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緩和ケア

休薬期も今日で終わり。
抗がん剤治療を始めてから、5か月が過ぎ、明日から、7クール目。
思ったよりも、続けられている(笑)

さて、『緩和ケア』と聞くと、終末期に、もう治療の術もなく、
あとに残された時間を過ごすためだけのケアと思っている方が多いのですが、
実は『緩和ケア』というのは、がんの早期治療から始まっているものなのです。

つまり、がんに伴うからだと心の痛みを和らげ、生活上の支障を
可能な限り取り除き、日常生活やその人らしさを大切にする考え方から
行われる治療が緩和するケアなのです。

WHO(世界保健機関)による緩和ケアの定義(2002年)
緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に
対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を
早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、
苦しみを予防し、和らげることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を
改善するアプローチである。

がん情報サービス
http://ganjoho.jp/public/support/relaxation/palliative_care.html

緩和ケアを、がんの進行した患者に対するケアと誤解し「まだ緩和ケアを受ける
時期ではない」と思い込んでしまう患者さんや家族は少なくないでしょう。
実際に、私もがんになるまでは、緩和ケアとは、最期の治療と思っていました。

がん治療には、多くの場合、痛みや吐き気、倦怠感など身体的に
辛い副作用があります。
また、ひどく落ち込んだり、苛立ったり、落ち着かなかったり、眠れないと
いった精神的な不安を伴うこともあるでしょう。

そして、がんそのものの痛みもあります。
痛みが強いままではがんの治療もつらく、また生活への影響も大きくなってしまいます。
だからこそ、痛みや吐き気、食欲不振、だるさ、気分の落ち込み、孤独感などに
対して適切な治療やケアを受けることは、生活を守り、自分らしさを
保つことにつながります。

緩和ケアは、最期の治療ではなく、治療の早期の段階から受けることが
できるものなのです。
kanwa.jpg
実際に、早い段階から緩和ケアを受けた患者の生存率は高くなっているそうです。
痛みや生活の支障が少しでも緩和されれば、治療に対する意欲もわいてきます。

具体的な緩和ケアとは
【1】自分の病気を知り、治療法の選択を助ける支援
【2】がん痛み、副作用などのつらい症状を取り除くケア
  ・ 痛みを取り除く
  ・ 痛み以外の様々な症状を取り除く
【3】日常生活を取り戻すケア
  ・ お食事を楽しむケア
  ・ 苦痛や不快感を最低限にするための排泄のケア
  ・ 夜にぐっすり眠れるようにするためのケア
  ・ 好きな姿勢をとったり、自然な体位や寝返りをうつケア
  ・ からだをきれいに保つケア
  ・ 患者さんにとって心地よい環境を提供するケア
【4】こころのふれあいを大切にし、元気になるケア
・自分の存在や生きる意味についての悩み
・不安や気分の落ち込み
【5】家族へのケア
【6】自宅でも、緩和ケアを受けられるようにする
【7】生活における側面での経済面、福祉制度、医療費の問題、
転院や自宅での在宅療養について 

緩和ケアを受けるには、主に緩和ケア病棟への入院という方法と、
緩和ケアチームによる診療という2つの方法があります。

また、がん診療連携拠点病院の指定を受けている医療機関は、
緩和ケアに対応できる機能を持っています。現在は外来診療や
在宅療養についても対応が進んでいます。

私の治療を受けている行院では、入院患者には緩和ケア病棟が、
外来・在宅治療では、緩和ケアチームが対応しています。
緩和ケアチームには、主治医や看護師、薬剤師・ソーシャルワーカー
(医療社会福祉士)だけでなく、カウンセラーや栄養士、リハビリのための
理学療法士・作業療法士も関わります。

静岡県立静岡がんセンター(同県長泉町)では緩和チームの取り組み
(東京新聞より)

「痛みで寝られない」「食べても吐いてしまう」-。
静岡がんセンターの緩和医療科の外来で、患者がさまざまな苦痛を訴える。
訪れるのは、抗がん剤や放射線による通院治療を受けている人、
緩和ケア病棟の入院待ちの人など。
がんと診断されて間もない人もいる。

