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元気とは、気持ちを元に戻すこと

8クール目12日目
オキサリプラチンの副作用が、今までは、寒冷による痺れが
主だったのですが、今回からは、寒冷に関わらず、常時、手足の指先が
痺れた後のように、じーんとした感覚が残っています。
お風呂に入っていても、特に左手の指先の感覚が鈍いのです。

幸いにも、日常生活で困ることはないのですが、じーんとした感覚が
常にあるのは、今までになかったことなので、少し気になります。

やはり、蓄積毒性からの発現なのでしょうか・・・。

また、頭痛も残っています。
週末は、寝込むほどではないにしろ、偏頭痛の前兆のような痛みが
終日続きました。
やはり、オキサリプラチンの休薬の時期かな。
(ただし、頭痛は、オキサリプラチンではなく、アバスチンの副作用と思うのですけど)

結局、エビデンス通りということかな・・・。

T先生から、抗がん剤の治療を始めたころに、
「オキサリプラチンは、たぶん、ずっと続けることはできない。
概ね、6~8回目くらいで、副作用で中止になることが多いから。」
と言われました。

私も例外にあらずってことでしょうか。

こうして、エビデンス通りになると、既にステージⅣの私は、
不安が一気に大きくなります。
エビデンスとしてのステージⅣの5年生存は・・・と考えてしまいます。

考えると、やりきれなくなるので、また、気持ちを懸命にリセットします。

今日も、施設でのお誕生日会に出かけました。
その後、カンファレンスにも出席し、職員のケア指導にもあたりました。

みんなから「本当に元気になったね」と言われます。
「そうなんですよ~ ワタシ とっても元気なんです」

でも・・・副作用が治まり、からだが回復し元気になると、私は思うのです。

「この元気な自分を満喫しよう。」
「元気でいられるこの時間を大切にしよう。」
「思いっきり元気を楽しもう。」

私の「元気」は、「元気」への思いがいっぱい詰まった元気なのです。
元気でいられることが、本当に幸せだと思う元気なのです。

そして・・・
沈みかける自分の『気』持ちを、『元』に戻していくことなんです。

だからこそ、「元気」なんです。

私は年頭に掲げた目標を、今、ひとつひとつ取り組み始めています。

その1:仕事に復帰すること。
→ 完全復帰は無理でも、日数調整して4月から復帰の予定です。
その2:施設での研修を充実させること。
→ 復帰できれば、取り組みます。
その3:アロマとタッチングケアの勉強をして、ケアに活かすこと。
→ アロマセラピスト養成のスクールに通い始めました。
タッチングケアのセミナーに、明日から参加します。
その4:海外旅行へ行くこと。
→ 今は未定。
その5: 運動を習慣にする
→ 1回/週 30分/回(トレーニング15分 ウォーキング15分)
トレーナーがマンツーマンでトレーニングしてくれるジムに通い始めました。

ワタシ やっぱり 元気ですね(苦笑)

私は「またいつか・・・」でなく「今」を大切に生きると決めました。
先のことを考えるより、今を大切にします。
だから、今、やりたいこと やれること 思いっきりやってみる!
元気な時間を楽しみます!



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オキサリプラチンのSTOP&GO

8クール目7日目ですが、やはり、「胸やけ以上吐き気未満」状態が
治まらず・・・です。
また、常温水はかろうじて飲めるようになりましたが、
何を食べても「まずい」。

口の中がいつも苦い感じで、美味しくないのです。

大きな甘いイチゴも、一口目だけほんのり甘いのですが、
2口目は何とも言えずまずい。
胸やけのような感じもあり、何かすっきりしたいと思い、
口にしてみるのですが、味覚が感じられず。

先回から、オキサリプラチン点滴時の血管痛の緩和のために、デカドロンを
投与して、ph調整していますが・・・どうも、このデカドロンの副作用で、
吐き気と下痢が誘発されている?
確かに、吐き気が、先回は点滴後2時間くらいから、今回は点滴中に
起こるようになり、下痢もひどくなりました。
(それまでは、吐き気は2日目からだったのですけどね。)

デカドロンとは、いわゆるステロイド薬です。炎症をしずめたり、
免疫系をおさえる作用があります。
炎症性の病気、免疫系の病気、アレルギー性の病気などに広く使用され、
化学療法の制吐剤としての効果は、世界の標準治療になっています。

そのため、オキサリプラチン点滴の前の制吐剤として投与し、さらに、
オキサリプラチン点滴時にも投与しています。

ステロイド薬の副作用は、服用量や服用期間によって違います。
飲み始めに多いのは、いらいら感、不眠、消化不良、下痢、吐き気、
食欲増進などです。
服用が長めになると、にきび、むくみ、生理不順なども起こるそうです。

長期服用で特異なのが、脂肪の異常沈着です。
多めの量を続けると、かなりの頻度で生じます。
ムーンフェイスといって顔がふっくらしたり、肩やおなかが太る症状です。
(ただ、これは減量すれば治るそうです。)

ん?体脂肪が増えたのはこのせい?(苦笑)

血管痛こともあり、T先生から、「実はどうしようかと思って・・・」と、
オキサリプラチンの休薬についての話がありました。

おそらく、CT検査の結果もよかったこともあると思います。

「一旦、半年くらいオキサリプラチンを休薬して、また再開するってこともできるけど。」
「実績として、6~8回投与後に半年間の休薬をして再開しても、
治療の効果としてはあまり悪くならないこともわかっているしね。」
と言うことでした。

確かに、血管痛は辛いけれど、2時間耐えていれば・・・なんとかなる。
血管痛はあるものの、手足の痺れは、まだそれほどでもない。
寒冷による誘発さえ、対症していれば回復期には元に戻るし・・・。
治療の効果も出てきるので、今、休薬したら、効果が下がるのでは・・・。
それに、一旦、休薬したら・・・再開するタイミングってどうなる?

