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セカンドオピニオンを受けるにあたって

セカンドオピニオンとは、「第二の医師の意見」

セカンドオピニオンを求めるのは、自分にとって、よりよい担当医を
探すためではありません。
現在、受けている診療が適切であるのか、否かについて、
意見を求めるためですから、セカンドオピニオンでは、
(治療行為を行わないので、)診察や検査はありません。

「他の医師に意見を聞く」というのは、
「そんな失礼なことなかなかできない」
「医師への背信行為になるのではないか」
「そんなこと言うと、怒られるのではないだろうか?」
「後で、ちゃんと診察してくれなくなるのでは?」
といった不安はどうしても出てくるものです。

今までの対応に少し不満があるようなそりの合わない先生なら、
もう会わないと割り切り、セカンドオピニオンにより、病院、もしくは、
他の医師に代わることもできるかも知れませんが、今まで熱心に診て
くださっている場合なら、なんだか言い出しにくいというのはあると思います。

でも、セカンドオピニオンをすることで、主治医の治療方針に納得できれば
なお安心して治療を受けることができますし、別のより良い治療を
選択する機会にもなります。

また、あってはならないことですが・・・誤診が発見されることもあり
医師のとってもリスクを回避できる安心なシステムと言えると思います。

大きな病院には、セカンドオピニオン外来というものが
設けられているところもあります。
ただし、セカンドオピニオン外来(自費診療)を受診する場合は、
セカンド・オピニオンは「診療」ではなく「相談」になるため、
健康保険給付の対象とはならず、全額自己負担となります。
私の場合は、30,000円で時間は主治医への報告書作成時間も含めて、
1時間以内ということでした。
実際には、50分ほど話をしてくださいました。


『セカンドオピニオンの頼み方』

医師といえどもやはり一人の人間です。
なぜ、私のいうことを信用しないのか、なぜ別の病院へ行こうと
するのかと考えることでしょう。
自分の説明に何か不足していることがあったのだろうか、これだけ説明したのに、
患者さんがわかってくれていなかったのではないか、といった、
いささかやりきれない気持ちがあることはあろうと思います。

患者としては、医師への配慮も必要です。
セカンドオピニオンは患者の権利ではありますけど、
丁寧な態度で依頼することが大切です。
患者としては、当然の権利として紹介状を求めるのではなくて
自分としても診療内容をよく理解し、納得しておきたいからであることを、
誠意をもって申し添えることが望ましいと思います。

私の場合は、「先生のおっしゃることはよくわかりました。ただ、かねてからの
知り合いの医師がセカンドオピニオンの医師を紹介してくださるというので、
その先生のお話も聞きたいと思います。」とお願いしました。

もし、直接、言い出しにくい時は、看護師さんに相談してみるのもよいでしょう。
私も看護師さんにも相談しました。

また、大きな病院では「がん相談支援室」というところにセカンドオピニオンについて
相談に行けば、相手先の病院へのセカンドオピニオン外来の予約をとってくれたり
主治医の先生にセカンドオピニオンを希望していることを伝えてくれたりもします。


『セカンドオピニオンに必要なもの』

①セカンドオピニオンをうける医師への診療情報提供書
②がん細胞の病理報告書
③CTなどの画像診断データや血液検査データ

これらがないとセカンドオピニオンは受けられません。

これらは、主治医が用意してくれますが、セカンドオピニオンを受ける医師には
事前に渡してもらった方が、当日の面談もスムーズになります。
(というより、セカンドオピニオンの医師から事前に診断データを
送ってくださいと言われました。)

これらの書類やデータの作成は、勤務医は外来や手術が終わってからになります。
T先生は、私からの度重なる依頼にかかわらず、いつもすぐに対応してくれましたが、
本当に大変な手間をおかけしてしまっているなぁ・・・と思います。

『セカンドオピニオン医の探し方』

セカンドオピニオンのために専門医を求めるならば、担当医にお願いして、
相談に乗ってくれる医師を紹介してもらうというのも一つです。

別の病院でなくても、科の違う医師(内科・放射線科・腫瘍内科など)
でもいいと思います。

また、インターネットや口コミで探してもいいかもしれませんが、
大病院の名医がいいとも限りません。

知り合いからは、大病院の教授などは、多忙で、時間もとれなくて
あまり相談にならなかったという話も聞きました。

誰に(どこに)依頼すれば困ったら、がん相談支援室に相談してもいいと思います。


『セカンドオピニオンの注意点』

(1)セカンドオピニオンをむやみに何度も繰り返さない

注意しなければいけないのは、「自分が希望する見解が得られるまで、
何度も繰り返す」ということです。

私のように「抗がん剤治療をすべきです」と言われたとしましょう。
でも本当に必要かどうか、別の医師の意見も聞きたいということで
セカンドオピニオンを得られることは非常に重要です。

でも、「抗がん剤治療は嫌だ。」他の療法を提案してくれる
(自分が望む答えを出してくれる)医師に会うまで、
何度もセカンドオピニオンを繰り返すことは、避けた方が良いと思います。

特にがんについては、診断が確定した時点で速やかに治療に移行することが必要です。
幾人もの医師を受診して回って、かえって自分自身が混乱したり、
時間ばかりが過ぎてしまうことにならないためにも、セカンドオピニオンをするのは
3回くらいにとどめて、その後は主治医の先生とよく相談しながら、
治療に取りかかることが大切だと思います。

ちなみに・・・
実際には、セカンドオピニオンでは、主治医が提案する、
もしくは、行っている治療の妥当性をセカンドオピニオンの医師が証明してくれる
ケースが圧倒的に多いということです。(知人の医師から聞いた話・・・)