診療科の主治医も必要に応じて痛み止めなどの基本的な緩和ケアを施す。
緩和医療科が担当するのは痛みの症状がひどい人、薬で痛みが減った代わりに
新たな副作用に苦しむ人など、専門的な関わりが必要な患者だ。

同科部長の大坂巌さんは「痛みで食欲が落ち、体力が低下すれば、
がんの治療に支障が出る。そうならないよう、症状が出たら早く手を打つのが、
今の緩和ケアの流れ」。

早く緩和ケアを受ければ苦痛が早く取り除かれ、生活の質が上がる。
ケアで生存期間が延びるという報告もある。

診察では、苦痛の原因を探り、対策を考える。痛み止めの薬の専門知識を生かし、
薬を最適な量に調整する。
苦痛の原因が薬の副作用なら、症状の出にくい薬に変える。

無報酬で受診後のフォローもする。副作用などが心配な患者には診察の数日後、
電話で症状を確認、必要な指示をする。受診患者からの電話相談も受ける。
診察には、心理療法士が同席。患者のストレスがひどい場合は、診察後も話を聴く。

心のケアも、緩和ケアの一環だ。

センターには緩和ケア病棟があるが、一般病棟でも、緩和ケアチームに
よる専門のケアがなされている。

緩和ケアの専門医、心をケアする腫瘍精神科医、心理療法士、看護師、
薬剤師で組織。患者の異変に看護師が気付いたら、主治医と連絡を取りつつ、
緩和ケアチームに介入を要請。
主治医に限らず、病院スタッフの誰もが要請できるようになっている。

患者の中には、医療用麻薬への拒否感で服薬を拒む人も。そんな時は、
チームの中の薬剤師の出番。
「依存性がある」などの誤解を解き、時間をかけて説明する。

抑うつ状態の患者には主に、腫瘍精神科医と心理療法士が関わる。
うつ病と判断すれば、精神科医を中心に服薬などのうつ病治療をする。
話をじっくり聴くことで、精神的な苦痛を和らげられそうなら、心理療法士が前面に出る。

むくみで足が痛む患者には、チーム外の作業療法士が足をマッサージして
症状を和らげることも。

緩和ケアに精通した専門職が、持ち味を生かして患者を支える。
大坂さんは「患者がつらいと思ったとき、すぐに効果的な対策を取ることが大事」と話している。

私も、緩和ケアとは何かを知ったことで、今後の治療や自分のがんの進行に
対しての不安が小さくなりました。

そして、治療における痛みや辛さは、些細なことでも主治医や看護師に
相談することが何よりと、あらためて痛感しました。
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からだの冷え

昨日は、大寒。1年で最も冷え込み寒い日です。

服薬期間が終わって、寒冷による手足のしびれや痛みはやわらいでいますが
冷え込むとやはり痺れてきます。

「低体温と免疫」について
西洋医学、東洋医学に精通されているイシハラクリニック院長、石原結實先生は、
体温の低下を憂慮して次のように言っています。

「体温が1度下がると免疫力が37%落ちます。代謝は12%落ちます。・・・
体温が平熱より1度上がると免疫力は5倍に上がります。だから病気をすると
体温が上がるんです。」

さらに加えて、「がん細胞は、35度で一番増殖します。39.3度になると
死にます。がんが増えているのは、体温が低下したからです。」

その証拠として、高い温度を有する心臓や脾臓にはがんは発生しなくて、
中が管になっていて冷えやすい臓器(食道・胃・肺・大腸・卵巣・子宮等)に
発生しやすいのだそうです。

また、身体が冷えると血流が悪くなります。
低体温になる理由としては、前述の石原先生は、第一に身体を動かさなくなったこと、
第二に減塩のし過ぎ、第三に水分の摂り過ぎを指摘しています。

人の体温の4割以上は筋肉で生まれるそうで、動かないと冷えます。
それゆえに、ウォーキングなどの運動が大切なこともわかります。

次に減塩のし過ぎについて、自然塩なら身体の要求に応じて
しっかり摂る方が望ましいとのこと。

水についても、習慣的に年中冷たい清涼飲料水を飲んでいると、
冷たいだけでなく甘いのでからだを冷やすそうなのです。

他にも、夏は冷房で、冬は薄着で冷え、年中ビール、アイス、生野菜などで
身体を冷やし、食べ過ぎ、ストレス、睡眠不足とこれまたからだを冷やします。

私は、現在体重が40kgをきっていますが、体脂肪率は20%ほどあります。
以前は、46kgほどでしたが、体脂肪率は17%ほどでした。
体重は減り痩せたにもかかわらず、脂肪の割合は増えているわけですが、
これは、筋肉がそれだけなくなったということです。