結局、答えは出せないまま、今回は投与してもらいましたが・・・。

抗がん剤治療においては、QOLを保ちながらできるだけ生存期間を
延ばすためには、使える抗がん剤を上手に使っていくことが重要です。

より高い抗腫瘍効果に主眼が置かれ、より多くの抗がん剤を併用し、
治療も休みなく続けられると、その結果、毒性は強くなり、医療費も高くなります。

治療の選択肢として、併用療法だけでなく、逐次療法、Stop & Go、
Chemotherapy holidaysにより、毒性をコントロールしながら化学療法期間を
長くすることも、患者として、考えていく必要があると思います。

【抗がん剤の治療継続期間】
従来の方法:病勢の増悪か許容できない毒性出現まで継続
―――――――――――――――>
新たな選択肢1:一定期間で中止,増悪で再開(Stop & Go)
--------->       ---------->
新たな選択肢2:間欠的投与(on-off strategy)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - >
新たな選択肢3:維持療法:一部の薬剤投与を中止
=====================--------->

つまり、許容できない毒性の出現まで治療を継続するのではなく、Stop & Go、
間欠的投与、維持療法などで、毒性が許容できなくなる前に化学療法を、
一旦中止してChemotherapy holidaysを設けたり、抗癌剤の数を減らして
毒性の軽減を図るということです。

有効性はいくつかのがんで証明されており、抗がん剤が良く効くがん腫は
Chemotherapy holidaysが可能で、乳がんや卵巣がんでは一定のコース
終了後、休薬する方が一般的だそうです。

大腸がんも、Stop & Go については、OPTIMOX-2 試験(オキサリプラチンや
すべての治療の休薬効果の試験)が有名で、OPTIMOX-2 試験では
PFS(無増悪生存期間:がんが成長を止め、再び成長をはじめるまでの期間)
などはnegativeですが、OS(総生存期間)に有意差はないという
結果もあります。

もちろん、全例には当てはまりませんが、Stop & Goで十分な治療で
ある場合もあるということですね。

病勢をコントロールしながらStop & Go、間欠的投与、維持療法を行うことは、
副作用も少なくなりますし、ダメージのは回復にもつながります。

ただし、当然ながら、再治療のタイミングを逃してはいけないし、
そのタイミングをどこにするかも難しい判断だと思います。

次の投薬までに、仕事への復帰も踏まえて考えてみます。

参考サイト「消化器癌治療の広場

検査結果とオキサリプラチン投与について

15日のCT検査の結果、子宮下にあった影は見えなくなっていました。
8月の検査時では11mm、3クール後の11月検査では、影は薄くなっているものの
9mmと縮小効果には至らずでしたが、今回の検査では、ほとんど見えなくなり、
治療効果は「合格」ということでした。

この検査結果で、私の気持ちは複雑です。
確かに、腫瘍と思われている影が見えなくなり、治療が効したと
いえることは嬉しいことです。

でも・・今までは検査結果に、腫瘍が小さくなるという効した期待を
持つことができました。
ただ、こうしてターゲットとなる腫瘍がなくなったことで、
今度からの検査結果は、「現状維持」もしくは「再発転移」ということになります。

つまり、検査結果に「再発転移」の不安が大きくなるということなのです。

腫瘍が小さくなる 見えなくなる という結果が、喜ばしいことであると同時に、
再発転移という不安が、大きくなるという一喜一憂です。

これが「がんとともに生きる」ってことなんだとあらためて思いました。

8クール目5日目ですが、今回はかなり吐き気と倦怠感が強いです。

オキサリプラチンの点滴後、40分後からすでに吐き気が起こりました。
今までは、2日目午後あたりから、吐き気が強まるのですが・・・。
点滴後帰宅してから、ほとんど寝込み、今日、ようやく、
起き上がることができました。

5クール目あたりから、アバスチンの副作用?なのか後頭部の頭痛もあり
、頭がボーっとしています。
時折、鼻血までには至りませんが、鼻水に少し血液がついていることもあります。
また、それほどの痛みはありませんが、口内炎も少しだけ出てきました。

それなりに蓄積毒性なる副作用も徐々に出てきているようです。

オキサリプラチンの副作用としては
主に下痢や吐き気、嘔吐、手足が痺れるなどの末梢神経の障害、
咽頭や喉頭が締め付けられる感じがする、骨髄抑制などがあります。

ほかのプラチナ製剤と異なり腎臓障害はまれでが、肝臓障害、心拍の異常、
視力低下が現れるケースもあります。

急性末梢神経症状が考えられる場合は、カルシウム・マグネシウムの投与を
検討されるそうです。

この末梢神経障害は冷たいものに触れたりすると誘発されやすくなります。

この時期、暖房した部屋の中にいても、手足がしびれるので、カイロは手放せません。
もちろん、冷蔵庫の中から、何かを出すときは、手袋をして、
さらにタオルで包んで取り出します。
ただし、現時点では、服用期間が終わる頃には、寒冷による痺れも
概ね治まっています。

