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XELOX + アバスチン療法

私が受ける抗がん剤治療は、XELOX + アバスチン療法 です。
9/7から1クール目が始まります。
副作用がかなりあるので、とてもとても不安ですが・・・。

7日までは、もうネガティブなことは考えず、
好きなことを思いっきりして過ごそう。


日経メディカルオンラインより
「結腸・直腸癌へのXELOX療法が可能に」

2009年9月18日、抗悪性腫瘍薬のカペシタビン(商品名:ゼローダ錠300mg)
オキサリプラチン(商品名:エルプラット注射用50mg、同注射用100mg)
ベバシズマブ(商品名:アバスチン点滴静注用100mg/4mL、同400mg/16mL)に
新たな適応が追加された。
具体的には、これらを併用する「XELOX療法」「XELOX+ベバシズマブ療法」による
結腸・直腸癌(進行・再発例)の治療が可能になった。

カペシタビンは、2003年に承認・発売され、「手術不能又は再発乳癌」
「結腸癌における術後補助化学療法」の適応で臨床使用されている。
癌細胞内で5-フルオロウラシル(5-FU)に変換され抗腫瘍効果を発揮する経口剤である。

ベバシズマブは、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)と呼ばれる生体内の蛋白質を
標的として、癌細胞の増殖と全身への転移に不可欠な血液補給を遮断する
「血管新生阻害薬」として、2007年に転移性結腸・直腸癌の適応で承認・発売された薬剤である。

オキサリプラチンは、2005年に承認・発売され、「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」「結腸癌における術後補助化学療法」を適応に使用されている白金錯体系薬剤である。
なお、オキサリプラチンの使用に際しては、レボホリナート(商品名:アイソボリン)
およびフルオロウラシル(商品名:5-FU)の静脈内持続投与法との
併用療法(FOLFOX4療法)が必須となっていた。

日本では、2006年1月から臨床試験が実施され、XELOX療法及びXELOX+ベバシズマブ療法の有効性と安全性が確認されており、この結果に海外での臨床試験成績が加味されて今回の適応追加となっている。
具体的には、XELOX療法は、従来の標準的治療であるFOLFOX4療法と比較すると、無増悪生存期間は同等でありながら、静注時間が48時間から2時間と大幅に短縮される。
また、ベバシズマブを化学療法(FOLFOX4及びXELOX)に併用すると、化学療法単独時に比べて無増悪生存期間を約20%、有意に延長することが認められている。

今回のXELOX療法およびXELOX+ベバシズマブ療法の承認で、世界標準の癌化学療法の
一つがようやく日本でも認められることになり、患者にとって朗報である。

また、がんサポートサンターでもこの治療に関する記事があります。
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もう迷わない

今日、再度、外来に出向きました。

私は、何か信じるものがほしかったのです。
そして、それをいろいろな治療法の可能性の中に探し続けました。
でも、見いだせないばかりでなく、かえって混乱しました。

何日も眠れず、食事も食べられず・・・。
答えは見つからないまま、時間だけが過ぎていく中で、
精神的にも限界を感じ始めていました。

でも、29日にT先生の外来で話をしていただいた中で・・・
「誰のいうことを信じたいか」 という先生の言葉が心に残りました。

「何を」でなく「誰を」

そう思った時、私は、T先生を信じたいと思いました。
T先生なら、私の思いを分かってくださるような気がして。
T先生を信じて、治療を受けていけば・・・
いつか・・・治療を受けてよかった と。
治療を受けながらも、自分らしく生きていくことができてよかった と
そう思える気がしました。

私は、ひとりで安心した生活を送りながら、やりがいを感じる仕事を続けたい。
この生き方を価値とすると、どうしても抗がん剤治療を選ぶことができません。
気持ちが揺らぐばかりです。

でも、T先生を信じる。
そう心に決めた時、迷いも揺らぎも消えました。

それを今日、T先生に伝えました。
そして、私は聞きました。
「先生を信じていけばいいんですよね?」

T先生の言葉・・・。
僕を信じるというよりは、僕が行うのは、結果が期待できる標準治療だから。
ただ、治療の結果を優先するか、その人らしい生き方を優先するかは、
その医師の信念によって大きく変わるから。

「先生はどっち?」

僕は、がんだけをやっつけることには、僕は意味がないと思う。
治療は目的のためにある。
目的のために治療するんだから。
旅行に行くために治療もあれば、旅行に行くための休薬もある。
大切なのは、自分らしく元気に少しでも長く生きていくこと。

仕事もしたいことがあるなら、調整するし、
ビタミン療法も、皮膚障害にはいいかもしれないからいいよ。

私は、その言葉を聞いてとても心が温かくなりました。
私の主治医がT先生でよかったと心から思いました。

もう、迷わず揺るがず、T先生を信じます。

揺らぐ気持ち

8/29

T先生との外来受診。
抗がん剤治療についていろいろと話しているうちに・・・
涙が溢れて話せなくなりました。

先生の言葉・・・。

個人的には、抗がん剤の副作用で自分らしく生きることができないということには、
魅力を感じない。でも、可能性があるのならやってみる価値はある。
やってみてだめだったら、その時に考えればいいから。

頭では抗がん剤をうけなきゃいけないとわかっていても、
いろいろな知識があるからこそ迷うこともある。
だけど、知識を持った以上、自分で決めることが必要になるからね。
お年寄りで知識のない患者さんは、先生にお任せという人も多いけど。

人の気持ちを分かったように言うのはなんだけど。
抗がん剤をやると決めるよりも、やらないと決めることの方が難しいと思う。
誰かが、何かが背中を押してくれるといいけどね。


T先生は、私の気持ちをよくわかってくれているような気がする。
むしろ、私が気づいていない私の気持ちをちゃんとわかって
くれているような気がする。
どの治療の可能性を信じるかよりも、誰を信じるかが、
今の私には大切なのかもしれない。

涙で話せなくなった私は、がん相談支援室の看護師さんに連れられて、
がん相談室へ行きました。

がん相談支援室の看護師さんの言葉・・・。

髪が抜けるのなら、死んだ方がいいという人もいる。
肌があれたり、しびれたりすることが自分にとってとても辛い、
耐えられないという人もいる。

ただ、社会的な役割があると、自分の人生の価値よりもその役割から
治療を選ぶことができないことが多いのよ。

たとえば、母親であったり、妻であったりすれば、子どもやご主人のために、
自分がどう生きたいかという価値観よりも、家族のために抗がん剤治療を受けている人の方が多いから。

抗がん剤の副作用を考えて、治療を選ぶことができるということは、ある意味では幸せかもしれない。
自分で治療を選択できることは幸せかもしれない。

結局、誰にも決められない。
自分自身で自分がどう生きたいか 自分の人生に価値を考えて決めるしかないの。

辛いことだと思う。厳しいことだと思う。
でもね、自分で決めなきゃいけないのよ。



確かにそう思う。
家族がいないから、自分の生き方を自分で決めることができる。
だけど、その幸せの代償に、ひとりで耐えていかなくてはいけない辛さもある。

そしてまた・・・家族のために生きることには
家族がいることで、家族に支えられ、闘える幸せがある。

どちらにしても、背負っていくものは大きい。
大きすぎる・・・。

神様は・・・

今日は、なんだか気持ちが沈んでいます。

8月も終わろうとしています。
昨年の夏、父が亡くなりました。
そして、今年の夏を迎える6月に母が亡くなりました。

もう・・・主人も、両親もいない。

ひとりで生きていく人生を迎えた時、
これからは、大好きな仕事を一生懸命にして・・・
お休みには、少しおしゃれをしてお友達と出かけたり
お家でゆっくり好きな音楽を聴いたりして、笑顔で生きていこう。
そう思ったのに・・・
私は、がんになりました。

「それでも、笑顔で生きていきなさい。」
神様からの試練なのでしょうか・・・。

今日も、ビタミンC点滴療法を受けてきました。
ちょうど10回目になります。
がん治療としての効果はわかりませんが、
疲れにくくなったような気がしています。

点滴が終わってから、美容院へ行きました。

抗がん剤治療を始めたら、髪も抜けちゃうのかぁ・・・
それなら、もう切っちゃおう。そう思って15cmくらい切りました。
スタイリストさんが何度も「ほんとに切っていいですか?」と聞きました。
「はい。どうぞ」と笑顔で答えました。
そして、カラーリングをして、ネイルもしました。

帰り道・・・これから、髪が抜けたり、皮膚障害が起こったら
もう、美容院へも行けないのかぁ。
そう思うと涙が流れてきました。

普通の当たり前の毎日を過ごしたいだけなのに・・・
神様は、それすら、許してくれないのでしょうか?

抗がん剤治療とは

がんという病気は早期発見であれば、今の医療で完治します。

ただし、私のような進行がんは、治りません。

最初の告知でT先生は言いました。
「あなたのがんは、今の医療では治らない。だけど、延命することはできる。」
「少しでも、再発までの時間を遅らせて、元気で生活できる時間を
長くするために抗がん剤治療をしましょう。」

『延命』って何? そう思いました。

それから、T先生とも何度も話をしたり、他の先生のオピニオンを受けたり、
自分でもがんという病気について、情報や知識を得ました。

がんがCTなどの画像検査で発見されるためには、
1cm位の大きさが必要になります。
このがん細胞が、1cmのがんになるには、10億個の細胞が必要で、
10年くらいの時間がかかるそうです。

もっとも、すべてのがん細胞ががんになるのではありません。
その人の免疫力とか生活習慣などの環境などにより様々で、
がん細胞が活性化しやすい状態であればがんになっていきます。

進行速度のゆっくりしたおとなしいがんもいれば、
あっという間に増殖してしまい猛威を振るがんもいます。

どちらにしても、がん細胞は増殖していきます。
抗がん剤治療では、この増殖を抑制します。
つまり、がん細胞ががんになるまでの時間を先延ばしにする
これが『延命』です。

抗がん剤治療の効果の評価は、奏効果というものがあります。
「この抗がん剤はどのくらい効きますか?」と質問した時に
「そうですね。3割くらいですね」
と医師が言ったとします。
この3割というのは、“3割は治る”ということではありません。

この3割が奏効率と言われるもので、「あなたのがんは、
3割の確率で半分に縮小しますよ。」ということなのです。
しかも、半分に縮小したとしても、延命するという保証はないわけです。
なぜなら、抗がん剤は、がんを縮小させると同時に、生命力も
縮小させてしまうからです。
決して、3割の確率で完治しますという意味ではないのです。

そこで、最近では「延命効果」がないと抗がん剤として認められなくなりました。
たとえば・・・
「○○という新薬を投与すると、しない場合に比べて、2ヶ月延命期間が長くなった」
ということなのです。

しかも、この製薬会社での新薬の評価では、2ヵ月延命できると
「すごい!」となるそうです。
2ヶ月の延命のために、どれだけの副作用と闘わなければいけないのか・・・。

2ヶ月という延命がすごい!のか・・・
それとも、たった2ヶ月なのか・・・

そこで、治療効果は、奏効率よりも50%生存期間で評価した方が
よいとされているそうです。
治療による奏効率が高くても、その後短期間に腫瘍が増大すること
はしばしばあります。
従って、治療効果の評価には奏効率よりも50%生存期間の方が
信頼性が高いとされています。

例えば、奏効率50%で、50%生存期間が14ヵ月の抗がん剤よりも、
奏効率35%で50%生存期間18ヵ月の抗がん剤の方が治療効果が
高いと考えられるそうです。

どちらにしても・・・
再発までの限られた期間、がんの増殖を抑えているわけで
治しているわけではないんです。

そしてもうひとつ・・・抗がん剤に対して、がんには耐性ができます。
耐性が起きると、別の抗がん剤に変えざるをえなくなります。
いわゆるファーストラインからセカンドライン、サードラインとなるわけです。
そして、使える抗がん剤がなくなると・・・「がん難民」となってしまう。

であれば・・・どうしたらいいのか。

完治できないなら・・・延命を限りなく続けていくしかない。
そのためには、抗がん剤のメリット・デメリットを理解し、自分で納得して
抗がん剤治療だけでなく、代替治療と併用していくしかない。