スポーツ界のアスリート達は、体脂肪率は一桁ですよね。
(EXILEメンバーもそうだとか・・)
つまり、体脂肪は、脂肪を落とすだけでなく、からだを鍛えて筋肉を
つけなければ、減らないのです。

食べないだけのダイエットでは、脂肪は減っても筋肉がつかないので、
エネルギー代謝も悪くなり、結局、リバウンドしてしまうわけ。
筋肉をつければ、エネルギー代謝も高まって、からだが温かくなりやすい
からだになります。

私も、もう少し、散歩などの運動を、ちゃんと生活習慣に取り入れようと思っています。

そして、からだを冷やさないようにするためには、やはり、食生活。
地中で生きている作物(人参・ゴボウ・大根・蓮根・芋等)は、からだを
温めるように、できているそうなので、たくさん食べるように心がけています。

逆に、太陽に向かって伸びている野菜類は、からだを冷やしやすいので、
熱を加えて、油や味噌で炒めて、また生姜・ニンニク・玉葱・唐辛子など、
からだを温める食材と一緒に調理して食べるように。

熱帯で採れる果物(バナナ・パイナップル等)は、暑さから身を守るために
からだを冷やすようにできているので、代わりに寒帯で採れるリンゴを。

牛乳・コーヒー・お酒も過ぎないように。

そして、食べ過ぎず、少食をゆっくりよく噛んで食べることです。
最近のお試しは、紅茶におろした生姜と、黒砂糖を加えた「生姜紅茶」。
本当にからだがぽかぽかになります。

「基礎代謝力の低下について」
基礎代謝とは、体を横たえてまったく体を動かしていなくても、呼吸をする、
心臓を動かす、体温を保つなどさまざまな生命活動のために常に
使っているエネルギー。

つまり、「生きていくために最低限必要な最小のエネルギー」のことで
1日の総消費エネルギー量のうち、基礎代謝量は約70パーセントを占めています。

70%も占めているのですから、ダイエットとはつまり基礎代謝力を上げることに
なるのですが、基礎代謝力は、体の大きさと筋肉率に比例します。

食事制限、特に極端な食事制限とすると落ちていきます。
脂肪も落ちるけど筋肉も落ちるんですね。

ダイエットをするとこの基礎代謝力はほとんど落ちていきます。
基礎代謝が落ちているのに食事量を元に戻したら
それは即リバウンドへとつながります。

恐ろしいことにリバウンドで増えた分は、筋肉でなくてほとんど脂肪として
増えるんですね。
そうして基礎代謝力は低下し、以前よりも太りやすい体質になっていくのです。

「がんと甘いもの」について
がん細胞は「食いしん坊で甘いもの好き」です。(笑)
がん細胞は正常な細胞と比べてエネルギー消費が激しく、ブドウ糖を
多く細胞内に取り込みます。

PET検査ではこの性質を利用して、検査薬が体の中で多く集まる場所、
つまりがんの疑いがある場所を、画像でつきとめるというわけです。

つまり、甘いものは、がんの栄養になってしまうということなのです。

また、漢方のガン治療では、栄養を摂りすぎると、余った栄養ががん細胞に
回って、ガン細胞を太らせることになるとも言われています。

がん細胞は、無限に栄養を摂取してからだの中で、大きく広がりつづけることが
出来るのです。つまり、余分の栄養をからだに取り込むほど、ガンの進行が
早くなり、転移しやすくなるわけです。

確かに、私は甘いものが大好きで、ご飯を食べなくても、デザートはしっかり
食べるという食生活でした。(苦笑)

今は、全く食べないとかえってストレスが溜まるので、1日に食べる量を
決めてはいるのですけど・・・
ついつい食べ過ぎてしまうので、なんとかしないと!
まずは、甘いものは、必要以上に買わないこと から始めます。