私の場合、手足の痺れよりも、味覚障害と咽頭や喉頭が締め付けられる感じで、
飲みのものが非常に飲みにくいということが辛い副作用です。

常温水も飲みづらく、薬を飲むのもシンドイです。

温かいものは大丈夫なので、温かいもので水分補給はできていますが、
温かいものを飲むと、やはり、口渇感が起こり、すっきりとした冷えたものが
欲しくなります。

私にとっては、吐き気で食べられないよりも、飲めない方が辛いです。
今はまだ季節的に寒い時期なのでよいのですが、これから、暖かくなれば、
のども乾きやすくなります。

水分が飲めない辛さにどこまで耐えられるか・・・。

また、オキサリプラチン点滴時の血管痛について
人により、点滴時の血管痛もそれぞれですが、私の場合は、
かなりの痛みを伴います。
2時間我慢すれば・・・と思い、毎回、耐えていますが、
化学療法室の看護師さんからすると、見るに堪えかねないようで、
主治医のT先生への申し送りに「かなりの痛みがあるようで、このまま治療をするか
どうかを検討して頂きたい」とあったそうです。

痛みを表現することは難しいのですが、針を刺した後に、
グッグッと射し込まれる痛さがずっと続く感じです。

概ね、点滴15分後から始まり、30分後には、触れるとかなりの激痛。

点滴終了後、針を固定しているテープを剥がしたり、針を抜くときは、涙、涙です。

最後に止血のために、注射部を押さえられている時は、歯を食いしばって堪えます。
こんな状態を、看護師さんは見ているわけですから・・・

血管痛の緩和のため、血流をよくするため、ソフトアンカを腕の上下に巻き、
温めています。

また、デカドロンでエルプラットのpHを調整して、血管痛が起きないようにも
してもらっています。
が・・・あまり、有効な結果には至らず、痛いです。

これらの対策を講じても末梢血管からの投与が困難な場合は、
ポートからの中心静脈投与を検討されますが、私は、ポート留置はしたくないと
最初からT先生には伝えています。

抗がん剤治療と付き合っていくには、効果だけでなく、身体へのダメージとともに
日常生活の質をいかに維持していくか・・・自分の考えをしっかり持つことが大切です。

腫瘍が見えなくなったこのタイミングは、抗がん剤の今後の投与について、
考えるべく時期なのかと思います。

定期検査

明日から8クール目

今日は、3か月毎の定期検査で、造影剤CTとMRIを受けました。
検査結果は、明日の外来診療で先生から聞くことになります。

検査の日が近づくと・・・やはり不安になります。
こんなに元気なんだから大丈夫!と思う反面、
もし再発転移していたら・・・と思ってしまいます。

もし再発転移してしまったら・・・
セカンドラインの治療の選択肢はどのくらいあるの?
その副作用は?今のQOLはどうなる?
そして・・・予後は?
あとどのくらい元気でいられるの?

考えれば考えるほど、良からぬことを考えてしまいます。
とはいえ・・・もしものために、心の準備は
しておかなければと思うのです。

この不安と恐れからは、一生逃れられない。

元気に振る舞い過ごしていても、「あとどのくらい元気でいられるのかな」と
思う日々です。

施設長のご主人もがんでお亡くなりになりました。
体調が悪く受診されたそうですが、3つの目の病院でやっと肺にがんが
見つかりましたが、すでに手遅れと告知されたそうです。
(ちなみに、その3つ目の病院とは、偶然にも、私が治療を受けている公立病院)

それでも、2ヶ月の余命宣告から、治療をされながら2年間を過ごされました。
お仕事にも復帰をされていたそうです。

また、私が病院まで乗ったタクシーの運転手さんは、胃がんで胃を全摘出され、
その後も肺や肝臓に転移し、何度も手術をされたそうです。
「私のからだは手術傷だらけだよ」と笑っておっしゃいました。

抗がん剤治療もいろいろ受け、食事療法やサプリメントを飲みながら、10年。
今は、こうしてタクシーの運転手をして社会復帰していると話してくださいました。

再発転移しても・・・余命宣告されても・・・
生きる術はあるもの。
決してあきらめない。

明日から8クール目。
気合を入れて、1週間寝込みます。

寝込み明けからは、3月からの新人研修の準備を始めたいと思っています。
職員の人材育成については、試してみたいことがいろいろとあります。
その企画を考えると、ワクワクしてきます。
お仕事復帰も現実的に考えています。

今年も桜が咲く春が待ち遠しいです。

がん遺伝子検査

12月にクリニックで受けた「がん遺伝子検査:CanTect」の結果です。

この検査は、正常細胞の「がん化」に関与する遺伝子の状態を調べ、
画像診断では発見不可能な微細ながんの存在リスクを評価するものです。

今回受けたのは、総合検査コースで、以下の項目についてです。

1.Free DNA濃度測定
2.変異解析
3.メチル化解析
4.発現解析
5.がんリスク評価

がんリスク評価:当然ながら「D」判定ですね。

cantect1.jpg

Free DNA濃度測定:がん細胞においては、その活発な成長の一方で細胞死も
起こしています。その死んだがん細胞由来の遺伝子やタンパク質が積極的に
血管中に流れ込むため、健常者と比べて、がん患者では、血中に存在する
DNAの量(Free DNA) が増加する傾向があります。

私は、標準値25ng/mlを下回り、7.3 ng/mlでした。

クリニックの先生からは、これは抗がん剤治療やビタミン点滴治療が効いて、
がんが抑えられている状態で、良い結果だと言うことでした。

cantect2.jpg

変異解析やメチル化解析は検出されませんでした。
*変異とはDNAに突然変異が起こること。変異が起こると、がんを促進する遺伝子や
抑制する遺伝子に損傷を起こし、がんが発生しやすくなる。
*メチル化とは、がんを抑制する遺伝子に検出されることで、それらの遺伝子の
機能が低下してがんが発生しやすくなる。