私自身、代替治療そのものに直接がんを治す効果を
期待しているわけでもありません。

標準治療を妨害せず、危険な副作用がなく、QOLの改善に
つながるのであれば、私は、選びたいと思います。

長いがんとの闘いに、苦痛に満ちた闘病生活ではなくて
自分らしいQOLを保った闘病の方が、自分らしく生きられますから。


治療を選択するために

私は抗がん剤治療を否定しているわけではありません。
治療の選択肢を広げて、いろいろな可能性を考えたい。

何も知らないままに、主治医の言われるままに
標準治療というラインにのって・・・。

そして、抗がん剤も効かなくなり、もう治療の手立てがなくなり、
がん難民になってから、他の治療方法を探すのでなく
私は、「最初の治療設計」が大切だと思いました。

治療の選択に必要なことは、「自分が納得できるかどうか」です。

『治療内容に納得できるかどうか』

抗がん剤治療は、外からの力として、がん細胞をたたきます。
でも、抗がん剤は、正常細胞もがん細胞も区別がつきませんから
がん細胞とともに正常細胞にもダメージを与えます。

これが、いわゆる「副作用」です。
副作用が強い患者さんほど、がんの縮小効果が見られた
という症例報告もあるそうです。

つまり、正常細胞へのダメージが強くなければ、がん細胞には効かない。
ということでしょうか?
でも、正常細胞へのダメージが強くなれば、当然、免疫も下がってきます。
そもそも免疫がないために、がんになってしまっているのに・・・。

まず、抗がん剤でがんをたたくというのは、今あるがんへの
局所療法に過ぎないような気がします。
がんは細胞を変化していきます。

であれば、変化したがん細胞にも打ち勝って
再発を延命し、生きていくためには・・・
がんに打ち勝つ自分の力 つまり、免疫を高めたい 
そう思いました。

そこで、免疫力を高める治療法として関心を持ったのが
「高濃度ビタミンC点滴療法」 と
「ANK免疫細胞療法」 でした。

『自分らしく生きられるかどうか』

もし、生きる時間に限りがあるのなら・・・
自分らしく最後まで生きていくことを大切にしたい。

人それぞれに、家族や家庭のあり方、仕事への考え方、
人生において大切にしたいこと・・・
様々であると思います。

私のQOLを考えると、抗がん剤治療における副作用を
今は少なくとも、受け止めきれない自分がいます。

私には、一緒に暮らす家族がいません。
子どもには恵まれず、もう、主人も両親もいません。

兄弟である弟がふたりはいますが、それぞれに家族がありますから。

一緒に暮らす家族がいないということは
これからの治療における副作用があった場合、自宅でひとりで
それを身体的にも精神的にも乗り越えていけるかどうか・・・
とても不安です。

ひとりで暮らしていきながらも、安心して受けられる
治療を選びたい。

そして、私は仕事にとてもやりがいを感じています。
天職なんだろうなぁ・・・と思っています。
副作用に悩むことなく、安心して仕事を続けたい。

実際に、大腸がんの抗がん剤の副作用を考えると
ケアの仕事は無理かと思います。

「やりがいのある仕事をしながら、ひとりでも安心して暮らしていく」

これを、今の私のこれからの生き方の礎にしたいのです。

正直な気持ち・・・
もし、取り切れなかったがんが残っていたなら、やはり、
すぐにでも、抗がん剤でそのがんを小さくすることを
最優先にすると思います。

ただ、どうしても、今あるがんを取り切ってしまったのに・・・
という思いがあります。

そして・・・
一緒に暮らす家族がいたら・・・と思います。
抗がん剤治療の副作用が辛くても、たとえ、何かあっても
家族に助けてもらえる安心がありますから。

免疫細胞療法 面談

先週、8/19にANK免疫細胞療法を行っている京都の東洞院クリニックへ
面談に行きました。

ANK免疫細胞療法は、現在、リンパ球バンク株式会社が窓口となって、
相談などを受け付けています。
また、東京など各地でANKについての説明会やセミナーを行っています。

私がこの療法を知ったのは、今、高濃度ビタミンC治療を受けているクリニックも
ANK免疫細胞療法の実施医療機関になっており、
免疫を高めてがんと闘うという治療に関心を持ちました。

また、「がん治療の主役をになう免疫細胞」
リンパ球バンク株式会社 代表取締役社長 藤井真則 著
を読み、免疫力を高めるという治療法も選択肢の一つとして考えたいと思いました。
そこで、リンパ球バンク株式会社の窓口にHPから問い合わせて、
東洞院クリニックへの面談をお願いしました。

当日は、東洞院クリニック院長 大久保先生が1時間半ほどゆっくり時間をかけて
がんという病気がどういうものか。また、再発はどのようにして起こるのか。
標準治療となる3大治療のメリット・デメリット
免疫細胞療法はどのような治療なのか。また、そのメリット・デメリット
などについて、図を描きながらメモを書きながら、丁寧に説明をして頂きました。

大久保先生はとても温厚な方で、標準治療の必要性もしっかり話してくださいました。
また、何度も「この場で治療を受けるかどうか決める必要はありませんからね。」と
言って下さり、気持ちを落ち着けてお話を聞くことができました。

実は、もっとANKについて積極的に治療を勧められるのかと思いましたが、
そうではありませんでした。

ANK細胞のがん細胞への殺傷性が高くても、体内にあるがん細胞の数が
多すぎてはとても太刀打ちできません。
免疫細胞療法は「免疫細胞」対「がん細胞」の戦いになるわけですから、
「がん細胞の数」と「がんの勢い」「がんが戦いやすい性質かどうか」によります。
他の治療法と併用したほうが効率よい治療が行える場合があります。

がんとの闘いをいかに有利に進めるかという立場で、
標準治療との併用についてもわかりやすく説明して下さいました。

私の場合も、「見えているがんはすべて取り切った」ということは
「見えないものはとれていない」と考えなければいけないと言われました。

大久保先生が提案された治療設計としては、免疫細胞単独で治療するよりも、
抗がん剤治療でがん細胞を叩いてから、免疫細胞治療を行うことが
望ましいということでした。

また、免疫細胞療法は、保険適用外の治療ですから、免疫細胞治療における
検査などもすべて保険適用外となり、医療費も高額になります。
CTなどの画像検査も血液検査も、免疫細胞療法を受けるために必要となると、
混合診療が認められていないので、保険がききません。
(免疫細胞療法だけでも、1クールで400万円くらいかかります。)

先生のお言葉をそのままお借りすると・・・
「経過観察のための検査費用を考えると、今の病院での治療を続けて、
その過程の中で、検査を受ければ、それは保険適用となります。
また、今の病院で治療をしないで、検査だけを受けるというのも、
主治医の先生からすると、あまり気持ちのよいものではありませんからね・・・。
病院や主治医とうまく付き合っていくことも大切です。」

なるほどね・・・。

時間をかけて説明して頂けたので、自分でも納得できました。
自分としても、併用治療を考え始めていたので、気持ちもかなり整理できました。

面談を受けてよかったです。

セカンドオピニオンを受けるにあたって

セカンドオピニオンとは、「第二の医師の意見」

セカンドオピニオンを求めるのは、自分にとって、よりよい担当医を
探すためではありません。
現在、受けている診療が適切であるのか、否かについて、
意見を求めるためですから、セカンドオピニオンでは、
(治療行為を行わないので、)診察や検査はありません。

「他の医師に意見を聞く」というのは、
「そんな失礼なことなかなかできない」
「医師への背信行為になるのではないか」
「そんなこと言うと、怒られるのではないだろうか?」
「後で、ちゃんと診察してくれなくなるのでは?」
といった不安はどうしても出てくるものです。

今までの対応に少し不満があるようなそりの合わない先生なら、
もう会わないと割り切り、セカンドオピニオンにより、病院、もしくは、
他の医師に代わることもできるかも知れませんが、今まで熱心に診て
くださっている場合なら、なんだか言い出しにくいというのはあると思います。

でも、セカンドオピニオンをすることで、主治医の治療方針に納得できれば
なお安心して治療を受けることができますし、別のより良い治療を
選択する機会にもなります。

また、あってはならないことですが・・・誤診が発見されることもあり
医師のとってもリスクを回避できる安心なシステムと言えると思います。

大きな病院には、セカンドオピニオン外来というものが
設けられているところもあります。
ただし、セカンドオピニオン外来(自費診療)を受診する場合は、
セカンド・オピニオンは「診療」ではなく「相談」になるため、
健康保険給付の対象とはならず、全額自己負担となります。
私の場合は、30,000円で時間は主治医への報告書作成時間も含めて、
1時間以内ということでした。
実際には、50分ほど話をしてくださいました。


『セカンドオピニオンの頼み方』

医師といえどもやはり一人の人間です。
なぜ、私のいうことを信用しないのか、なぜ別の病院へ行こうと
するのかと考えることでしょう。
自分の説明に何か不足していることがあったのだろうか、これだけ説明したのに、
患者さんがわかってくれていなかったのではないか、といった、
いささかやりきれない気持ちがあることはあろうと思います。

患者としては、医師への配慮も必要です。
セカンドオピニオンは患者の権利ではありますけど、
丁寧な態度で依頼することが大切です。
患者としては、当然の権利として紹介状を求めるのではなくて
自分としても診療内容をよく理解し、納得しておきたいからであることを、
誠意をもって申し添えることが望ましいと思います。

私の場合は、「先生のおっしゃることはよくわかりました。ただ、かねてからの
知り合いの医師がセカンドオピニオンの医師を紹介してくださるというので、
その先生のお話も聞きたいと思います。」とお願いしました。

もし、直接、言い出しにくい時は、看護師さんに相談してみるのもよいでしょう。
私も看護師さんにも相談しました。

また、大きな病院では「がん相談支援室」というところにセカンドオピニオンについて
相談に行けば、相手先の病院へのセカンドオピニオン外来の予約をとってくれたり
主治医の先生にセカンドオピニオンを希望していることを伝えてくれたりもします。


『セカンドオピニオンに必要なもの』

①セカンドオピニオンをうける医師への診療情報提供書
②がん細胞の病理報告書
③CTなどの画像診断データや血液検査データ

これらがないとセカンドオピニオンは受けられません。

これらは、主治医が用意してくれますが、セカンドオピニオンを受ける医師には
事前に渡してもらった方が、当日の面談もスムーズになります。
(というより、セカンドオピニオンの医師から事前に診断データを
送ってくださいと言われました。)

これらの書類やデータの作成は、勤務医は外来や手術が終わってからになります。
T先生は、私からの度重なる依頼にかかわらず、いつもすぐに対応してくれましたが、
本当に大変な手間をおかけしてしまっているなぁ・・・と思います。

『セカンドオピニオン医の探し方』

セカンドオピニオンのために専門医を求めるならば、担当医にお願いして、
相談に乗ってくれる医師を紹介してもらうというのも一つです。

別の病院でなくても、科の違う医師(内科・放射線科・腫瘍内科など)
でもいいと思います。

また、インターネットや口コミで探してもいいかもしれませんが、
大病院の名医がいいとも限りません。

知り合いからは、大病院の教授などは、多忙で、時間もとれなくて
あまり相談にならなかったという話も聞きました。

誰に(どこに)依頼すれば困ったら、がん相談支援室に相談してもいいと思います。


『セカンドオピニオンの注意点』

(1)セカンドオピニオンをむやみに何度も繰り返さない

注意しなければいけないのは、「自分が希望する見解が得られるまで、
何度も繰り返す」ということです。

私のように「抗がん剤治療をすべきです」と言われたとしましょう。
でも本当に必要かどうか、別の医師の意見も聞きたいということで
セカンドオピニオンを得られることは非常に重要です。

でも、「抗がん剤治療は嫌だ。」他の療法を提案してくれる
(自分が望む答えを出してくれる)医師に会うまで、
何度もセカンドオピニオンを繰り返すことは、避けた方が良いと思います。

特にがんについては、診断が確定した時点で速やかに治療に移行することが必要です。
幾人もの医師を受診して回って、かえって自分自身が混乱したり、
時間ばかりが過ぎてしまうことにならないためにも、セカンドオピニオンをするのは
3回くらいにとどめて、その後は主治医の先生とよく相談しながら、
治療に取りかかることが大切だと思います。

ちなみに・・・
実際には、セカンドオピニオンでは、主治医が提案する、
もしくは、行っている治療の妥当性をセカンドオピニオンの医師が証明してくれる
ケースが圧倒的に多いということです。(知人の医師から聞いた話・・・)