おむすびの日

今日は、おむすびの日

1995(平成7)年1月17日は、阪神・淡路大震災の日。
食べ物もなく、不安のどん底にいた被災者は、ボランティアによる
炊き出し(おむすび)に助けられました。
いつまでも食料とりわけ米の重要性、ボランティアの善意を忘れないために、
「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」により、2000年11月に
阪神・淡路大震災発生日の1月17日を「おむすびの日」と定められました。

ちなみに・・・
「おむすび」と「おにぎり」の違いは?
私は、どちらかといえば「おむすび」ということが多いですけど。
日本でおにぎりと言えば三角に握ったものというイメージが強いのですが・・・。
『おにぎり・おむすび風土記』(生内玲子、日本工業新聞社、)によると、
ごく大まかには、東日本は「おむすび」が多く、西日本は「おにぎり」が
多いという傾向があるようです。

おむすびというのは、元は御所の女房言葉であったそうで、
宮中の女房詞に由来する「おむすび」は上品なイメージ、
「おにぎり」は俗なイメージという見方もあります。

特に決まりというものはないようですけど、大方の慣習として、
形としては、三角形は、普通の弁当に、俵型は、いわゆる「晴れ」の席での
弁当に、作られているみたいです。

また・・・
そもそもこの「おむすび」と「おにぎり」という言い方は縁起を担いだもので、
おにぎりは「鬼切り=禍を退ける」
おむすびは「お結び=良い縁を結ぶ」から来ているとかも。

ならば、自分の思いの「おにぎり と おむすび」を心に抱き、
これからの日々を過ごしていきましょ。

そして、「おむすび」と言えば・・・
佐藤初女さんの おむすびの祈り「森のイスキア」こころの歳時記 (集英社文庫)
佐藤初女さんは、青森県の弘前にお住まいで、岩木山の麓に青森で、
心に悩みを持った方々のための施設 "森のイスキア” を主宰されています。

彼女の作ったおむすびで自殺を思いとどまった青年のエピソードがきっかけで、
ドキュメンタリー映画”地球交響曲第2番”に出演、
その名を広く知られるようになりました。

「森のイスキア」では、そこを訪ねる方々を心のこもった料理でもてなしています。

初女さんのお作りになるおにぎりは、見た目はのりで包まれた丸くて
何の変哲もないおにぎりです。
おにぎりの中身は梅干しですから、これもけっして特別のものではありません。

それでいて、なぜ、彼女のおにぎりを食べると生きる意欲がわいてくるのでしょうか。

「おむすびを作るときは、お米の一粒一粒が息ができるようにと思って握ります。
だから、ぎゅっとは握りません。お米が苦しくなってしまうからです。」
初女さんの言葉です。

一粒の米の命にさえ心を配る初女さんの思いが、おにぎりを通して、
食べる人に伝わります。

おにぎりの中のご飯一粒一粒にまで心を配っている彼女のやさしさ、
思いやりが、悩み傷ついた人に生きる意味を思い出させるのではないでしょうか。

「一粒の米が集まっておむすびになり、それを食べた人に生きる意欲と
勇気を与えることができる」という感動的な話は、一粒一粒のお米は、
一人ひとりの人間に重ね合わせることができます。

どんな小さな命も、命は同じ。大切にしなくてはいけないのです。
そして、ひとりひとりが結びあえば、人に生きる力を与えるほどの
大きな力になります。
そうであれば、こんな私でも何か役に立てるかもしれないという希望に
もつながってきます。

昨日、施設に出向きました。
夕食の際、ご利用者様のWさんが、眠そうなお顔でウトウトされ、食が進みません。
普段は、Wさんはご自身でお箸を使って、ゆっくり召し上がりますが、
私は、声をかけながら、少し食事の介助をさせて頂きました。

咀嚼や嚥下の様子をみながら、食を口元へ運ぶと、モグモグと召し上がります。
とはいえ、目を閉じたままです。
「Wさん、食べられますか?大丈夫ですか?」と声をかけると
「はぁ~い」と返事もされます。