ただし、私の場合、がん遺伝子発現解析によると、もともと大腸・胃・肝臓・
卵巣・子宮がんなどのがん遺伝子が発現していて、いわゆる
「がんになりやすい体質」ということでした。

ですから、今後も再発転移やダブルキャンサー(2つ以上のがんが同時にある)
のリスクも高いということでした。

cantect3.jpg

はぁ~・・・もともとがんになりやすかったのか・・・

ちなみに・・・私の主治医のT先生に、この検査を受ける価値が
あるかどうか相談した時
「うーん・・・。価値があるかどうかについては、この結果が
どうであろうと、僕の治療方針は何ら変わらない。変えない。
まず、A~Dの判定基準がわからない。
詳しいことはわからないけど、何を持って判定するのか。

この検査は、がんの予防としては意味があるかもしれない。

でも、あなたは、すでに、画像検査でターゲットがはっきりわかっている。
僕は、治療の効果は、画像検査で判断できるから。
価値があるかどうかと言えば、価値はないと思う。
お金もそれなりにかかるしね。
ただ、受けるかどうかは、あなたの気持ち次第だから。」

T先生は、治療については、(私には)自分の方針をはっきり話されます。
患者としては、ちょっとキツイ感じもしたりしますが、私は、
はっきり言って下さる方が信頼できます。
確かに、T先生がおっしゃることにも納得できました。

でも、「がんとともに生きる」ためには、「自分がいいと思ったことはやってみる」と
決めたこともあり、今回は受けてみました。

この検査は、自由診療(保険適用外)で、18万円でした。
検査の価値をどう捉えるかは、人それぞれです。
私にとっては・・・かなり高額でしたが、今の状態が画像や
血液検査以外の点でわかったこともあり、それなりに満足しています。

大腸ESDなど、先進医療23技術が保険導入へ

7クール目 副作用も落ち着き、終わりました。
明日から、1週間の休薬期間です。

患者本人は 「治りたい」
患者の家族は 「治ってほしい」
医師などの医療従事者は 「治したい」
向かう先は みんな同じ がんの『寛解』

がんの寛解状態(=完全寛解)の定義はがん種によって異なります。
一般的には、様々な検査でがんが確認出来ず(再発や転移を起さない状態)
正常細胞に悪影響を与えない状態を指します。寛解状態が5年続けば
一応「治癒」と判断されます。
一応と言うのは、5年以上経過しても再発することが少なくないからです。
従って、寛解状態=治癒ではありません。(完全奏効とも呼ばれます。)

火山に例えると、休火山の状態です。 寛解を過ぎてから再発、転移したり
別のがんになることもあります。

一度がんになると、そうでない人より5倍の確率で別のがんに
かかり易いといわれます。
5年を過ぎてからの再発や、別のがんの出現だってありうるのです。
これががんという病気の怖さ。
がんへの 不安と怖れは、一生決して消えないんです。

再発・転移がんはなぜ寛解できないのか?
がんの切除手術で目に見える範囲は全部取れたのだけれど、
5年以内にまたがんが見つかったという場合、「再発・転移がん」となり、
寛解(根治)をめざすのは難しいとされています。

がんにとって、この「5年」にどういう意味があるのか?
最初の1個のがん細胞が肉眼で認識できるようになるまで
10年程度かかります。
つまり、手術後5年以内に肉眼で検出できる腫瘍ができたということは、
手術の時点で既にがん細胞が、転移巣に根づいていたことになります。

逆に5年たっても出てこなかったら、手術時にがん細胞は狭い範囲で
とどまっており、一掃できたと判断できます。
そのため、多くのがんで5年生存率と治癒率を同じように扱っています。

5年以内に転移もしくは再発したということは、原発巣を切除するまでに、
すでに、がん細胞がからだ中に移動してしまっているわけです。
従って、からだのどこにがんが根づいているか全部突き止めるのは不可能で、
どこにあるかもわからないので、がんを叩く標準治療では、
全身を巡る薬剤を使う化学療法しかないのです。

では、なぜ化学療法だと根治をめざせないのか?
化学療法に使う薬剤は大きく分けて、「抗がん剤」、「ホルモン剤」、
「分子標的薬」の3種類です。

「抗がん剤」は、細胞が分裂するのを様々なタイミングで妨害し
細胞を殺します。この時、がんだけでなく正常細胞も無差別に攻撃します。
がん細胞を全滅させるだけの量を使うと他の正常な細胞も攻撃を受けるので
患者へのダメージも非常に大きい(これが、副作用)のです。

また、抗がん剤は、残念ながら、がん細胞の中で薬に強いものは
生き残ってくる(薬剤耐性)ので、そのうち効かなくなり
薬を変える必要があります。

と言っても、次から次へと変える薬があるわけでもなく、当然、
耐性を持ったがんを攻撃するより強い抗がん剤になるわけですから
からだへのダメージも強くなります。

いわゆる がんが勝つか からだが勝つか です。

「ホルモン剤」は、ホルモンががん細胞を増殖させている場合に
その働きを抑えるもので、がんを全滅させる力はありません。

「分子標的薬」は、がん細胞のみが持っている特徴を攻撃するもので、
理論的には正常な細胞には作用しないので副作用は少なくのですが
やはり、薬剤耐性もあるようです。

私の主治医のT先生は、告知の時に言われました。
「治療は、がんを叩くことじゃない。
あなたが何をしたいか。その目的のためにあるもの。」

つまり、私のように転移がんの治療では、寛解をめざすのでなく、
できる限りQOLの高い状態で少しでも長く元気でいられることを
めざすということなのです。

それゆえに、どんな治療を選び取るか患者自身の人生観が問われます。

悔いのない選択をするためにも、自分の人生観をしっかりと見つめ、
治療に関する情報を集めていくことは必要です。

厚生労働省の先進医療専門家会議は2012年1月19日、第2項先進医療に
指定されていた技術のうち、23技術について保険導入が妥当とし、
2012年度の診療報酬改定に向けて中央社会保険医療協議会に
報告することを決めたそうです。