(2)セカンドオピニオンを受ける目的を明確にする

自分自身がファーストオピニオンを聞いてどのように感じたのかを整理し、
その上でなぜセカンドオピニオンを聞きたいと思ったのか、何を聞きたい
と思ったのかを整理する必要があります
セカンドオピニオンで明確にしたいことをしっかりまとめておきます。

私は、メモをまとめて当日、そのメモを確認しながら受けました。

(3)セカンドオピニオンの結果を主治医に伝える

セカンドオピニオンでの意見が主治医と違っても、ちゃんとその内容を伝えましょう。
そのうえで、主治医の意見を再度聞いて、メリットやデメリットを整理します。

もちろん、セカンドオピニオンを受けた医師から主治医には報告書が
渡されますから、どのような結果になったかは、主治医にもわかるのですが、
自分で何を思い、感じ、考えたかを話し合うことが大切です。

(4)自分自身ががんとどう向き合うのかをしっかり持つこと

セカンドオピニオンを受けて、主治医との意見が同じであれば、
安心して治療を受けることができますが、相反する意見であると混乱します。
必要であれば、サードオピニオンを受けてもいいでしょう。

私の場合は、セカンドは、先進医療で免疫細胞療法を行っているA大学病院
サードは、免疫細胞療法を主に行うクリニックを受けました。

正式なオピニオンは、サードまでですが、実際には、知人の医師にも相談しました。

ただし、最終的には自分自身がどうしたいかです。
自分自身の生活スタイルや人生における価値観、家庭環境などを見つめなおして
自分ががんとどう向き合うのかをしっかり持っていないと、
複数の医師の意見に翻弄されてしまいます。

がんと向き合うのは自分自身です。

T先生は私に言いました。
「大切なのは、あなたがどう生きたいか。
それをできるようにすることが僕の仕事だから。」


セカンドオピニオン・ネットワーク

セカンドオピニオンガイド

セカンドオピニオンバンク

IC(告知)の後にすべきこと

IC(告知)を受けた後にすべきことを挙げておきます。

(1)セカンドオピニオンを受ける

セカンドオピニオンは受けるべきです。
医師への背信行為でもありません。

むしろ・・・セカンドオピニオンをお願いして、それを拒んだり嫌味を言われる医師なら
その医師に治療をお願いするのは、やめた方がいいかもしれません。

セカンドオピニオンを受けて、私自身、客観的に自分の状態や治療について考えることができました。
主治医のT先生とのICとは違い、セカオピだからこそでしょうか。
セカオピのS教授は、客観的に病理データを説明し下さいましたので
自分自身も客観的になれました。

今、ビタミンC療法を受けているS先生からは、サカオピで納得できなければ、
サード・フォースと受けてもいいと言われました。

サードにあたるかどうかですが、私は、免疫細胞療法の医師にも面談を受けます。

それぞれ、診断情報が必要ですから、複数の医師に相談したいなら
あらかじめ、診断情報データをコピーして複数用意してもらえるように
主治医にお願いしておくといと思います。
(都度では先生も手間なので・・)

(2)自分のがんについて基本的な知識をつける

がんという病気については勉強しておく必要があります。
自分自身で治療を選択するためにも、知識と情報は必要です。
ただし、情報に振り回されたり、先入観を持たないことも大切です。
情報を入手する時も、自分なりのガイドラインを持って
選択した方がよいと思います。

私は、世の中には営利目的で再発を防ぐようなことをうたっている
健康食品等の情報もありますが、そのような情報ではない学術的・中立的な情報を求めました。

そもそもがんはどういう病気なのか、再発というのはどのように起こるのか、
がん細胞はどのように増殖して、それに対してどうすれば増殖は止められるのか、
というようなもう少し生物学的、医学的な説明がほしかったのです。
そして、どうしたら再発を防げる可能性があるのか、その根拠のある手段を知りたいと思いました。

がん情報サービス

がんサポート情報センター

がん研究振興財団

がん情報サイト

(3)補完代替療法についても情報を入手する

3大治療のほかにどのような治療法があるのか、治療の選択肢を広げるために、
インターネットで情報検索したり、いくつかの書籍も読みました。
幸いにも、仕事の関係で交流のある、専門的にがん治療を行っている
医師や看護師にも相談することができました。

自分のがんを知り理解することで、自分自身で治療を選択することができます。

がんとともに生きるということは、がん治療と共存していくということです。
自分自身が納得できない治療法でなければ、共存していくことはできません。

自分のがんがどのような状態であるのか、その治療が何のためにおこなわれているのか、
なぜ自分にとって必要なのか、意味を理解しないままで治療に耐えることは、つらいだけです。

私が検討している補完代替療法

(4)納得できるまで主治医に話を聞く

がん告知に関して、現在は、特にがん専門病院では「告げるか、告げないか」という
議論をする段階ではもはやなく、「いかに事実を伝え、その後どのように患者に対応し援助していくか」
という意味で行われています。
でも、「事実をありのままに話す」という名目のもとに、
「ただ事務的に病名を告げる」感じも否めなかったと個人的には感じています。

本来は、患者と医師との信頼関係が十分にあってこそ、真に成り立つものなのでしょう。
けれど、実際には、私の場合も、公立病院でも産婦人科、消化器内科、外科と転々と回され、
その都度、担当主治医も変わり、「今日から担当医になります」のような関係の医師から、
がん告知を受けることになります。
よく「先生の言うことを信じて」と言われますが・・・何を信じたらいいのか・・・。
そんな不安もあると思います。

だからこそ、自分が納得できるまで何度でも主治医からしっかり話を
聞くことが必要なのです。
確かに、最初は、大きく動揺しショックですが、少しずつ落ち着いてきたら、
がんがどんな状態なのか、提示された治療はなぜ必要なのか、他の選択肢はないのか、
どんなメリット・デメリットがあるのかなど、聞くことです。

告知を受けるということは、自分ががんであるということを、受けとめるということです。
告知を受けても、自分ががんであることを受けとめることができなければ、
病気と闘うことができません。
自分のがんを知り、理解することが、患者としてがんと闘う第一歩です。

私も告知の時には、感情は表出しなかったものの、後から、
あれこれ聞きたかったことがでてきました。
やはり、落ち着いているように思えても、どこかで動揺して、
その場を早く離れたかったという思いはあったのでしょう。
主治医の言うことをしっかり理解しようというよりは、
聞くことで精一杯だったような気がします。

だから、告知の後、あらためて、主治医に話をもう一度聞きたいとお願いしました。

主治医と納得できるまで話す機会をとってもらって下さい。

ICの前にしておくこと

医師からのICの前にしておくこと。

(1)自分が確認したいことをまとめてメモをしておくこと

ICの際に、がんの告知をされると、パニック状態になります。
いわゆる「頭の中が真っ白・・・」になります。
あらかじめ、確認したいことをメモしておくと、家族が代わって
質問してくれることもできます。

少なくとも、以下の点についてはしっかり聞いておくとよいと思います。
① がんの病名(どこにできているか)
② がんの大きさ
③ がんの進行度
④ 治療方法(抗がん剤治療・手術・放射線治療)

がんは原発部位やその大きさによって、治療方法も予後もかなり違います。
同じ大腸がんでも、結腸がんと直腸場がんでは、人工肛門のリスクもかなり違います。
治療方法を選択するにも、これらの情報はとても大切です。

ただし、手術を行い、病理検査をしないと、進行度や原発巣が
確定できないことも多いので、現状の検査結果として受けとめておきましょう。

(2)同席する家族を決めて話し合っておく

ICには、必ず、家族に同席してもらいましょう。

告知の後、家族にがんであることを伝えるのは、とても辛いことであり、
そのタイミングもなかなかつかめずに時間だけが過ぎてしまう・・・。

それよりは、「検査結果を一緒に聞きに行ってほしい」と伝える方が、気持ちが楽です。
家族も不安ながらそれなりに心の準備ができると思います。

また、告知によって自分自身がパニックになっても、同席する家族が、
冷静に医師からの告知を受けることもできます。
(時に家族の方が、パニックになったりする場合もあるようですが・・・)

そして、医師からの話を自分自身と家族などの複数の人が聞くことで、
思い込みや聞き違いなどを少なくすることもできるでしょう。

IC後、治療をどうするかを話し合う時にも、家族が同席して、直接医師から話を
聞いていた方が、客観的に考えることができます。
患者本人だけの場合、やはり、主観的な思いや自分の思い込みで話してしまうこともあり、
冷静に治療方法を考えることが難しくなります。

何より、家族と一緒に告知を受けることで、がんであるということが共有されます。
これは、今後の治療を乗り越えていくために、一番大切なことです。

ただし、治療方法など、自分自身と家族との考え方を整理しておきましょう。
ICの時に、家族と本人の考えや違うと、より感情的になってしまいますし、医師も困ってしまいますから。

家族に同席してもらうことは大切ですが、自分自身のことですから、
自分自身の考えをしっかり自分で伝えてください。

また、家族は本人の希望や意向を尊重しつつ、家族としての意見を伝えてください。
本人が主体です。家族が主体になりすぎないように・・・。

主治医との関係づくり

私の今の主治医は、公立病院一般外科のT先生です。

30代前半?くらいですが、優しい先生というよりは、
医師としての信念が強くプライドの高いDr.だと
感じています。
(EXILE MAKIDAIのようにひげを伸ばしています。(笑))

最初は、この先生で大丈夫かしら・・・と思いましたが
今では、信頼しています。

入院中も、毎朝、必ず、回診に来て下さり、学会などの出張の時は、
帰ってきてから、遅い時間に来られました。

ICでも、わからないことを質問すると、しっかり答えて下さいます。

ただ・・・患者目線というより医師目線での話し方なので
弟達には印象があまり良くなかったようですけど。

セカンドオピニオンをしたいと伝えた時も、一瞬、驚かれた?ようでしたが
すぐに診断情報提供の準備をしてくださいました。

未だに、治療方針を決めかねている私ですが、私を責め立てるようなことは
全く言われません。
先回の外来時にも「まぁ、もう一度、考えてきて。」と言って下さいました。

これほど、優柔不断?な患者に愛想をつかれないかと
内心、ドキドキしているのですけどね。

外科の先生にとって、手術を担当した患者の術後の治療においては
自分の知らない、認めない治療をすることに関しては、
なかなか受け入れて頂けない。

やはり、自分が手術した後遺症なのか、その治療の副作用なのか
判断できない状態になってしまうからです。
内科医は、薬で治しますが、外科医は、直接、自分の腕で治すわけですから
自分の範疇にないよそ者はNO!のようです。

それでも、15日の外来の時には、
「免疫細胞療法をしたいんですよね。じゃあ、やりましょう。」を言われました。
若干・・・私は、手放されたような感じありましたけど。

正直に言うと・・・私の気持ちも少しずつ変わりつつあります。

最初は、全く抗がん剤治療を考えていませんでした。
副作用のある治療など絶対に受けない!そう強く思っていました。

でも、代替療法との併用という治療を考え始めています。

T先生には、併用治療を考えていることはまだ話していませんが・・・
15日の時に、「抗がん剤治療も受けるんだよね?」とさりげなく言われました。

あれ?なんでわかるの? とドキッとしました。

そういえば・・・入院中、回診に来られた時、
「どうかしたの?」と言われて「えっ?どうしてですか?」と聞くと
「いつもと違った感じがしたから。何か精神的にあったかと思って。」と
言われたことがありました。

もしかしたら、T先生は私が思っているよりも、
私のことわかってくれているのかなぁ・・・。

私は、T先生のことは信頼しています。
感謝もしています。

これをちゃんと伝えたいな・・・そう思いました。

先生からすれば・・・抗がん剤治療を拒む私は、
先生自身を信頼していないと
思っているかもしれませんから。

治療で大切なことは、医師を信頼できるかどうか です。

そして、信頼関係は、互いに築きあうものです。
私からも、先生への信頼のかけ橋を架けなくては・・・。

高濃度ビタミンC点滴療法

今、クリニックで3回/週、高濃度ビタミンC点滴療法を受けていますが
1回目25g 2回目~4回目 50gを点滴後、血液検査で
血中のビタミンC濃度を見てもらいましたが、がん細胞を殺傷するために
必要な濃度(400mg/dl)には至っていませんでした。(310mg/dl)