ただ、このような場合でも、ご自分で食することへの意識はあまりないわけですから、
十分配慮しなければなりません。

口へ運べば、召し上がるからといって、どんどん食べて頂いても
食後に嘔吐されたり、腹痛や下痢を起こす危険があります。
また、呑み込みが上手くいかず、誤嚥して、詰まってしまうこともあります。

私は様子をみながら、肉などは避けて消化の良いものだけを
ゆっくり介助させて頂きました。
2/3ほど召し上がったところで、げっぷをされたので、「大丈夫ですか?
まだ、召し上がりますか?」と尋ねると「もういいわ。今日は、もう食べられんわぁ」
と言われましたので、「じゃあ、今夜はこれで終わりましょうか?」と
再度、声をかけて終えました。

その後、他のご利用者様に呼ばれたので、S職員に、「Wさん、今日は、少し食が
進まないので、これで終わりにしましょう」と伝え、対応してリビングへ戻ると、
S職員が、Wさんの残っていた1/3の食事を介助しており、
ちょうど最後の一口を終えたところでした。
S職員は、私に「全部、食べられましたよ!」とニコニコ顔。

私は「そう。召し上がったのね」とWさんの顔を覗くようにしてみると、
口から噛みきれなかった鶏肉をどっさり出され、げっぷを繰り返されました。

S職員には、できるだけ全部召し上がってほしいという思いがあったのでしょう。
その気持ちも大切です。

そこで、S職員に「全部、召し上がって頂くことが大切なわけではないの。
大切なのは、利用者様のからだに負担なく、美味しく召し上がって頂けること。
そして、夕食は、その後、眠られるわけだから、胃や腸に負担がかからないように。
ゆっくり気持ちよく眠ることができるように。
お腹が過ぎすぎても眠れないし、食べすぎても気持ち悪くなっちゃうよ。」と伝えました。

S職員も「そうですね。僕達でも、食いすぎると気持ち悪くなりますもんね。
すいませんでした。」とわかってくれました。

今、私のできることは、こうして、職員にケアの大切さを伝えていくこと。
明日も処遇会議と研修についての話し合いがあるので、施設に出向きます。

病気になっても病人にはならない

10日目ですが、体調は、ほとんど回復しています。
常温水も普通に飲めるようになり、ほっとしています。
ただ、冷えきったものを飲んだり食べたりすると、舌の感覚異常や
味覚異常が起こります。
寒冷による手足の痺れも、まだ残っていますので、手袋や靴下は2重にして、
カイロは手放せません。

さて、人間の体では毎日3000個のがん細胞が発生しているそうです。
しかし、からだには50億個のがん細胞をやっつけるキラー細胞がいるので、
人はがんにならずにすんでいるのです。

しかし、何等かの原因でキラー細胞が少なくなったり、元気がなくなると、
免疫力が低下して、その隙にがん細胞が増殖しあばれだします。

キラー細胞が減るのは、放射線をあびたり、強い抗がん剤を服用したり
免疫抑制剤を服用した時です。

そして、勢いが弱るのは精神的なショックを受けた時だそうです。
そのショックからすぐ立ち直れればいいのですが、長く続くとキラー細胞の活力が
落ちてがんがでてくる危険性が高まります。

キラー細胞は、脳下垂体や自律神経中枢から放出されるホルモンや、
神経伝達物質を受け取るレセプターを持っていることが最近わかったそうです。

たとえば、私たちが笑えば、脳から愉快情報を伝える物質が出て
キラー細胞に伝えます。
憂鬱になれば憂鬱物質が脳から出て瞬時に全身のキラー細胞に伝わります。
ですから、脳からの情報によって、キラー細胞は強くなったり
弱くなったりしているのです。

つまり、心の持ちようなのです。

このキラー細胞を強くする方法がいろいろと研究されていますが、
その一つが笑顔の効果です。
いわゆる「にこにこ療法」です。

ちまみに、作り笑いでも本当に笑ったのでも、キラー細胞の活性化には、
同じ効果があることが最近実証されているそうで。

「辛い時こそ、笑いなさい。」
「作り笑いでいいから笑いなさい。
 笑っていれば、何とかなると思えるようになります。」

何かの本を読んだ時に、心に残った言葉です。

私は・・・毎日を楽しんでいます。
職場に行っても、みんなから「本当に元気だね~(笑)」と言われます。

私が元気でいるから、みんなもいつもと同じように話しかけてくれます。
もし、私が治療の苦しさや辛さばかりを話したり、元気のない姿であれば
きっと、みんなは私にどう声をかけたらいいのか悩み、辛くなるでしょう。
そして、そんなみんなを見ることは、私にとっては、とても辛いことです。