個人的には、陽子線治療、重粒子線治療が見送りされたことは
残念に思いますが、患者としては、ひとつでも保険適用内での治療が
増えることには期待します。

以下、日経メディカルオンラインより抜粋

先進医療とは、承認された医薬品や医療機器を使用しているものの、
未だに保険適用の対象となっていない先進的な医療技術のこと。

先進医療ごとに設定された施設基準を満たす保険医療機関が届け出れば
実施でき、保険診療との併用が認められている。

先進医療に指定され、実施されている89技術のうち、1次評価で評価員全員が
「保険導入が妥当」と結論した総合A評価の13技術、1次評価で評価員の意見は
分かれたものの主担当が「保険導入が妥当」と結論した総合B1評価の14技術のうち
10技術、合わせて23技術が中医協に報告される。

うち、年間実施件数が最も多かったのは、内視鏡的大腸粘膜下層剥離術(大腸ESD)。

同技術は、09年7月付けで早期大腸癌または腺腫を適応症として先進医療に
指定されており、2010年7月~2011年6月末までの1年間に143カ所の医療機関が
計3006件実施した。

先進医療総額(保険診療分を除く)は約4億6000万円に上る。

総合B1評価だった14技術のうち、陽子線治療、重粒子線治療、培養細胞による
ライソゾーム病の診断、培養細胞による脂肪酸代謝異常症または
有機酸代謝異常症の診断の4技術は保険導入が見送られた。

陽子線治療と重粒子線治療は、過去の診療報酬改定時に指摘された費用対効果や、
普及性などに課題が残るためとしている。

夢という字

7クール目 11日目 ほとんど日常生活に戻っています。

今日は、実家にあった段飾りのお雛様を施設に運び、飾りました。

もう、実家に飾ることもないので、利用者のみなさんや職員にお雛様を
楽しんで頂けたらと思い、寄贈しました。

このお雛様は、母が元気だった頃、いつも母が飾ってくれていました。
そして、母は、飾り終えたお雛様を優しい笑顔でずっと見ていました。
ふと・・・お雛様のお顔が母の顔に見えて、涙が流れてしまいました。

さて、節分も終わり、昨日4日は『立春』
立春は、冬至と春分の間の2月4日頃にあたります。また、この日から雨水
(うすい:温かさに雪が雨にかわり、氷がとけ始める頃。2月19日頃)までの
期間を立春と呼ぶこともあります。

立春は冬と春の分かれる節目の日である「節分」の翌日で
「寒さがあけて春に入る日」いわば春の初日で、暦の上では、もう春ですね。

春と言えば・・・やはり、卒業や入学、進学、就職など、何かしら新しい夢を
持って、事が始まる感じがします。

夢という字の語源
「夢」という漢字の部首は草冠ではなく、夕方の「夕」、これが
夢の部首だということです。
これは、夢の語源に大きく関係しています。実は、草冠ではなく
上の部分は“羊の角と目”を表しています。
それに夕方の明るさ(夕)にかぶせ物(冖)を組み合わせた字が
“夢”という形の成り立ちです。

“夢”とは、人が心の中に思い描いている願いや、まだ現実になっていないものを
言うことが多いですよね。
つまり「夢」とは、見えそうで見えないぼやっとしている様子、
現実のものと思えないことを意味しています。

羊の目は細く瞳孔は横向きで焦点を定めるのが難しいといわれています。
その目に、夕方のぼっとした明るさに更に被せものをしている様子を
組み合わせて、現実ではないはっきりとしない様子を強調させているのです。

なんとなく夢のない話になってしまいましたが・・・

文字職人 杉浦誠司さんの夢という字への思い から

『夢』っていう字は、草むらにこう寝っころがって夕日を見ているのよ。
ところがね、夕日の前にはモヤがかかっている。
夢の前にはモヤがかかっていて、絶対に夢は叶わないだとか、
夢って一筋縄にはいかないんだとか、そう思っている人も
居るんだけれども。
でもそのモヤがはけて、その夕日がクリアに見えた時、
夢は絶対に叶うんだっていう信念を持って突っ走れる。

なんだかとても素敵な話です。

そして、彼のHPをみると・・・
yume1.jpg
「夢」という字は、「ありがとう」の意なのかもしれませんね。

また、夢という字が「草」を意味するとして、確かに草は
枯れてしまうかもしれません。
でも、草というのは根があれば再び伸びてきます。
ひとつの夢が枯れても、夢の根を腐らせてはいけないのですね。

緩和ケアについて、少し補足です。

以下、がん情報サービス より抜粋

緩和ケア外来

緩和ケア外来は、通院中の患者さんに対して、院内の緩和ケアチームが行う外来です。
入院中に緩和ケアチームの診療を受けていた患者さんも、退院後
引き続き緩和ケア外来で診療を行います。

がんの治療が一段落しても、痛みやだるさが残ったり、病状の変化や生活について
不安が生じることもあります。
緩和ケア外来を定期的にあるいは必要に応じて受診することで、
こうした苦痛を軽減できます。
また緩和ケア外来を行う医療スタッフが、地域の診療所や訪問看護ステーションと
連携して、自宅での緩和ケアを支援する場合もあります。