今週からは、75gを点滴してもらっています。

この療法に関する書籍は以下です。

超高濃度ビタミンC点滴療法 水上 治 (著)
出版社: PHP研究所 (2008/10/23)

希望の抗がん剤点滴ビタミンC---600の症例が語る 水上 治 (著)
出版社: 河出書房新社 (2010/8/21)

ビタミンCがガン細胞を殺す 柳澤 厚生 (著)
出版社: 角川SSコミュニケーションズ (2007/11)

ビタミンCはガンに効く ビタミンC大量点滴療法のすべて 澤登 雅一 (著)
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008/10/17)


ビタミンCのサプリメントを口からたくさん摂っても、がん細胞を殺す程度まで
血中濃度が充分上がる以前に、そのほとんどが体の外に排出されてしまいます。

しかし、血管から大量のビタミンCを投与すると、細胞の周囲に滲みだした
ビタミンC自らが酸化されることによって発生する大量の過酸化水素が、
それを代謝する酵素であるカタラーゼをほとんど持たないがん細胞だけを攻撃する、
というのがこの療法のポイントとなっています。

また、通常の抗がん剤は、正常細胞にもダメージを与えてしまいますが、
ビタミンCががん細胞にだけ選択的に毒性を示し、正常細胞には
何ら害を与えないとされています。

ただし、高濃度ビタミンC点滴療法は代替療法です。
単独で行うより、標準治療と併用することがやはり望ましいとされています。

通常の抗がん剤は、何か月間も使用している間に「耐性」を生じて
効き目が悪くなってくることがよくありますが、それ自体も抗がん効果のある
超高濃度ビタミンC点滴療法との併用により、抗がん剤の効果を高めるだけではなく、
抗がん剤の副作用を軽減することができるそうです。

たとえば、食欲増進効果と倦怠感等の軽減・消失といった、全身状態の改善です。
この「全身状態の改善」こそが、がん細胞に打ち勝つためには必須なのでしょう。
高濃度ビタミンC点滴療法が「免疫療法」に位置づけられる見方もあるように
「免疫力」を向上させる効果があると言われています。

また、どんな治療でも、効く人と効かない人がいます。
(この治療は、残念な事に、G6PD異常症や、腎不全の人はうけられません。)

治療にかかる費用は、すべて自己負担になります。
クリニックにもよりますが、概ね50gで25,000円~/回必要です。
ペースの目安は、初めの半年間は、1週間に2回 → 半年後〜週に1回
開始から2年目は、月に2回 → その後は、月に1回だそうです。
経済面についても考えないといけません。

私がこの療法を受け始めたのは、日本におけるビタミンC点滴療法の第一人者
「医学博士 柳澤 厚生教授
(点滴療法研究会会長・国際統合医療教育センター所長・元杏林大学臨床内科教授)」を
存じ上げていたからです。

数年前に、柳澤先生のお仕事をお手伝いさせて頂いたご縁があり、その後も、
ご指導いただいており、今回も、がんの告知を受けた後、
治療について相談させていただきました。

今後は、抗がん剤治療との併用も考えていますが、まずは、術後に
副作用のない治療として、治療内容についても納得できたこと
また、柳澤先生を信頼していることから受けることにしました。

医師の立場も考えて

今日のT先生との外来受診には、家族として弟も同席しました。

「セカンドオピニオンの報告書もみましたけど、どうしていきましょうか?」
「免疫細胞治療を受けたいということですよね?」

T先生からは、こんなふうに切り出されました。


うなづく私の代わりに、弟が私の気持ちを代弁するかのように
話し出しました。

副作用の強い抗がん剤治療に対して、私と同じく疑問を持つ弟。
副作用が強くても延命を考えるなら、抗がん剤治療が
一番だと考えているT先生。

患者の家族と医師という立場の違いから、副作用についての
考え方が衝突し始めて。

会話が進むにつれて、次第に険悪な雰囲気が・・・。

「確かに代替治療にも効くものがあるかもしれない。
でも、実証がないんですよ。
僕は、実績のない治療を、進めることはできない。
自分が一番いいと思うものしか進められない。
いいと思わないものを進めることは、倫理に反します。」

確かに・・・。私もこの言葉は、しっかり腑に落ちました。

そして、また、弟が最初から標準量(最大耐性量)を投与しなくても
少しずつ増量していくという治療の仕方もありますよね?と尋ねると・・・
(この問いは、T先生の気持ちやお立場をあおってしまったようで・・・。)

「中途半端な治療はしない方がいい!
中途半端なら、治療しても意味がない!
僕は、中途半端な治療は進めない!」

とかなり声を荒げられて・・・。

思わず、私の方が動揺してしまい
「はい。先生のお考えはよくわかりました。」と
話を切り上げてしまいました。


T先生への背信行為など全くありませんけど
患者としては、いろいろな可能性に賭けたい。

その思いだけです。

でも、やはり、医師も一人の人間です。

患者として、医師である相手の立場も考えて
いかないといけないなぁと痛感しました。

T先生、今日はごめんなさいね。


ちなみに・・・抗がん剤治療において標準量でなく
「最小有効量」で治療をされているのは
大塚北口診療所 梅澤充 医師です。

ブログ http://umezawa.blog44.fc2.com/
著書 「使い方次第で抗がん剤は効く!」
出版社: ベストセラーズ (2011/6/25)

この本の中に、大腸がんの抗がん剤治療についても
触れてありますが・・・

これを読んでしまうと、さすがに治療に怖気づきました。
こんなふうに表現してしまってホントいいの???
って思うくらいです。



知識や情報に翻弄されないこと

今日は、公立病院 T先生の外来受診。

今後の治療について、再度、セカンドオピニオンを受けた結果も
踏まえてどうしていくか・・・

自分で納得できる治療を選択したい。

そう思って、いろいろな情報からいろいろなことを考えてきました。

正直な気持ち・・・
少し疲れてしまいました。

書籍、インターネット、T先生やセカンドオピニオンをうけたS教授
ビタミン療法を受けているS先生・・・

最初のうちは、知識として多くの情報を持っていることは
大切なことだと思いました。

だた・・・今は、その情報に振り回されてしまった様な気がします。

患者として、気をつけなければいけないのは
知識や情報に、翻弄されてしまわないこと。

がんという病気は、ひとそれぞれ。
どんなに症例として、似ていても、必ずしも、自分には
あてはなるとは限らない。

最近、朝目覚めると、自分が進行がんであるということが
悪い夢のように思います。

「こんなに元気なのに・・・」

もう痛みもほとんどなく、日常的には自分のペースであれば
支障なく生活できるようになりました。

お仕事にもウォーミングアップ的に復帰しようと思っているのに。

それなのに・・・私のからだの中には
がんという魔物が潜んでいて、からだを蝕んでいる。

もう・・・何も考えたくなりました。

時間をおいて考えたくても・・・
その間も、がんは進んでしまう。

セカンドオピニオン

A医科大学病院で、消化器外科のS教授の
セカンドオピニオンを受けてきました。

病理検査の結果

卵巣転移だけでなく、腹膜結節もあり、取り除いたものの
やはりステージはⅣの中分化腺がんの進行がん。
リンパ管侵襲や静脈侵襲は、ly3・v3でした。

リンパ管侵襲
大腸壁内リンパ管への癌の侵襲の有無および程度の分類
ly0:侵襲の認められないもの。
ly1:侵襲が軽度な場合。 
ly2:侵襲が中等度の場合。
ly3:侵襲が高度の場合。

静脈侵襲
大腸壁内静脈への侵襲の有無および程度の分類
v0:侵襲の認められないもの。
v1:侵襲が軽度な場合。 
v2:侵襲が中等度の場合。
v3:侵襲が高度の場合。

漿膜を有する部位の壁深達度は、seでした。

m:癌が粘膜内にとどまり、粘膜下層に及んでいない。
sm:癌が粘膜下層にとどまり、固有筋層に及んでいない。
mp:癌が固有筋層にとどまり、これをこえていない。
ss:癌が固有筋層を超えているが漿膜表面に出ていない。
se:癌が漿膜表面に露出している。
si:癌が直接他臓器に浸潤している。

腹膜転移の状態は、詳しくは情報提供書になかったので
わからないということでした。

卵巣への転移は珍しく、血行性転移であれば、
肺や肝臓への転移となるけど
卵巣の場合は、腹膜播種によるものとも考えられ、
状態としては厳しいとも考えられるそう。

腹膜播種については、15日のT先生の外来時に聞いてみよう・・・。

病理結果から今後の治療は、標準治療として
抗がん剤治療を勧めたいということ。
公立病院のT先生と同じです。

抗がん剤治療としては、ガイドラインに則り、
FOLFOXもしくはFOLFIRIに分子標的薬との併用。

抗がん剤以外の代替治療をするにしても、
その治療が効いているかどうかを
どう評価するかをよく考えた方がいいと言われました。

私の場合、腫瘍そのものは取り去っているので、
腫瘍の縮小効果で評価することはできません。
となると、腫瘍マーカーや血液検査になってくるのでしょう。

ちなみに、7/27 術後のマーカーCEA:8.9(標準値5以下)で
それほど高くないかな。

セカンドオピニオンを受けて、病理検査の結果を
詳しく聞くことができて、納得できたことも多かったです。

そして、少し心が救われた気がします。
なぜなら・・・S教授は最後に言われました。

どんな治療を選ぶにしても、自分が納得して選ぶこと。
そして、できるだけ、はやく一番強い方法でやってしまうこと。
(すぐにでも最強の力でがんをたたく)
それで・・・もし、再発したら・・・
あきらめましょう。
やることはやったんですから。

そうか・・・あきらめてもいいんだ。
「あきらめてはいけない」そう思わなくてはいけないと
思い込んでいましたが
納得してすべきことをしたのであれば・・・
治すことはあきらめてもいいんだ。
あとは、限りある人自分の生をどう生きていくかを
考えればいいんだ。

そう思うと、とても心が救われました。

主治医への診療情報提供依頼

ANK免疫細胞療法を行っているクリニックでの面談時に
病理検査のデータが必要ということで、公立病院のがん相談支援室へ
T主治医に病理データを頂けるかどうかの確認の連絡をしました。

直接、T主治医に話をしてくださいということでした。
15日の外来の時にお願いしようと思いますが・・・。

セカンドオピニオンを受けるだけでなく
代替療法のクリニックの面談を受ける・・・

T先生からすれば・・・
自分の提示する抗がん剤治療を否定する患者に
過ぎなくなってしまうのかなぁ・・・。

ちょっと後ろめたいというか・・・心が痛む感じがします。

もう勝手にしろ と見放されるのか・・・
それとも・・・
本人が納得するまで付き合ってやろう と思ってもらえるか。

う~ん・・・15日の外来、行き辛い。

3大治療以外の治療の選択肢

私は、今、高濃度ビタミンC点滴療法
3回/週、クリニックで受けています。
副作用のない治療です。

今後の治療法として、選択肢に入れているのは免疫細胞治療です。

今日は、ANK免疫細胞療法を行っているクリニックへ
面談の申し込みをしました。

8/10 A大学病院のセカンドオピニオン 
8/15 公立病院 T主治医 外来受診
で、もう一度、治療方法(化学療法における抗がん剤治療)に
ついて聞いてから、8/19に受けることにしました。

私は、がんになってからがんを知るために、
いろいろな本を読みました。

その中で、「3大治療の限界」というフレーズを何度か目にしました。
主治医が勧める治療には、すでに限界がある?
限界がある治療に、何を期待すればいいのか?
ただの延命だけなのか・・・。

いくつかの本の中で、免疫細胞療法については触れてありました。
ただし、免疫細胞療法にもいくつかの種類があり、その中でも
ANK免疫細胞療法を知ったのは以下の著書でした。

「がん治療の主役をになう免疫細胞」
2011年3月16日発行
リンパ球バンク株式会社 代表取締役社長 藤井真則 著

「はじめに」より
何よりもまず、「標準治療以外の治療法が
存在することを少しでも早い時期に知って
いただきたい」という気持ちから、
この本を書くことに決めました。