(2)セカンドオピニオンを受ける目的を明確にする

自分自身がファーストオピニオンを聞いてどのように感じたのかを整理し、
その上でなぜセカンドオピニオンを聞きたいと思ったのか、何を聞きたい
と思ったのかを整理する必要があります
セカンドオピニオンで明確にしたいことをしっかりまとめておきます。

私は、メモをまとめて当日、そのメモを確認しながら受けました。

(3)セカンドオピニオンの結果を主治医に伝える

セカンドオピニオンでの意見が主治医と違っても、ちゃんとその内容を伝えましょう。
そのうえで、主治医の意見を再度聞いて、メリットやデメリットを整理します。

もちろん、セカンドオピニオンを受けた医師から主治医には報告書が
渡されますから、どのような結果になったかは、主治医にもわかるのですが、
自分で何を思い、感じ、考えたかを話し合うことが大切です。

(4)自分自身ががんとどう向き合うのかをしっかり持つこと

セカンドオピニオンを受けて、主治医との意見が同じであれば、
安心して治療を受けることができますが、相反する意見であると混乱します。
必要であれば、サードオピニオンを受けてもいいでしょう。

私の場合は、セカンドは、先進医療で免疫細胞療法を行っているA大学病院
サードは、免疫細胞療法を主に行うクリニックを受けました。

正式なオピニオンは、サードまでですが、実際には、知人の医師にも相談しました。

ただし、最終的には自分自身がどうしたいかです。
自分自身の生活スタイルや人生における価値観、家庭環境などを見つめなおして
自分ががんとどう向き合うのかをしっかり持っていないと、
複数の医師の意見に翻弄されてしまいます。

がんと向き合うのは自分自身です。

T先生は私に言いました。
「大切なのは、あなたがどう生きたいか。
それをできるようにすることが僕の仕事だから。」


セカンドオピニオン・ネットワーク

セカンドオピニオンガイド

セカンドオピニオンバンク
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セカンドオピニオン

A医科大学病院で、消化器外科のS教授の
セカンドオピニオンを受けてきました。

病理検査の結果

卵巣転移だけでなく、腹膜結節もあり、取り除いたものの
やはりステージはⅣの中分化腺がんの進行がん。
リンパ管侵襲や静脈侵襲は、ly3・v3でした。

リンパ管侵襲
大腸壁内リンパ管への癌の侵襲の有無および程度の分類
ly0:侵襲の認められないもの。
ly1:侵襲が軽度な場合。 
ly2:侵襲が中等度の場合。
ly3:侵襲が高度の場合。

静脈侵襲
大腸壁内静脈への侵襲の有無および程度の分類
v0:侵襲の認められないもの。
v1:侵襲が軽度な場合。 
v2:侵襲が中等度の場合。
v3:侵襲が高度の場合。

漿膜を有する部位の壁深達度は、seでした。

m:癌が粘膜内にとどまり、粘膜下層に及んでいない。
sm:癌が粘膜下層にとどまり、固有筋層に及んでいない。
mp:癌が固有筋層にとどまり、これをこえていない。
ss:癌が固有筋層を超えているが漿膜表面に出ていない。
se:癌が漿膜表面に露出している。
si:癌が直接他臓器に浸潤している。

腹膜転移の状態は、詳しくは情報提供書になかったので
わからないということでした。

卵巣への転移は珍しく、血行性転移であれば、
肺や肝臓への転移となるけど
卵巣の場合は、腹膜播種によるものとも考えられ、
状態としては厳しいとも考えられるそう。

腹膜播種については、15日のT先生の外来時に聞いてみよう・・・。

病理結果から今後の治療は、標準治療として
抗がん剤治療を勧めたいということ。
公立病院のT先生と同じです。

抗がん剤治療としては、ガイドラインに則り、
FOLFOXもしくはFOLFIRIに分子標的薬との併用。

抗がん剤以外の代替治療をするにしても、
その治療が効いているかどうかを
どう評価するかをよく考えた方がいいと言われました。

私の場合、腫瘍そのものは取り去っているので、
腫瘍の縮小効果で評価することはできません。
となると、腫瘍マーカーや血液検査になってくるのでしょう。

ちなみに、7/27 術後のマーカーCEA:8.9(標準値5以下)で
それほど高くないかな。

セカンドオピニオンを受けて、病理検査の結果を
詳しく聞くことができて、納得できたことも多かったです。

そして、少し心が救われた気がします。
なぜなら・・・S教授は最後に言われました。

どんな治療を選ぶにしても、自分が納得して選ぶこと。
そして、できるだけ、はやく一番強い方法でやってしまうこと。
(すぐにでも最強の力でがんをたたく)
それで・・・もし、再発したら・・・
あきらめましょう。
やることはやったんですから。

そうか・・・あきらめてもいいんだ。
「あきらめてはいけない」そう思わなくてはいけないと
思い込んでいましたが
納得してすべきことをしたのであれば・・・
治すことはあきらめてもいいんだ。
あとは、限りある人自分の生をどう生きていくかを
考えればいいんだ。

そう思うと、とても心が救われました。
プロフィール

さくらのように

Author:さくらのように
仕事にやりがいを感じながら、日々、懸命に生きてきました。
でも、ある日、進行がんを告知され、これからの人生を
がんと向き合いながら、どう生きていくか・・・

何かに向かって懸命に生きるというこは
たとえ、それが叶わなかったとしても
誰かの生きる希望や力になれる

そう信じて・・・。

心からの笑顔いっぱいに生きていきたいと思います。

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