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がんとともに生きる

7/27に、主治医から進行がんの告知を受けました。
結腸がんが原発巣で、両卵巣への転移性がん。

ここに至るまでの経緯については、またゆっくりお話ししていこうと
思いますが、概ねとしては、以下のような感じです。

5月上旬
腹部卵巣あたりに10cm位のしこりに気づき、産婦人科受診
超音波検査・腫瘍マーカーの結果、悪性腫瘍の疑いがあると
いうことで、公立病院を紹介される

5月中旬~6月上旬
公立病院産婦人科で、CT・MRI・PET・超音波など検査を受ける
悪性か良性かは、手術しないと確定診断できないと言われ、
手術を前提として、念のため、消化器内科も受診

6/上旬
消化器内科にて、注腸検査を受け、大腸にがんが見つかる
がんにより、腸閉塞を起こしかねない状態で、即入院と言われる

この注腸検査の日の夕方、闘病生活中の母が、亡くなり、
葬儀などのため、入院日程を延期する

6/20 入院
がんの原発巣が、大腸なのか、卵巣なのか・・・
入院後も、胃カメラ・大腸カメラなどの検査が続く。
腸閉塞のリスクが高いため、食事は経口摂取はNGとなり
中心静脈栄養となる。

6/24
消化器内科医から、検査結果のICあり。
かなりの高い確率で「結腸がん」と言っていいと思います。
ただし、卵巣については、悪性か良性かは今は診断できません。
と告知をうける。

6/30
結局、開腹手術しないとわからないということで
ようやく、担当主治医が外科の医師と決まる。

7/12
開腹手術(10:00~15:00)
今ある腫瘍はすべて取り除いたと主治医より。
がんの原発については、病理検査の結果待ち。

7/22
7/23に母の四十九日法要があるため、
やや強引に退院許可をもらい、退院

7/27
術中の病理検査の結果について説明をうける。
結腸がんが原発巣で、卵巣への転移性がん。
つまり、ステージⅣの「進行がん」と告知をうけ、
抗がん剤治療の説明をうける。


ここで・・・
私は思います。

なぜ、病院からは3大治療と言われる治療法しか提示してもらえないのか?
(ここでいう病院とは、いわゆるがん拠点支援病院などの大きな病院)
標準治療といわれる3大治療とは、手術・放射線療法・化学療法のことをいいます。

そして、抗がん剤として使われる薬は、ほとんどが
副作用の強い化学療法剤であり、化学療法が
抗がん剤治療の代名詞として使われています。

つまり、手術や放射線療法で、取り除けるものは取り除き、
・取り除けずに残ってしまったものがある
・複数の箇所に広がってしまっている
・目に見えないけれど、広がってる可能性が高い
というような場合は、全身療法として化学療法が選ばれます。


今や2人にひとりはがんになり、3人にひとりはがんで亡くなるというのに
抗がん剤が効く人もあれば、効かない人もある。
副作用の程度もひとそれぞれ。

「やってみないとわからない」

そして、この標準治療のほかにも、多くの最先端治療があるにもかかわらず
なぜ、全身療法=抗がん剤治療なのか?

この疑問を、がんと向き合いながら綴っていきたいと思います。





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プロフィール

さくらのように

Author:さくらのように
仕事にやりがいを感じながら、日々、懸命に生きてきました。
でも、ある日、進行がんを告知され、これからの人生を
がんと向き合いながら、どう生きていくか・・・

何かに向かって懸命に生きるというこは
たとえ、それが叶わなかったとしても
誰かの生きる希望や力になれる

そう信じて・・・。

心からの笑顔いっぱいに生きていきたいと思います。

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