「がん最先端治療の実力
三大療法の限界と免疫細胞療法」

2010年6月29日発行
荒川香里 著 医学博士 勅使河原計介 監修

「はじめに」より
私の母は、がんの診断を受けてから五年間、
化学療法を続け、最後に「効く薬はない」と言われてから
わずか四カ月あまりで亡くなりました。
私が化学療法について本格的に疑ってかかったのは
薬がないと言われてからで、結局「遅きに失する」と
いうありさまでした。
けれど、その遅いスタートのなかでも、私は標準治療以外にも、
最新の治療法や先進医療、代替医療など、
多くの方法があることに驚きました。

どちらの著者も「標準治療以外の治療があることを
知ってほしい」とあります。
どの治療を選択するかどうかの前に、まず、
その選択肢を広げておくことが必要です。

化学療法における抗がん剤治療を
否定しているわけではありません。

ただ、医師が勧めるままに、標準治療しかないと
思ってしまうのは残念なことです。

自分らしく生きることができる治療を私は選びたい。

がんに関する本で、そのほかに読んだ書籍は以下です。
がんの治療については、日々新しい治療法が出てきているので
最近発行された書籍をできるだけ読みました。

がん専門医が部位別に語る 免疫細胞治療II
安元 公正 (監修)  
出版社: 幻冬舎 (2011/4/21)

がん治療を受ける前に知っておきたい55
土屋 了介, 奥仲 哲弥(著) 
出版社: エクスナレッジ (2010/3/17)

免疫細胞治療―がん専門医が語るがん治療の新戦略
中川 健(著) 
出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング (2009/03)

最新! がん治療 予防から緩和ケアまですべてがわかる
弘前大学大学院医学研究科 
出版社: 朝日新聞出版 (2011/6/17)

ビタミンCがガン細胞を殺す
柳澤 厚生(著) 
出版社: 角川SSコミュニケーションズ (2007/11)

がんのひみつ
中川恵一(著) 
出版社: 朝日出版社 (2008/1/10)

ビジュアル版 がんの教科書
中川 恵一(著)

使い方次第で抗がん剤は効く!
梅澤 充 (著)
出版社: ベストセラーズ (2011/6/25)

大腸がんの最新治療
癌研有明病院消化器外科医長 福永洋介 
出版社: 主婦の友 (2011/1/20)

手術後1週間~退院まで

7/20 術後8日目

病室が2人部屋に変わりました。
本当は個室のままがよかったけど、
手術する人のために空けないといけないので。

食事が米飯になる。
相変わらず、半分しか食べられない。
胃が小さくなっているのか、すぐにお腹いっぱいになる。
また、無理して食べると、お腹が張って痛くなる。

便は2日に1度くらい。
小指ほどの大きさの便がいくつか出るが、
力が入らず時間がかかる。
出そうで出せない。

痛みはあるが、術後の合併症のリスクはほとんどなくなったはず。
23日に退院できるかどうか、T主治医に聞いてみる。

「う~ん、どうしようか。腸も動いているし、傷も順調だしね。
リハビリも頑張っていたから、退院してもいいけど。大丈夫?」

「はい。痛いのは仕方ないんですよね?リハビリなら家でできます。」

「う~ん。いつにしますか?」
「今日、外出してみて、大丈夫だったら、22日がいいです。」

午後から、自宅へ外出する。
仏壇の父の位牌と母の遺影に「ただいま」と声をかけて、椅子に座る。
ほっとする。

ベッドからの起き上がりは、病院と違い、ベッド柵もなく、
ギャッジアップもできないので、辛い。痛い。
それ以外は、なんとか大丈夫そう。

7/21 術後9日目

T主治医より退院調整
「昨日はどうでした?」
「はい。なんとか大丈夫です。明日、退院でお願いします。」
「んじゃ、そうしますか・・・。
検査の結果が出ていないから、来週に外来受診を入れておきます。」

午後から実習生さんと指導看護師さんから、
退院後の生活についての指導を受ける。
実習生さんが、退院後の生活のためのお手製の読本を
作ってきてくれる。

40分ほど、腸閉塞のリスクや食生活などの
注事事項を指導してもらう。

特に、開腹手術をした場合は、癒着による腸閉塞に
なりやすいため、十分注意してください とのこと。

7/22 術後10日目

朝、主治医に退院の確認をする。
「今日、退院でいいですか?」
「そうしますか。じゃ、退院計画書をあとで持ってきます。」

予定通り、午前中に退院。
外来受診は7/27
診断結果が気になるけど・・・まずはほっとする。

結局、私の入院期間は
6/20~ 検査
6/27~ 手術日程・担当医決定待ち&経過観察
7/1~ 手術日待ち&経過観察
7/12 手術
7/22 退院

つまり、手術前 約3週間、術後10日となりました。
私の場合は、手術が決まるまでが長かったです。
術後の入院期間は概ね予定通り。(10日~14日くらいだそうです。)

手術後4日目~1週間目

7/16 術後4日目

ガスが少しでる。
ガスを出すにも、お腹に力が入らず出し切れない。

お昼から流動食始まる。半分も食べられず。
お腹が張って、ゴロゴロいう。苦しい。
夜、少しだけ、便がでた。よかった。
でも、お腹には力が入らず、ウォシュレットで
刺激してなんとか・・・出ました。
少しずつ、お腹は動いているようだ。

終日、リハビリを頑張る。
この病棟の廊下は80mとのこと。
1日で10往復以上できるようになった。

7/18 術後6日目

食事が5分粥になる。
熱もほとんど平熱になった。

排尿時の出血はわずかだけどまだあり。
排尿時の痛みは和らいでくる。

傷の抜糸はないということ。
(傷口は、からだの中で溶ける糸で、内側で
縫いつけている術式なので抜糸はなしです。
この術式の方が、傷跡もがきれいになるそうです。)

手術の翌日に歩くように看護師さんから言われた時は、
涙をこらえて歩きました。
こんなに痛くて23日は大丈夫なのかと心配でした。

でも、人間の回復力はすごいです。
1日1日と回復していきます。

傷口も色が薄らいできました。
歩いたり、腹圧がかかれば、まだまだ痛みはありますが
自分である程度のこともできるようになりました。

7/19 術後7日目

食事が全粥 副食も普通のおかずです。

結腸に挿入されていたドレーンがようやくとれる。
右首の血腫も治まってきたので、
抗生剤の点滴が終わる。
これで、全部とれた。

でも、痛みはかなり残ったまま。
特にドレーンが入っていた左下腹部の痛みは辛い。

午後、シャワーの許可がでて、シャワーをする。
手術の傷をマジマジとみる・・・。
確かにくっついてはいるけど・・・。
かなり惨い感じ。

手術をして、がんは取りきった。
からだも少しずつ回復してる。

がんはもう治った・・・
もう、元気になれる。

そう思ってしまいます。

だけど・・・
これから、本当の治療が始まる。

「がんとの闘い」

抗がん剤治療を受けるか。
それとも、他の療法で治療を続けるか。



手術後1日目~3日目

7/13 術後1日目 

ようやく朝になる。
鼻からのチューブ、左手のサチュレーション・血圧計 取れる。
右腕の点滴は栄養補給のため、食事ができるようになるまではこのまま。
また、右首の血腫の抗生剤もあるため、当面とれないとのこと。

お腹が痛くて仕方ない。耐えるしかない。
熱も38度ちょっとあり、からだがだるい。

回診でのガーゼ交換の後、着替えと清拭を
実習生の看護師さんと指導看護師にしてもらうが・・・。

少しでも、からだを動かすと激痛!!!が走る!!!
実習生さんなので、まだ慣れていないため、
時間もかかるし、動かし方も不慣れで痛い。
「もう結構です」と言いたいくらいだが、我慢する。

清拭と着替えの後、痛みに耐えていると、看護師さんがきて
「さぁ、少しからだを起こしましょう。」と
ベッドのギャッジアップを60度くらいまで上げられる。

「このくらいで20~30分くらい、
からだを起こしておいてくださいね」 
ギャッジアップしている時に、すでに激痛!

5分と我慢できず、ベッドをもとに戻す。
しばらくして、また、自分でギャッジアップして、
少しずつ、からだを起こすリハビリに耐え続ける・・・。

15時頃、実習生さんと指導看護師さんが来て、
足の空気圧はずしながら・・・・
「さぁ、今日の目標はまず少しでも歩くことです。
 頑張りましょう。」

えええええええええっっ~~~

とにかく、からだを動かして、腸に刺激を与えないと
腸が癒着してしまうらしい。

有無を言わさず勢いで、看護師さんがからだを
起こすように支えてくれるけど・・・
痛みで涙がでる。
まず、寝返りをして、からだの向きをかえる・・・激痛!!!

足をベッドから少しおろし、少しでも、
お腹に力が入れば、激痛!
腕の力でベッド柵にしがみつくように、
なんとかからだを起こして・・・
なんとか座れた・・・。

今度は、からだを前に倒すようにして、立ち上がる・・・。
点滴スタンドにしがみつくように、腕の力で立ち上がる。

そろそろ・・・足を踏み出す。
踏み出す都度に、お腹に響いて痛みが走る。

病室から廊下のトイレまで10mほどの距離を往復する。

今度は、座って、ベッドに横になる・・・
何をするにも腹圧がかかり、激痛との戦い。

「できたら、今日はこれを3回くらいはしてくださいね」と
にっこりと看護師さんは言う。
「はい・・・。」

とにかく痛いけど、頑張らないと。
頑張らないと、23日に出かけられない。
頑張るしかない。

なんとか、看護師さんから言われた3回を
こなすことができ、歩く距離は長くなった。
廊下をなんとか1往復できるまでになった。

が・・・夜間は、痛みが強く眠ることもできず、
痛みどめの点滴をしてもらう。

7/14 術後2日目

朝方、再度痛いと訴えるも、痛みどめは時間間隔を
おかないとできないと言われる。

またまた、回診の後、着替えと清拭・・・
痛みに耐える。

「傷はきれいになっていますよ。見てみますか?」と看護師さん。
「はい。」といって、上からおへそあたりに視線をおとす。

ばっさり縦におへその上から、恥骨あたりまで20cmくらいの傷。
きれいかどうか?わかりません。

今日も熱は終日37度後半。

終日、とにかく痛みと戦い、起き上がり、廊下を歩く。
少しずつ、歩けるようになる。

痰がすこしあるが、咳き込むと痛くて痛くて。
出せない。

食事は、まだガスがでないので、点滴のみ。
看護師さんも聴診しながら、お腹もあまり動いていないですね・・と。

癒着の予防と腸の動きをよくするための漢方(大建中湯)を処方される。
右首の血腫のCTを撮る。

7/15 術後3日目

回診で導尿カテーテルと硬膜外麻酔のカテーテルが
はずされる。
少し動きが楽になる。

これで、トイレに行ける。
というより、痛くても歩いて行かなければいけない。

排尿は、少し感覚が鈍っているかもしれないので、
早めに行くようにする。

力がでないので、しっかり出し切れないし、
膀胱あたりに痛みもあり。
また、導尿カテーテルを入れていたせいか少し出血あり。

やはり、今日も熱は37度後半。
熱があるのは、からだの中で炎症を起こしているためで、
合併症のリスクがまだあるということらしい。

実習生さんに洗髪してもらう。
実習生さんは、毎日、一生懸命に看護にあたってくれる。
とても熱心。
指導看護師も、非常にしっかりされていて、信頼がおける。
いろいろと配慮して、主治医との調整も気にかけてくれる。

傷はもちろん、ドレーンの挿入部あたりに、
かなりの痛みがあるけど
廊下の往復もかなりできるようになった。

お腹もゴロゴロ動いている様子。よかった。

手術前日から手術当日

7/11 手術前日

右首の中心静脈栄養のカテーテル挿入口あたりの痛みも治まらず。
左側のカテーテルも、内科主治医から手術前に炎症を
起こしては危険なのでとりましょうといわれ、取り外す。

外科病棟に転棟し、個室に入る。
病棟師長さん、担当看護師さんに続き、
実習学生指導看護師があいさつに来られる。

実習生を私の担当につけさせてもらえないかとの相談。

消化器内科では、主治医は専攻医。
(研修後、3年目~5年目の医師)
中心静脈カテーテル挿入では手技ミス?