私は、私が元気でいることで、私を支えて下さるみんなが笑顔で
いてほしいと思います。
それが、私の笑顔につながります。私の元気につながります。

時々、思い出す父の言葉があります。
幼い頃・・・たぶん、小学生の頃だったと思います。
しょんぼりしてうつむきながら、父と一緒に歩いていた時に
「下を向いていても何もいいものは落ちとらんぞ。前を向いて歩かないかん。」

私は 『病気になっても病人にはならない。』

6クール7日目 鏡開き

7日目の今日、薬が抜け始めた感じになりました。
今回は、注射の血管痛がほとんどなかったので、良かったです。
今までの腕の血管痛は何だったのかっ!
本当に、注射する医師によって、こんなにも違うなんて。
患者の痛みも医師次第?

吐き気がまだ残っているものの、食欲も出てきてちゃんと食べています。

ビタミンC点滴を、抗がん剤を注射した翌日に行くようにしてから、
副作用が治まるのが2日ほど早くなった気がします。
ただ、先回から、軽い頭痛(鈍い痛み)が起こるようになり、
ちょっと気になります。

さて、今日は近くのスーパーに買い物へ。
スーパーで、作業服の男性が、お餅の売り場のあたりで、店員さんに
何やら聞いていました。
そして、丸いお餅を数袋、かごに入れていました。
かごには、あずきの缶詰やお砂糖もいっぱい入っていました。
きっと、鏡開きのおぜんざい作りのためでしょうね。

そう、今日は鏡開き。
今年1年の一家円満を願いながら、神様に供えた鏡餅をお下がりとして
頂く日です。

鏡餅の丸い餅は家庭円満の象徴。
この鏡開きの日には、飾っておいて硬くなったお餅をかなづちなどで叩き
「開き」ますが、鏡餅には歳神様が宿っているので、神様とも縁を切らないように
「割る」や「砕く」とは言わず「開く」と言うそうです。

また、鏡餅を食すことを「歯固め」といい、固いものを食べて歯を丈夫にし、
歳神様に長寿を願います。

ちなみに・・・鏡開きにはお餅に刃を入れないという風習が
あるところがあります。

これは丸いものに刃を入れるのが切腹を連想させるからという説があり、
手で割ったり、木槌で割ったりした方がいいのです。

私も、お餅には包丁は入れずに、電子レンジで少し軟らかくして、
手で千切って、おぜんざいに入れ、お仏壇の両親にお供えして頂きました。

施設でも今日は、鏡開きのおぜんざいを振舞います。
あいにく、今日はお手伝いできず、残念です。
みなさん、甘ぁ~いおぜんざいは大好きで、毎年、喜ばれます。

来週明けたら、施設にも出向きたいので、もう少し体調を整えておかないと。

治療初め

皆様 健やかに新年を迎えられ、お仕事初めに
出向かれたと思います。
今年もよろしくお願いします。

私は、今日から治療初め 6クール目です。
今日の点滴は、痺れはあるものの腕の痛みがほとんどなく、
エルプラットの点滴時も眠っていたほど!

こうして、パソコンも両手で入力できます。

今までは、エルプラットの点滴時は、痛くて痛くて
動かせないほど。
看護師さんに聞いたら、「注射をした血管が太くてよかったのかも
しれませんね」とのこと。
今まで痛みが強いことを看護師さんが、今日の先生に伝えて下さったようです。

こんなにも注射をする血管の違いで痛みがなくなるなら、
これって注射する先生次第ってことですね。
次回も今日の先生だといいなぁ。

私のお正月三が日は、とても充実していました。

元旦と3日は、着物姿で、施設でのお正月行事のお手伝い

1日は、利用者様に『福袋』をお渡しします。中身は、お座布団やひざ掛けです。
また、『お楽しみ抽選会』と称して、くじを引いていただき、
当たった商品をお渡しします。
実は、この商品は、あらかじめそれぞれの利用者様が好まれるものや
ほしいと思っていらしたものなどを、担当職員が購入してきます。