・緩和ケアチームの費用
厚生労働省から認可を受けた緩和ケアチームによる診療を受ける場合には、
入院にかかわる医療費などに加えて、「緩和ケア診療加算」として
定額の費用がかかります。

緩和ケア診療加算の費用は1日あたり2,500円×健康保険の自己負担率です。
例えば3割負担の場合には、1日あたり2,500円×0.3=750円が
医療費に加算されます。

1ヵ月の医療費の合計が一定額以上になる場合には、高額医療費制度を使用して
自己負担限度額を超えた部分の払い戻しを受けることができます。

緩和ケア病棟(ホスピス)

緩和ケア病棟と一般の病棟の違いには以下のようなものがあります。
(1)体と心の苦痛緩和に力を注ぐ
病棟で担当する医師や看護師は痛みや呼吸困難など、さまざまな苦痛を
和らげる方法の知識や技術に精通しています。
また、患者さんや家族の心の問題についても時間をかけて対応が行われます。
(2)苦痛を伴う検査や処置を少なくしている
点滴や注射などの処置や検査は、つらい症状を和らげるために必要最小限に
するように配慮されます。
医学的な必要性ばかりを優先するのではなく、患者さんや家族と相談しながら行います。
(3)患者さんや家族がくつろげるデイルームがある
多くの緩和ケア病棟には、季節の行事や音楽を楽しんだり、面会の方と
くつろげるデイルームがあります。
ベッドからの移動が難しい患者さんの場合でも、病棟の医師やスタッフが
協力して、少しでも日常生活の中での楽しみや、変化を感じられるように工夫しています。
(4)面会時間の制限が少ない
家族や大切な方々が面会できるように、面会時間の制限がない施設が多くあります。
ペットと面会できる施設もあります。
(5)患者さんの家族が過ごしやすい設備がある
病室は個室が多く、家族が患者さんのそばで宿泊できるソファーベッドなどを
備えている施設があります。
また、家族が休息するための家族室、患者さんや家族のために簡単な
料理ができるキッチン、家族が入浴できる設備がある施設もあります。

・ホスピス・緩和ケア病棟の費用
厚生労働省から「緩和ケア病棟」として承認を受けた施設の場合
、医療費は定額制になっています。

「緩和ケア病棟入院料」は1日あたり37,800円×健康保険の自己負担率です。
例えば3割負担の場合に支払う医療費は、1日あたり37,800円×0.3=11,340円となります。
1ヵ月に支払う医療費の合計が一定額以上になる場合には、高額医療費制度を利用して
自己負担限度額を超えた部分の払い戻しを受けることができます。

『緩和ケアにおける診療報酬で国も後押し』(東京新聞 2012.1.17)
 2007年施行の「がん対策基本法」で、緩和ケアは「早期から適切に行う」と明記された。
 国は、緩和ケアの研修を受けた医師が、看護師と治療方針などを患者に
丁寧に説明した場合に支払われる「がん患者カウンセリング料」(一回5000円)を
10年に新設するなど、診療報酬でも実現を後押しする。

 静岡がんセンター総長の山口建さんは、報酬を評価しつつも、カウンセリング料が
患者一人一回に限られることを改善点に挙げる。

「がんの再発や専門の緩和ケアを始めるときなど、患者が不安を感じる節目ごとに、
患者と心の通う対話が必要」と、患者の心をケアするカウンセリングの効果を
もっと評価するよう求めている。

 厚労省は、専門的な緩和ケア外来を受ける患者数が「十分ではない」と
認識しており、4月の報酬改定では、緩和ケア外来への報酬を新たに設ける方針だ。


糖分の摂取について

なぁ~んと、身長155cm 体重40kg で体脂肪率32%に
なってしまいました。(苦笑)
ちなみに BMIは17%くらいのやせ型。笑うに笑えないです。

副作用の吐き気や倦怠感で食欲が落ちて、点滴後5日間くらいで
-2~3kg減になり、その後、体調の回復とともに食欲が出てくると、
代謝が悪くなっているため、脂肪燃焼せずに、脂肪が溜まっていく・・・。

ダイエット→リバウンドの繰り返しと一緒のサイクルの結果?

確かに、食欲が回復すると、甘いものや好きなものばかり食べて、
偏食気味だったせいですね。
これ、ちょっと危険信号ですよね。

筋肉を増やして基礎代謝量(じっとしていても消費するカロリー)を
上げなきゃ!!!
そして、当面、お菓子などの糖分を制限して、しっかりタンパク質を
摂っていかないと!!!
炭水化物も必要量はとらないと!!!
それと、運動!!!

私達は、疲れたときに甘いものを食べると、元気がわいてきますね。
これは、糖分に含まれるブドウ糖が、からだを動かすための
エネルギー源となるからです。

血液中のブドウ糖を体の組織に取り入れるために必要になるのが、
すい臓から分泌されるインスリンというホルモン。
ブドウ糖はこのインスリンの力を借りて代謝され、最終的には水と二酸化炭素になり、
そして代謝されなかった分は、グリコーゲンや中性脂肪となって、体内に貯蔵されます。

つまり、インスリンはブドウ糖をエネルギーに変えるばかりでなく、
中性脂肪を合成したり、中性脂肪の分解を抑制する役目も果たします。

インスリンは別名 “肥満ホルモン” とも呼ばれ、糖分が大量に口から入り、
ブドウ糖がどーんと血液中に送り込まれると、インスリンが増加して、
せっせと中性脂肪をつくりだすわけです。(怖い!)