担当看護師は4月に入ったばかりの新人さんで何を聞いても
「先輩に聞いてきます。」
「私からも先生に聞きますが、ご自分でも聞いてくださいね。お願いします。」

頼りない・・・。大丈夫かしら・・・。
と病院に対して、少し不安が募っていた。

どうしようか・・・
一瞬、迷ったけど、私も職場では新人を指導する立場であり、
育成するには、実習は欠かせない教育課程。

「はい。いいですよ。」そう答えた。

折り返し、実習生さんが入ってきて、緊張した顔で自己紹介。
大人しそうな感じだけど、真面目な感じで、まずは安心。

外科の研修医さんもあいさつに来られる。
とても繊細で優しい感じの先生。
外科より内科向き?な感じかな。

午後、外科のT主治医からは、
もしかしたら・・・熱がでてしまうと
明日の手術はできなくなるかもしれない。
できるだけ、手術できるようにしたいけど。
痛み止め薬は、座薬ボルタレンも錠剤のカロナールも
リスクがあるので、手術前の今日はNGとのこと。

夕方、麻酔科の医師(またまた若い!)、
麻酔科看護師、手術室看護師より次々と問診あり。

また、産婦人科の医師(また若い!)も
手術に立ち会いますので、
お願いしますとあいさつに来られる。

どうしても痛くて眠れない場合は、眠剤を出しますからと
看護師さんが言ってくれました。

なんとか・・・痛みに耐えながら、12時頃眠りにつく。

手術当日 7/12

朝、術前の血液検査を受ける。
術後のリンパ浮腫の予防のために、
弾性ストッキング(靴下)を履く。
下剤の服用はなし。

手術着に着替えて、時間を待つ。

T主治医が来て「熱はないので手術はできます。
頑張りましょう。」と言われる。

実習生の看護師さんや指導看護師、外科の研修医さんが
「今日は手術を見せてもらいます。お願いします。」と
次々にあいさつに来られる。

手術時間(10:00)になり、自分で歩いて手術室へ向かう。
手術室に入ると、総勢たる医師や看護師が並んでいる。
(研修医や看護学生なども今回オペに入るということだったので、
8~10人くらい?ずらりと並んでいた。)

さすがに緊張する。

そのまま、ストレチャーにのり、目を閉じる。
かなり奥の手術室まで運ばれる。

全身麻酔の前に、硬膜外麻酔のためのカテーテルを挿入される。
この手技は、前日、問診に来た若い麻酔科医が行いました。

硬膜外麻酔とは,術後も持続して麻酔薬を注入することにより
痛みをやわらげるために行うもの。

手術後は、翌日から、歩行リハビリをしなくてはいけないそうで、
できるだけ、痛みを和らげてからだを動かせるようにするためです。


脊椎(背骨)の中にある脊髄の側まで針を刺し
,その中にカテーテルを通し,脊髄を包んでいる硬膜の外側(硬膜外腔)に
カテーテルを留置し,そこから麻酔薬を注入します。

脊椎(背骨)の間から針を刺すために,背中を麻酔科医に
向けるように横向きになります。

麻酔科の看護師さんがからだを抱くように支えてくれます。
このとき両膝をお腹につけ,首はおへそを見るように曲げ,
できるだけ丸くなります。

まず,硬膜外麻酔の針を刺す部位に,細い針で痛み止めの注射をします。
これはそれほど痛い注射ではありません。

次に太い硬膜外麻酔の針で注射をします。
これは、かなり痛かったです。
思わず「いたい!」と声が出てからだが動きました。

この太い針が硬膜外腔に達すると,硬膜外腔に細いカテーテルを
挿入し,留置します。
そばに指導医がついていて、「そうでなくて・・・」
「こうして射すんだよ」などと
指導しながら行っていました。
そのためか・・・時間もかかっていました。

硬膜外カテーテルの挿入が終わったらテープで固定され,
その後仰向けになり、全身麻酔を受けました。

あっという間に意識がなくなり・・・

「終わりましたよ。これ(おそらく、人工呼吸器)とりますね。」と
いう看護師さんの声が聞こえましたが、
また、意識がすーっと・・・。

ふっと気づくと、病室に戻って、弟の横顔が見えましたが、
また、すーっと意識がなくなりました。
(手術は予定通り、15:00頃に終わったそうです。)

麻酔が効いているのか、意識が戻ったり薄らいだり。
時間が経つにつれて痛みが増してきます。

からだ中に、いろいろなチューブや装置がついていて、
からだも動かせず。
口には酸素マスク、鼻にもチューブ、
腕には点滴、血圧やサチュレーション測定器、
足は、浮腫予防のために、空気圧マッサージ器がついていて。

看護師さんに「痛みますか?」と聞かれるも、
「いたいぁ~い」と言葉もはっきり出せず。

痛みがどんどんひどくなる。
看護師さんが痛み止めの点滴を都度調整して
くれるけど、耐えられない。

夜中?頃、酸素マスクがとれる。
「明日の朝には、鼻のチューブもとれますよ」と看護師さんがいう。

「はぁ~い・・・」
しっかり言葉にできないまま、かろうじて答えるのが精一杯。

手術が決まるまで

6/29 外科担当主治医が決まる

朝の内科主治医の回診時、手術の担当医師と日程が
だいたい決まったと言われる。

午後から、婦人科の外来で診てもらっていた医師がきて、
現状の説明を受ける

今回は、卵巣の腫瘍は手術して診ないと、
がんかどうかわからない。
画像で見ると、確定できませんが、大腸の腫瘍が、
がんの原発かもしれない。

外科とも話し合って、今回は、外科が担当して手術して
もらうことになりました。
ただし、卵巣が原発であるかもしれないので、
術後の治療を考える上にも

私と婦人科の医師も手術に立ち会います。
卵巣の手術は、外科に行ってもらいますが、
手術のスペシャリストなので
大丈夫です。安心して下さい。

日程は、少し先になるようで、
7月の第2週くらいを予定しています。
また、外科の担当医師から説明があると思います。

夜になり、その外科の担当医師が病室にあいさつに来られる。

僕が手術を担当することになりました。Tです。
(んっ・・・また若い!しかも、なんだか、医療ドラマで
出てきた外科医師みたいに無精ひげが・・・大丈夫かしら。)

病気については、内科の先生から聞いていると思うけど、
やっぱり手術が必要です。
大腸のがんと卵巣の腫瘍を、お腹を開いて、
切り取ることになります。

手術は7/12を予定しています。
もっと早くやってあげたいけど、他の人の予定もあって、
7/12が一番早くできる日です。

いろいろ説明したいので、家族の人と時間を合わせてもらえますか?

「はい。わかりました。」

7/1 にICを受けることになりました。


7/1 手術のIC

手術のICを外科主治医より受ける。
手術の内容に加え、麻酔や輸血への同意説明もあり。

卵巣の腫瘍が大きいため、開腹手術となります。
結腸のがんは、前後10cmくらいを切って縫いつけます。
卵巣の切除は、片方だけですむと思います。

(術後の合併症や経過のリスクの説明もあり。)

癒着しないように、まず、大腸の機能を戻して、
食べてちゃんと出せるようにすることが一番大切。
そして、体力を回復する。
その後の治療については、診断が確定してから考えましょう。

術後は、翌日からリハビリをします。
23日のお母さんの法事には、10日あるので、
たぶん出かけられます。
かなり痛いけどリハビリを頑張ってもらわんとね。

今回の手術は、がんを切除するということはもちろん、
結腸と卵巣のがんを術中に病理検査に出して、
診断を確定するためでもあります。

手術は、がんを切除するだけでなく、
診断を確定するためにも必要ですから、
手術はした方がいいですよ。

手術しましょう。

「はい。わかりました。お願いします。」

まずは、がんを取り除くという治療法には、納得できたし
自分としても望む治療であったので、同意しました。

術後の確定診断がでたら、セカンドオピニオンを
受けたいことも伝えました。
外科の主治医と、話すのは今日が2回目。

3日ほど前に、病室に来て「僕が手術を担当します。」と
あいさつに来られて、その時に、今回のICの日程を
決めてもらったわけですが、10分ほど話をしたくらい。

主治医の説明や診断に不満があるわけでも、
信頼できないわけでもありません。
(というより、信頼する・しないの関係にも至っていませんけど。)

複数の医師からの診断結果や治療に関する方針を聞いた方が、
自分の治療に関する選択肢が広がると思ったのです。

だから、入院した時から、セカンドオピニオンは
利用するつもりでいました。

主治医は、一瞬、驚いたような顔をされたようにも見受けましたが
「わかりました。どこの病院にするか決めていますか?」
「はい。A大学病院です。紹介していただける先生がいらっしゃるので。」
「んじゃ、また、その時は教えてください。準備しますから。」
「はい。」

これからの治療においても、私は医師からの
(一方的)指示や提示だけでなく
自分が主体となっていたいと思います。
私自身が、主導権を持っていたいと思います。

病気を向かい合い、ともに生きていくのは、私自身ですから。


手術までの入院生活

手術までの入院生活は、長くて退屈でした。

6/20 午後、消化器内科に入院

個室を希望しましたが、空いてなくて2人部屋へ。

主治医は、外来で診断を受けたI先生(若い専攻医の女医さん)。
担当の看護師は、4月に入った新人看護師さん。

入院生活における注事項などを受ける。

腸閉塞のリスクが高いので、経口摂取はNGということで、
しばらくは、24時間中、ビタミンなどの補液を点滴して
経過観察しましょうとのこと。

血液検査、肺機能検査、心電図など受ける。

6/23 大腸カメラ検査

翌日21日からから週末24日までに、
CT・MRI・胃カメラ・大腸カメラをうける。

胃カメラも辛かったけど、大腸カメラだけは、2度としたくないです。

本当にきついです。しんどいです。つらいです。苦しいです。

そもそも、大腸カメラ検査を行うためには
腸の中を空っぽにしないといけないので
前日から絶食し、軽めの下剤を服用します。

そして、検査当日、2リットルの下剤(液体ですが、
すごく口当たりも悪く、まずい。
飲み続けているうちに、気分が悪くなるほど)を
2時間ほどの間に飲んで
腸の中のものをすべて出し切ります。

とてもじゃないけど、2時間では飲みきれず。
3時間かかりました。
下剤を飲んでは、トイレへ・・・また、下剤を飲んでトイレへ・・・
8回くらいこれの繰り返しです。

これが本当に苦しいです。
(便が、尿のようになるまでは検査ができないのです。)

胃カメラも大腸カメラも行うのは、主治医のI女医さんです。
専攻医さんだけど、大丈夫かしら・・・と不安でした。

私の場合、がんによって、かなり腸管が細くなって
いていましたが、何度も通そうとされ、
その都度激痛でした。

また、空気をいれてお腹を膨らませているので、
なおのこと痛いし苦しいし。
検査台の上で、あっちこっち向きを変えるたびに、
お腹が痛み、カメラが動くとさらに痛みます。

結局、I先生は、がんのところに、なかなかカメラが
通らなかったので、指導医を呼んだようで
途中から指導医らしき先生に交代しました。
小さなポリープがあったので切除してもらいましたが、
がんのところには、指導医の先生もカメラを通すことが
できなかったようです。

1時間ほど検査され、クタクタになって自分で
立ち上がることもできず、
車いすで病室に帰りました。

検査以外は、特にすることもなく、からだもそれほど痛みが
あるわけでもないので外出も外泊もOKと言われました。

退屈な入院生活です。

6/24 I主治医より検査結果のICを受ける


6/27 手術までまだかなり日があるので、このまま、食事ができないと
栄養が取れず、体力が落ちてしまうため、中心静脈栄養を受けることになる。

卵巣のあたりの腫瘍が大きくなっているような気がします。
圧迫感も日に増してきています。
触れると痛みもかなりあります。

ただ、大腸のがんという自覚は全くないです。
実際に、血便もなかったし痛みもない。
強いて言えば、便秘と下痢を繰り返していたことでしょうか?