そして、くじ抽選会では、「○○さん、5番です!おめでとうございます!」と
場を盛り上げながら、○○さん用の商品袋をお渡します。帽子やネックウォーマー
などの防寒具や、色塗りのお好きな方には色鉛筆、本が好きな方には本と、
それぞれに喜んでいただけるように、選んできます。
みなさん、くじ引きを楽しまれていました。

お昼は、おせち料理とお雑煮です。
おせち料理は、おひとり様用の一段重のおせち箱に、
色とりどりに盛り付けられます。

黒豆・・・「一年中まめ(元気、勤勉)に働けますように」との意味を込めて。
数の子・・・たくさんの卵を持つ数の子には、「子孫繁栄」を願う気持ちが。
田作り・・・昔はイワシが田んぼの肥料とされていたことから、「豊作」を願う。
紅白蒲鉾・・・紅白は「おめでたい」意味があり、結婚式などでも用いられる彩り。
伊達巻・・・「伊達」には華やかという意味。巻き物には「知識や文化の発展」を願う。
栗きんとん・・・きんとんは「金団」と書き、豪華さを表しています。
昆布巻き・・・「よろこぶ」にかけて。
紅白なます・・・お祝いの水引をかたどったもの。おめでたい意味。
煮物(煮しめ)
 里芋・・・子芋がたくさん付くことから、「子宝」を祈願。
 レンコン・・・穴があいたレンコンには、「先を見通せる」ように。
 くわい・・・くわいの大きな芽に、「出世」を祈って。
 ごぼう・・・「地にしっかりと根を張る」。

他にも魚の甘露煮やマグロのお刺身も付けあわされました。
皆さんが、好まれていたものは、『黒豆』『数の子』『煮しめ』でした。
やはり、みなさん、まめに働いて、子孫繁栄を願い、
しっかり生きてこられた人生の大先輩ですね。

利用者様の三が日は、書初め、お正月遊びやカラオケ、
お抹茶会などで過ごして頂きます。

食事も、おせち料理の他に、ちらし寿司や海鮮鍋など、
豪華版です。(笑)

中には、体重が一気に増えることもあり、利用者様の体重管理も
大切なケアとなります。

なぜなら、体重が少し増えただけで、歩行や立ち上がり時の下半身への
負荷が大きくなり、立てなくなったり、からだのバランスを崩して
転倒したりする場合もあります。

また、認知症により満腹感が感じられず、食べすぎてしまい
腹痛や下痢を起こされる方もいます。
利用者様に喜んでいただきながら、健康管理をすることは難しいものです。

ご本人は食べたいのに、控えて頂かなくてはいけないので、
私達も心苦しいです。
こういう時は、声のかけ方への工夫が必要になります。

「太ってしまうからやめましょう」
「食べ過ぎると、お腹が痛くなりますよ」
と言うのは、『脅し文句』になります。

ケアで一番難しいのは、こういった声掛けです。
決して、抑制することなく、ご本人の気持ちを尊重した声掛けを
するようにしています。

元旦には、我が家のお雑煮も作りました。
(母が京都人なので、白みそのお雑煮です)
お雑煮を作りながら・・・
来年もこうして元気で、みんなのお雑煮を作ることができるようにと
お祈りしました。
2日は、弟達家族みんなと一緒に初詣に出かけました。
ワイワイ騒いでとても楽しかったです!

そして、4日は施設での仕事初め式に出て、その後、クリニックへ
ビタミン点滴を受けて戻り、処遇会議に参加しました。
(結構、慌ただしい(苦笑))

仕事にプラベートに、意気揚々とした年初めで、良い年を迎えられました。

プロフィール

さくらのように

Author:さくらのように
仕事にやりがいを感じながら、日々、懸命に生きてきました。
でも、ある日、進行がんを告知され、これからの人生を
がんと向き合いながら、どう生きていくか・・・

何かに向かって懸命に生きるというこは
たとえ、それが叶わなかったとしても
誰かの生きる希望や力になれる

そう信じて・・・。

心からの笑顔いっぱいに生きていきたいと思います。

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