甘味飲料やお菓子には糖分がたくさん含まれていますから、
血糖値が急上昇します。

するとすい臓がインスリンを分泌して血糖値を下げます。
あまりにもそういうことが続くと、すい臓が「もう疲れちゃって、
血糖値をうまく調節できないよ~」という状態になります。

さらに、糖分摂取で体調を調節したくなるので、甘味への渇望感が
起こりやすくなります。
甘いものを摂りすぎると、どんどん甘いものが食べたくなっちゃうわけです。

逆に糖質を含まない肉や魚、卵、野菜を増やした食事を続けると、
インスリンの分泌が減り、必要な糖を体内で作り出すために、
カロリーを多く消費するため、自然と体重が落ち、痩せやすい体質になります。

さらに、糖質を制限することで活性酸素を消去し、老化を抑え免疫を高めます。
砂糖だけでなく、炭水化物も、糖質と食物繊維を合わせた栄養素ですから、
体内で消化され、糖質と食物繊維に分解されます。

お菓子に入っている砂糖(砂糖は摂取されると、すみやかにブドウ糖と果糖に
分解され、血液へと流れ出す)や果物の糖質の果糖は、吸収されやすく、
すぐに消費されなければ脂肪に変わりやすい性質です。

さらに、果糖は、単糖類なので、いきなり血糖値を上げます。
(炭水化物は、ブドウ糖のような単糖類やでんぷんのような多糖類を含みます。)

つまり同じ糖質ではあっても、吸収のスピードが違うようです。

ちなみに、果物に含まれる酵素は、朝に食べるのと最大の効果を発揮します。
脂肪に変わりやすい性質と、酵素の働きを考慮すると、果物の摂取は
朝だけが望ましいですね。

また、炭水化物を取らなければ、人間はタンパク質を分解して
糖質を得ようとします。
なぜなら、脳の栄養源はブドウ糖だけだからです。しかしタンパク質を
無理やりに糖化すれば、副成物(チッ素化合物)による肝臓負担などの
健康影響も考えられます。

だから、炭水化物ぬきダイエットはあまりよくないわけです。

ゆえに、私たちのからだには糖質は必要です。
しかし『取りすぎ』は怖いのです。

どちらにしても糖分の摂り過ぎは、がんの要因だけでなく、慢性疲労や
集中力の低下、頭痛・肩こりなどの原因となります。

このほかカルシウム不足になり、骨折・虫歯・イライラもあらわれ、
他にもビタミンB群、鉄、ビタミンCなど様々な栄養素の消耗を招きます。
ですから、主食となる炭水化物は、果物から摂取する糖質の量を考えて、
その分を控えるとよいわけです。
(果物からは、ビタミンやカリウムなどが取れるので、やはり必要です。)

また、甘味という点では、砂糖でなく、はちみつを使うと
ミネラルやビタミンも捕捉できます。
後は砂糖類、脂質を控えて、低カロリーで高タンパク質のメニューが大切ですね。

つまり大切なことは
からだが喜ぶものはしっかり摂って
舌が喜ぶものは控えて 
ということです。

ただし、がんと糖分という点から考えると、糖分はいけないというような
単純なことではないと思います。

確かに、がん細胞は酸素を必要としない嫌気性呼吸をし、糖分を分解して
乳酸をつくる解糖系の回路を使って発生するエネルギーで生き延びようとします。

酸素なしで生きられるというのは、がん細胞が低体温を好み、
血流が悪くなって循環障害を伴い、リンパ球も活性化せず免疫力が
低下している時に増殖するということです。

糖分の摂取を控えることだけでなく、心身のストレス、抗がん剤や他のクスリなどの
ストレスが交感神経を緊張させて血流障害を招くので、がん細胞にその回路を
利用させないように、からだを積極的に温めるなどして体温が下がらないように
することが大切ですから。

とはいえ、私、まずは体脂肪を落とさなきゃ。

ということで、家にあったお菓子類をすべて箱に詰め込みました。
結構、買い置きのお菓子やバレンタインディのためのチョコもあり、
かなりの量・・・。
施設の職員スタッフへ事情を話しておすそ分け(笑)

抗がん剤 新薬情報

7クール目 7日目
ようやく薬が抜け始めました。
先回同様、5日目までは、吐き気と倦怠感、頭痛で終日寝込んでました。
昨日は、夕方までは比較的回復傾向で、夕食後、また吐き気が強くなり・・・。
副作用にも、慣れてきた感じです。

抗がん剤の新薬情報がいろいろと出ています。
これらの情報から、抗がん剤の選択肢が増えていること、そして、患者の生活の質を
高めることに重点がおかれてきていることがわかります。

初めてT先生から、がんの告知を受けた時「2年頑張れば、新薬が出て
治るかもしれない。大腸がんの抗がん剤はここ数年かなり進歩しているから」
そう言われました。

その時は・・・そんな都合よく新薬が出てくるものかしらぁ。
それに、それまで、私のからだと心がもつのかしら・・・
と思ったものですが。

最近、副作用が軽くなって嬉しいのですけど、その反面、不安にもあります。
副作用がひどいほど、抗がん剤が効いている ということもあるそうです。
つまり、副作用が軽くなったということは、抗がん剤が効かなくなった???