食事はできませんが、あまり空腹感は感じられない。
入院後すぐは、ヨーグルトやスープを口にして、気分を味わっていましたが
3~4日すると、それほど欲しくもなくなりました。

お腹が(妊娠5か月くらい?)妊婦さんのようになってきました。

気持ちが沈んでも

昨日は、仕事の出張で近郊まできた友人に会いにいきました。
2時間ほど、お茶をしながら、今の自分の気持ちや
これからの治療のことなどを話しました。

気持ちは落ち着いていました。

でも、帰ってきてから、治療に関する本を読んだり
インターネットで情報検索しているうちに・・・
気持ちが沈んできました。


私のような大腸がんから卵巣への転移の症例は
あまり情報としてはみあたりません。

転移の多くが肺転移・肝転移です。
それゆえに、再発率や生存率などの数字が統計上の確率と
わかっていても、その数字に一喜一憂します。

日によっても、1日の中でも、気持ちは揺れ動きます。

ただ・・・私は無理に
前向きに考えよう とか
落ち込まないようにしよう とは
思わないようにしています。

辛いのは当たり前
悲しいのは当たり前
心苦しいのは当たり前

だから、泣きたい時は思いっきり泣くようにしています。
辛い 悲しい 苦しい と思ったら・・・
今、私は辛いんだ 悲しいんだ 苦しいんだ 
だけど、それはそれでいいんだ 無理しなくっていいんだ

そう思いながら、自分の感情と向き合っています。

中途半端に、その感情を抑えて、無理して振り払っても
すぐに抑えた感情に押しつぶされます。

しっかり感情と向き合えれば・・・
自ずと、ドン底の自分から這い上がってきます。

今日は・・・少しお腹の痛みもありました。
からだも少し疲れた気がします。

それから、大学病院でのセカンドオピニオンの日程が
8/10に決まりました。
どんなことを医師から言われるのか・・・
そう思うとやはり不安が大きくなります。

セカンドオピニオンの後、8/15日の公立病院の主治医の
受診があります。

抗がん剤治療について行うかどうか・・・
決めなければいけない時も迫ってきました。

だから、気持ちも沈んでしまっているのかしれません。

中心静脈栄養

私の場合、大腸のがんにより、腸が細くなっていて
、腸閉塞のリスクが高いため、経口摂取は、流動的なもの
(スープやヨーグルト)のみに制限されました。

6/20からの入院後は、補液の点滴だけを受けていましたが、
補液は栄養価も低く、水分補給くらいの役割しかなく
、そのため、中心静脈栄養といって、静脈から高カロリーの栄養を
補給することになりました。

24時間ずっとラインから栄養補給するので、24時間点滴されている状態です。
どこへいくにも、点滴スタンドと一緒で、ある意味では身体拘束ですね。

※中心静脈栄養
内頸静脈や鎖骨下静脈などから心臓に最も近い大静脈まで
カテーテルを入れて輸液ライン(IVH)を確保し、
このラインを通して栄養補給する方法。
輸液ラインを常に留置しておくことで、
点滴のたびに静脈に針を刺さなくてすみます。

6/27 カテーテル挿入

右首の内頸静脈にカテーテルを挿入してもらいましたが、
術後から、かなり痛みがあり。
主治医に伝えると「誰でも最初は痛みますよ」と。

しかし、日を追って挿入部当たりの痛みがひどくなっていきます。
何度も、主治医に訴えましたが「ある程度の痛みはあるので・・・
」と言われ続けました。

6/30 挿入後3日目

痛みを訴えると、CTと血液検査をしてみましょう と
いわれ検査をうける。
結果、炎症かもしれないということで、抗生剤を
点滴投与しての経過観察となりました。
その後も痛みは悪化するばかりで、首を動かすことも
できなくなりました。

7/1 挿入後4日目

痛み止め薬(カロナール)を処方してもらいましたが、
数時間で効き目がなくなります。
本当に大丈夫かしらと不安が大きくなる。

7/4 挿入後7日目

首のあたりが明らかに腫れ上がってきました。
耳の奥から頭まで痛くなっています。
再度、CTを撮りました。

7/5 挿入後8日目

検査の結果、血腫ができているということで、
明日、交換しましょうと主治医から言われる。

7/6 挿入後9日目

左首側の内頸静脈に交換。
交換してみてわかりましたが、左側に挿入したカテーテルは、
それほど、痛みを感じませんでした。
カテーテルを固定するために、縫いつけている部分の
ツッパリ感はありますが、
右の時のようなカテーテル挿入部の痛みは
ほとんどありませんでした。

主治医の手技が未熟だったのか・・・
結果として、血腫ができてしまったために、
こんなにも痛い思いをしなくては
ならなくなってしまいました。

7/7 交換後翌日

検査の結果を、あらためて、カテーテル挿入を行った
内科の主治医とその指導医から説明をうける。
血栓があったので、肺梗塞などのリスクがないかどうか、
血液内科の先生にも診てもらいます。とのこと。

7/8 交換後2日目

内科主治医とその指導医から、肺梗塞のリスクは少ないので、
このまま抗生剤投与で経過観察します。とのこと。
痛みは変わらず、首も動かせないまま。
手術まであと4日・・・・
大丈夫かと不安がますます大きくなる。
痛みが治まらず、座薬ボルタレンを挿肛してもらい、
少し楽になる。

結局、その後も痛みはあまり治まらないまま、
手術を受けることになりました。

カテーテル交換後、毎日、内科主治医とその指導医が
経過観察のために「痛みはどうですか?」と
病室を訪れてくれましたが・・・。

医師にとっては、日常的な手技であっても、
患者にとっては初めてのこと。

どこまでが痛みのプロセスとしてあるものなのか・・・
つまり、どこまで我慢しなければいけないのか

どこからが何らかの異常があっての痛みなのか・・・
どうなったら痛みの訴えをしないとリスクが
高くなるのかわからないもの。

もう少し、最初の段階でちゃんと痛みの訴えを聴いてもらいたかった。


告知から乗り越えるために その2

笑顔でいること

笑顔でいましょう。笑うことで、免疫も高まります。

辛いけれど、悲しいけれど、苦しいけれど・・・
笑顔を忘れないでいましょう。

そのためには、笑顔になれる場所をつくりましょう。

ご家族や友人とどこかに出かけるのもいいでしょう。
お気に入りのお店や好きな場所でゆっくりするのもいいでしょう。
家に閉じこもっていないでくださいね。

私もリハビリを兼ねて、散歩したり、ウィンドウショッピングしたり、
ちょっとドライブしたりして、できるだけ外に出かけています。

好きな映画やアーティストのライブのDVDを見たり、
お笑い番組を見たりもしています。
今度は、映画を見に出かけようかと思っています。

私は、入院中、毎日、口角トレーニングをしていましたよ。
入院していると、笑うことも少なくなってしまいます。
表情筋は使わないと使えなくなってしまうので、
笑顔が引きつらないようにと思って、朝と寝る前の歯磨きの後、
必ずやっていました。

ちなみに・・・
入院中、腸閉塞のリスクが高く、食事が食べられなかったので、
からだが痩せてしまうのは仕方ないと思いましたが・・・。
お見舞いに来て下さった方に「顔がやつれたね」と
思われないように、
お顔のマッサージは欠かさず行っていました。
(まぁ・・・時間もたっぷりあったので、
 熱心にお手入れしていました。)

だから、お見舞いに来て下さった方からも
「元気そうでよかった」と
みなさん、言って下さいました。

「そう、私は元気なんですよ。」
そう自分でも思えることが、病気と向き合う力になっていました。

生きる目標を持つこと

これが何より大切です。

自分のこれからの目標を持ちましょう。
小さなことからでいいんです。

大好きな○○を食べに行こう
映画を見に行こう
日帰りや1泊旅行をしよう

趣味を持っているなら、やりましょう。

私は、花が大好きです。
まず、部屋にお花を飾ろうと思いました。

花屋さんへ行って、大好きなお花を見て、
どれにしようかと選んでいると
心が癒されます。

そして、お部屋にお花を飾ると、「きれいだなぁ」と思います。
心が明るくなります。

心が明るくなれば、次に何をしようかと思えるようになります。

友達に会いに行こう
職場にでかけてみよう

そう思えるようになりました。

今は、大好きな仕事に早く復帰できるようになろう
そう思っています。

ただし、「しなければならない」目標はあまりお勧めできませんけど。

禁煙しよう
禁酒しよう
食事を制限しよう

とか・・・かえってストレスがたまります。
ストレスがたまると免疫が下がりますから。

ただ、生活習慣を変えることは大切なことですから
まずは、楽しめる目標からはじめてみましょう。


笑顔になれる 楽しい 小さな目標を
ひとつひとつやってみましょう。

きっと生きる目標につながっていきます。

告知から乗り越えるために その1

告知のショックから立ち直り乗り越えるために・・・。

このショックは・・・時間はかかりますが、乗り越えられます。
時間が過ぎていくのを待つことも大切だと思います。

私も時間の経過とともに気持ちが落ち着いてきました。

自分自身を責めないこと

がんは、いまや2人に1人がなる病なので、特別な病気ではありません。
何か悪いことをした報いでがんになったわけでもなければ、
何か間違った生活習慣でがんになったわけでもないのです。
もちろん、生活習慣で思い当たる人(私もそうですけど)もいるかもしれませんが、
自分だけが悪かったわけではないはずです。

また、もし、ご家族ががんになってしまっても、
どうしてもっと早くに気付けなかったのだろうとか、
生活習慣や環境を整えてあげられなかったのだろうと責めることはありません。

自分を責めると辛くなるばかりです。

進行がん=死というイメージを捨てる

進行がん=死というイメージに縛られていると
絶望感や無気力感に襲われます。
今や、3大治療だけでなく、保険適用外の治療であれば、
先進医療や民間療法、代替療法など選択肢は増えています。

進行がんでなければ、早期発見であれば治る病気でもあるのです。
そして、進行がんであっても、医療は著しく進化し、
数年ごとに新薬や新しい療法も出てきています。

私の主治医が言ったように、年単位で延命していけば、
治る薬も出てくるかもしれないのですから。

生きることをあきらめない。治療をあきらめない。
自分らしく生きていくことをあきらめずに、信じること。
そして、生きる目的をしっかり持つこと。
最後までがんに対して、自分の人生に対して取り得る方法はあるのだと信じて、
あきらめずにそれを見つけていくことだと思います。

がんと共存して生きていくのなら、きっと・・・
「がんは慢性疾患」だとくらいに思えるようになればいいのでしょうね。
(私は、今はまだ・・・そこまでは思えませんけど)

ひとりで抱え込んで孤独にならない

どうしてもひとりになると、この辛さや悲しみは
誰にもわからないと考えてしまいます。
自分ががんであることを自分一人で抱え込まないことです。

泣きたければ泣いていいし、感情を出し切ってもいいのです。
むしろ、そうしないといけないと思います。
ひとりで抱え込み、強がっていては乗り越えられません。

またまた、主治医の言ったことが思い出されます。
ご家族に甘えてください。弟さんに甘えないといけないんですよ。

私には、もう主人も両親もいません。
子供もいないので、ひとりで生活しています。

家族は、3歳半下の双子の弟だけです。
ふたりの弟はよくしてくれています。ICにも同席してくれました。
何かあれば、すぐに来てくれ助けてくれます。

今後、もし、私ががんの再発や治療において、
ひとりで暮らすことが難しくなったら、
一緒に暮らせばいいと言ってくれています。

弟は、結構、楽天的というか・・・ポジティブです。
「とれるものを全部取ったんだから大丈夫だって。
今や、がんは治る病気だから。
余命を宣告されても、それ以上に長生きしている人は
いくらでもいるんだから。
がん細胞なんて、誰でもあるもの。みんな一緒だって。
まぁ、上手く付き合っていくしかないさ。」

時には、本人よりも家族が悲観的になってしまう場合もあるかと思います。
幸い、私の弟はふたりともポジティブです。

また、職場に復帰するなら、誰かひとりでもいいので、
がんであることを伝えておいた方がいいとも思います。
できれば、上司がいいと思います。

再発や治療において、仕事を休むことになったりすることあります。
また、精神的にも不安定な時もあります。
その事情を知ってもらっていることで、ある程度配慮してもらえるのなら、
職場にとっても、自分にとってもいいことです。

