006件実施した。

先進医療総額(保険診療分を除く)は約4億6000万円に上る。

総合B1評価だった14技術のうち、陽子線治療、重粒子線治療、培養細胞による
ライソゾーム病の診断、培養細胞による脂肪酸代謝異常症または
有機酸代謝異常症の診断の4技術は保険導入が見送られた。

陽子線治療と重粒子線治療は、過去の診療報酬改定時に指摘された費用対効果や、
普及性などに課題が残るためとしている。
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プロフィール

さくらのように

Author:さくらのように
仕事にやりがいを感じながら、日々、懸命に生きてきました。
でも、ある日、進行がんを告知され、これからの人生を
がんと向き合いながら、どう生きていくか・・・

何かに向かって懸命に生きるというこは
たとえ、それが叶わなかったとしても
誰かの生きる希望や力になれる

そう信じて・・・。

心からの笑顔いっぱいに生きていきたいと思います。

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