今日の外来で、T先生に尋ねてみました。
「副作用が軽くなったのはいいこと。副作用にも慣れてくるし、
 不安もなくなっていくから。」

「慣れる?」

「そう、からだが抗がん剤にも慣れてくるから。最初は、相手が何者か
 わからず、びっくりしとるけど。それに、慣れてくると、不安も
 無くなっていくから、楽に感じられると思う。」

「ふ~ん。なるほどです。」

「副作用がなくても、治療の効果が出ている患者さんもいる。
(私の手をみて)手の荒れもなくきれいだし。副作用の程度から
 治療効果を測ることはできない。治療効果がわかるのは、CTなどの
 画像検査だからね。次回までに、一度、CT撮っておきましょうか?」

「はい。そうしてください。」

がんの告知を受けてから、抗がん剤の治療を始めるまで、がんの基礎知識、
代替治療、食事療法、がんからの生還者の方の体験などの本をかなり読みました。
読み過ぎて?情報過多になり、脳が飽和状態になりました。(笑)

何を信じていいか わからなくなり、結局は、がんは千差万別。
何が効くかは わからない。やってみないとわからない。

結局、心に決めたことは

『標準治療にすがらない。』
『代替療法や最先端治療にも期待しすぎない。』
『5年生生存率も余命宣告も信じない。』
『主治医にお任せしない。自分自身も主治医。』
『情報に惑わされない。
   情報取集は自分なりのガイドラインを持つ。』
『がんになった生活習慣を変える。』
『自分で価値があると思うことは、やってみる。』
『毎日、明るく笑って過ごす。』
『病気になっても病人にはならない。』


ちょっと今一度自分自身に宣言するために、強調してみました。(笑)

以下、最近の情報を日経メディカルオンラインより抜粋

2012. 1. 23
経口マルチキナーゼ阻害剤regorafenibは標準的治療が無効の転移性大腸癌の生存を改善

標準的治療の後に進行した転移性大腸癌に対し、経口マルチキナーゼ阻害剤
regorafenib (BAY 73-4506)はプラセボに比べ有意に生存を改善したことが、
日本を含む16カ国で実施された多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照フェーズ3試験
CORRECTの中間解析で明らかになった。

2011. 11. 4
TAS-102は標準治療が無効な切除不能進行大腸癌のKRAS変異型でOSを有意に改善

新規経口ヌクレオシド製剤TAS-102は、標準的な化学療法が無効な
切除不能進行大腸癌で、KRAS変異型の患者では生存期間を有意に延長させることが、
フェーズ2試験(10040030)のKRAS遺伝子による層別解析で明らかになった。
一方、KRAS野生型患者では有意な延長は示されなかった。

2011. 10. 28
切除不能大腸癌でIRIS+ベバシズマブの安全性と有効性はFOLFIRI+ベバシズマブとほぼ同等

切除不能結腸・直腸癌に対する一次、二次化学療法として、mFOLFIRI+ベバシズマブと
IRIS(S-1、イリノテカン)+ベバシズマブはともに安全かつ有効で、
IRIS+ベバシズマブの方がやや無増悪生存期間(PFS)は良い傾向のあることが、
東北臨床腫瘍研究会による安全性確認試験で明らかになった。

2012. 1. 25
一次治療でオキサリプラチンをベースにした化学療法を受けた大腸癌患者ではERCC1とDPDの発現が高い

切除不能大腸癌に対するイリノテカンによる一次治療を受けていない症例の
二次治療として、経口剤を用いたIRIS療法とFOLFIRI療法を比較する第Ⅲ相試験である
FIRIS試験が行われた。この試験の結果、IRIS療法がFOLFIRI療法に非劣性で
あることが証明された。また、サブセット解析の結果、オキサリプラチンによる
前治療歴がある集団では、IRIS療法の方が有意に良い効果を示すことが明らかになった。

2011. 11. 2
進行・再発大腸癌に対するベバシズマブ併用mFOLFOX7療法はオキサリプラチンを間欠投与しても有効で忍容性が高い

進行・再発大腸癌に対するベバシズマブ(アバスチン)を併用した
mFOLFOX7療法+オキサリプラチン間欠投与は、FOLFOX+ベバシズマブを
増悪まで継続投与したこれまでの臨床試験と同様の有用性が確認された。

2011. 11. 2
進行・再発大腸癌に対するベバシズマブ併用mFOLFOX6療法はオキサリプラチン間欠投与しても一次治療期間を延長させてOSを延長させる

進行・再発大腸癌に対する一次治療として、神経障害の軽減を目的にして
オキサリプラチンを中断、再開したmFOLFOX6+ベバシズマブ併用療法は、
海外での臨床試験OPTIMOX1で示されている病勢制御率、オキサリプラチンの
再導入率よりも良好で、日本人において全生存期間を延長させる治療法で
あることが示唆された。

2012. 1. 24
大腸癌の二次治療でFOLFIRI+パニツムマブ(ベクティビックス)はPFSと奏効率を改善、皮膚毒性発現が生存期間延長の鍵

転移を有するKRAS野生型の大腸癌患者のセカンドライン治療として、
FOLFIRIとパニツムマブの併用を検討した無作為化フェーズ3試験「181試験」の
最終結果から、無増悪生存期間(PFS)と奏効率が有意に改善し、さらに
グレード2~4の皮膚毒性が発現した患者のPFSとOSは、同グレードが
0~1の患者と比較して有意に延長したことが明らかになった。


プロフィール

さくらのように

Author:さくらのように
仕事にやりがいを感じながら、日々、懸命に生きてきました。
でも、ある日、進行がんを告知され、これからの人生を
がんと向き合いながら、どう生きていくか・・・

何かに向かって懸命に生きるというこは
たとえ、それが叶わなかったとしても
誰かの生きる希望や力になれる

そう信じて・・・。

心からの笑顔いっぱいに生きていきたいと思います。

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