私の仕事は、急に休んだりすると、かなり、職場に影響を与える仕事なので、
上司(女性)に最初の診断の時から状況をすべて話しています。

また、私はこの上司を、人としてもとても尊敬しているので、
職場での関係を超えて信頼して話をしています。
上司も私の家庭環境や事情を理解してくださっています。

孤独にならないように、信頼できる人に話を聴いてもらって下さい。

笑顔が元気の源

職場の男性職員2人が会いに来てくれました。
普段と変わらない笑顔にとても元気づけられました。

笑顔は人と元気にします。
笑顔にあふれている職場に、早く復帰したいと強く思いました。

進行がんの告知を受けてから、1週間たちました。
自分の中で、がんであるということが現実的になるとともに、
ともに生きていく戦友のような気もしてきました。

ここで、告知を受けて今日までの気持ちを整理しておきます。


7/27 告知当日

さすがに進行がんと告知された日は、ショックでどうしていいのかわかりませんでした。
「どうして私が?」
「これからどうなるの?」
「年単位での延命ってどういうこと?」
進行がん=つらい治療=死 というイメージが大きく襲ってきます。
何をする気も起らず、食事もできず、泣き止んだかと思うと、また、涙が溢れる・・・。
泣き疲れて・・・眠った1日でした。

7/28 告知後1日目

友人ふたりが会いに来てくれました。
昨日、泣き腫らしたせいか・・・
朝目覚めたとき、昨日の告知が悪い夢のようにも思えました。

感情は昨日ほど湧いてこない。
気持ちが落ち着いているようにも感じました。
現実逃避・・・でしょうか。

これからどのように生きていきたいのか そのためにどんな治療を受けていきたいか
友人と話しながら、自分の気持ちを整理しながら話すことができていました。

少し、涙ぐむことはあっても、感情が取り乱すことはありませんでした。

7/29 告知後2日目

また、気持ちが落ち込みました。
高濃度ビタミンC点滴療法を受けに出かけ、その後、少し、
気分転換にウィンドウショッピングをしました。
鏡に映る自分の姿をみて、「私、少し痩せたけど、顔もやつれていないし、
こうして、外にでかけることだってできるのに・・・。
目に見えるがんも全部取ったのに。それなのに、治らないがんなんだ。
いつまで生きられるかわからないんだ。」

そう思うと、また涙が流れます。

「どうして私が?どうして私なの?」
「何か悪いことしたかな?それなりに一生懸命生きてきたのに・・・」
そう自分を責めてしまいます。

7/30 告知後3日目

職場の人が会いに来てくださいました。
職場の話をしている時は、それなりに笑ったりもしました。

ただ、やはり、進行がんであることを話し始めると涙が出ました。
どうしても・・・あとどのくらい生きられるのかと思うと辛くなります。

7/31 告知後4日目

大好きなアーティストのライブに出かけてみました。
からだは大丈夫かと自分でもかなり心配でしたが、
気持ちがはれることで免疫力があがることも大切だし・・・。
思い切って出かけました。

席は、なんとアリーナ席、最前列のセンター席で、
メンバーが躍ると、ほとばしる汗まで見える席です。
この会場でおそらく一番の一等席です。


神様は・・・
これが最後のご褒美よ。思いっきり楽しみなさいね。
そう言うのでしょうか?

それとも・・・
この次も、来年も、このライブが楽しめるように頑張るのよ。
そう言っているのでしょうか。

そう、思いっきりライブを楽しめるように頑張らなきゃ!
来年も再来年もライブにくるんだ!
そう思いました。

思いっきり楽しみました。
さすがに、1時間ほどするとからだに疲れを感じ、腹部への
多少の痛みを感じるようにはなりましたが・・・。

ライブを楽しめるまで身体的には回復しています。
気持ちも、前向きになり始めています。

8/1 告知後5日目

自分の気持ちをコントロールする術が少しわかってきたように思います。
どうしたらいいかは・・・後程のブログで。

進行がんの告知 7/27

退院後、初の外来受診

術中の病理検査の結果とともに、
今後の治療について説明をうけました。

なんとなく・・・頭ではわかっていたこと 覚悟していたこと

これからの治療のことだけどね、
抗がん剤治療を行っていかないといけない状態。

ただ、今の医療では、あなたのがんは、完治できないから、
再発するまでの時間を長引かせるというか、
普通に生活できる期間をできるだけとっていくという
延命的な治療として考えてもらった方がいい。

大腸のがんは、外に顔を出している状態で、
大きさはそれほどではなかったけど、かなり深かったんだよね。

手術で、今ある「しこり」は全部とったけど、
がん細胞はからだに残っているから。
腹水も少しあって、そこにもがん細胞があった。
もちろん、腹水は洗い流してはいるけれどね。

「卵巣は転移だったんですか?
 卵巣がんの抗がん剤治療もうけるということですか?」

卵巣の方(腫瘍)は、大きかった。
だけど、卵巣は、原発巣でなく、大腸からの転移と考えているから、
抗がん治療は、大腸がんとしての治療を行い、
卵巣がんの治療は考えていないけど。

「進行ステージは?」

ステージは、Ⅳ。転移があるから。

「延命的な治療なら・・・副作用の強い抗がん治療は、受けたくないです。
副作用のない治療法を考えたいです。」

抗がん剤の治療は、副作用も少なくなってきている。
仕事をしながら受けている人もいるしね。
副作用が出てきたら対処しながら、
減量して調整していくことももちろんできる。
耐えられない範囲のことではないと思う。

自分が手術をした患者さんだから、頑張ってほしいと思う。

「私の場合、抗がん治療はどのくらい続けるんですか?」

たぶん・・・ずっと。
抗がん治療を受けていれば、年単位で延命できる。
2年生きていられれば、新しい薬も出てくるかもしれない。
治るかもしれない。

「・・・・・」

じゃあ、これからあなたはどう生きていたい?
再発までの時間をどうしたいと考えているの?

「これからですか・・・」

それから、弟さんは今日一緒じゃないけど、どうしようか?
僕から電話して話しておいてもいい?

「いいえ。大丈夫です。私が話しますから。」

もし、弟さんから連絡があったら、話してもいい?

「いいえ。私が話しますから、いいです。」

心配だなぁ。なんか強がって話してしまうんじゃないかって。
「大丈夫。抗がん剤治療をうければいいって。」ってくらいにしか
話さないんじゃないかなって思ったんだけど。
家族に心配をかけたくないって思うのはわかるけど、
これからは頼っていかないといけない。
甘えていかないといけない。

ひとりでは乗り越えていけないことだから。

僕から、話をさせてもらえないですか?

何を心配しているの?
経済的なこと?
治療費は高額限度負担制度など公的な援助が受けられるから、
あまり心配しなくてもいいと思うけど。

「経済的なことは心配していませんから大丈夫です。」

抗がん治療は、患者さんに黙って進めることはできないから。
あなたがどうしたいか それをできるようにするのが 僕の仕事だから。

セカンドオピニオンも含めて、もう一度、考えてみて。

「はい。次回にはセカンドオピニオンも含めて考えて
 弟と一緒に来ます。」

横を向いていた私の顔を少し遠くから覗き込むようにして、
そう主治医は言いました。
怒っているようではなく、大丈夫かなぁと心配そうな顔をしながら、
微笑んでいたように感じました。

そして、カルテに次回受診日を入力しながら・・・先生はつぶやいていました。
「きっと良いように考えるようになるから・・・」と。

「良いように」ってどういうこと?と一瞬、私は思いました・・・。
「誰にとって、本当に良いようになのか?」

もっと動揺するのかと思っていましたが、
主治医の話をひとつひとつ聞くことができていたように思いました。
診察室を出てからも、家への帰り道でも淡々とした自分がいました。

でも・・・家に帰ってふっと窓の外を見たとき・・・
急に涙が溢れました。

がんと告知されてから初めて泣きました。
どうして涙が溢れるのか・・・
わからないままに泣き続けました。

もしかしたら・・・
今まで母の法要のことで自分の気持ちが
精一杯だったのかもしれません。

というより・・・
母の法要を理由に、自分ががんであることから
現実逃避していたのかもしれません。

母の法要が終わったからこそ、もう逃げることができず、
自分ががんであることを受けとめざるを得なくなったのかもしれません。

「誰か助けて!」 急にそう思いました。

思わず、仕事先に電話して、上司である課長につないでもらいました。
課長に、検査の結果を泣きながら話し終えると、
課長が「いいのよ。泣いてもいいの。泣きなさい。」と言って下さいました。

泣いてもいいんだ。我慢しなくていいんだ。

そう思うと、涙はとまらなかったけれど・・・
少しだけ心は楽になりました。
誰かに話して聴いてもらうことで 心は楽になります。救われます。

ひとりでは乗り越えられないから・・・
主治医の言葉がどこからか聞こえたような気がしました。

高濃度ビタミンC点滴療法

クリニックにて、高濃度ビタミンC点滴療法 2回目

高濃度ビタミンC点滴療法の初回治療は 7/29 
25gのビタミンCを点滴にて投与。

今日は2回目なので、50gのビタミンCを点滴で投与。
50gのビタミンCを3回ほど投与すると、概ね、
からだの中のビタミンC濃度が300~400mg/dlになるということ。
からだの中のビタミンC濃度が400mg/dlになると、
がん細胞は、死んでしまうらしく、抗がん剤の働きをするらしいです。

なぜ、私がこの療法を選択したのかについては、
また、後程のブログで・・・。

点滴時間は概ね90分から120分ほど。
あまり腕は動かさないようにと言われているので、
リクライニングの椅子でウトウトしています。
ハイペースでビタミンCを点滴するので、血管に痛みがおこるようで、
点滴の中に血管拡張剤が入っているそうです。

今日は、少し気になる程度でしたが、痛みましたので、先生に伝えると、
次回は血管拡張剤を増量しましょうということでした。

先生と抗がん剤の話を少ししました。
先生からも、抗がん剤投与を勧められました。

「卵巣も大腸も比較的抗がん剤が効くがんなので、できれば、
今のうちに叩いてしまった方が、いいような気がしますが・・・
どうでしょうか?」
「抗がん剤をしたくない理由はどんなことですか?」


私が、今現在、抗がん剤を治療として選択することに
拒んでいる理由は・・・

一人暮らしなので、副作用がひどい場合の不安がとても大きいのです。
何かあったらどうしよう、このままいつまで続くのだろう、
一人で大丈夫なのか・・・
誰かと一緒に暮らしているのなら、考えも違ってくるでしょうけど。

それから、仕事への影響も考えます。
副作用で休みがちになるようなことはしたくありませんから。

そして・・・
再発の可能性が高いのなら・・・
再発までの時間軸のQOLを下げたくはありません。

さらに・・・
私には、まだ、副作用の強い抗がん剤を使わなければいけない
状態なのかどうか・・・自分自身でわからないのです。

そして、使わなければいけない理由に納得ができないのです。
自分の生活のQOLと、治療の副作用と効果の両方を
考えなければ答えはでません。

わがままかもしれませんが・・・・
私の人生ですから、私自身が納得したいのです。

※ 高濃度ビタミンC点滴療法は代替医療であり、
抗ガン剤に代わるものではありません。

高濃度ビタミンC点滴療法について

この高濃度ビタミンC点滴療法は、2005年に米国・公的機関/国立衛生研究所(NIH)の
科学者が発表をしました。
それは『高濃度アスコルビン酸(ビタミンC)点滴は、
ガン細胞に対してだけ選択的に毒性として働く』という内容です。

ビタミンCは自分が酸化されることで強力な抗酸化作用を発揮しますが、
その際に大量の過酸化水素が発生します。
血中に投与された時、正常な細胞は過酸化水素を中和できますが、
ガン細胞はこれを中和できず死んでしまうというのです。

つまり、高濃度のビタミンCはガン細胞にとって『抗ガン剤』でもあるわけです。 
また、ビタミンCは通常の抗ガン剤とは異なり副作用がないのが特長です。
ガン細胞に対しての選択的攻撃力が高く、現在、ガン手術後の再発防止、
ガンの新たな補助療法として、米国・国立ガン研究所(NCI)、
米国・国立衛生研究所(NIH)において研究が進められている、
最先端のガン治療法と言われています。
プロフィール

さくらのように

Author:さくらのように
仕事にやりがいを感じながら、日々、懸命に生きてきました。
でも、ある日、進行がんを告知され、これからの人生を
がんと向き合いながら、どう生きていくか・・・

何かに向かって懸命に生きるというこは
たとえ、それが叶わなかったとしても
誰かの生きる希望や力になれる

そう信じて・・・。

心からの笑顔いっぱいに生きていきたいと思います。

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