2012.04.30(Mon)23:12
11クール目を迎えました。
桜の季節も過ぎゆき、新緑の季節になりました。
木々の緑がそよぐ風に、揺れながら、太陽の光を浴びて輝いています。
窓の外に映る景色は、心が雨ならば ・・・・どんな景色も雨模様 。
心が晴れならば・・・どんな景色も晴れ模様です。
目を閉じて・・・心の窓を大きく開きます。
心の中に、芽吹く命の力が吹き込んでくるような気がします。
「私、生きている。元気で生きている。」
ちょうど、1年前の今頃、4月頃から気になりだしていたお腹の腫れが
大きくなり、胃が圧迫されて胃痛を感じるようになりました。
あれから・・・1年。
今は、がんとともに生きる人生の道を歩き続けています。
『病は恵みの時』という言葉があります。
こうして、がんとともに生きていくことで、『ただ生きる』ことが
どれほど尊いことかを教わりました。
これからも、『上手に生きていけばいい』と思っています。
11クール目の外来診療で、足の裏に水泡が出来て痛むことをT先生に伝えると、
「これは、ゼローダの副作用だから、対症療法するしかないね。薬を休薬するか・・・
減量すれば、治まるけど。治療は、このまま続けた方がいいんだけどなぁ。
もし、酷くなったら、自分で様子をみながら、ゼローダを休薬してもいいよ。」と。
えっ?自分で休薬してもいい?? T先生のその言葉に、ちょっと驚きました。
と言われても・・・どうしようかと迷ってしまいます。
歩くのも辛いほど痛くなるようだったら・・・様子を見て、休薬も考えてみようか・・・。
できるだけ、休薬することなく、この治療は続けられるように、対処法を
工夫していこう。
そう思い、まだ、日常的に支障が大きいわけでもないので、塗り薬の処方を
お願いしました。
最近、腰や背中、手先の関節の痛みが気になっていました。
どうしても、どこかに痛みがあると「もしかして・・・再発?」と考えてしまう・・・。
肺や肝臓にも転移していないので、骨に転移ということもまずないのでしょうけれど。
とはいえ、そもそも、あまり症例的には多くない、結腸がんの両側卵巣転移からの
スタートなので・・・つい、良からぬことも考えてしまいます。
関節の痛みは、がん患者さんのブログなどを見ると、副作用として悩んでいる方も
多いようですが、T先生は、あまり関係ないと思うけど・・・とのこと。
そこで、以前から背骨にゆがみもあるので、カイロプラクティックに通い始めました。
カイロプラクティックの原理は、疾病の原因が脊椎などの椎骨(運動分節)の構造的、
機能的な歪みにあるとの考えに基づいています。それゆえ、その歪みを
調整することで疾病を治療することが可能であるとされています。
筋肉や骨といった筋骨格系の機能と構造的な障害、そしてそれらが及ぼす神経系の
機能異常、ひいては健康全般への影響を診断、治療、予防し、薬物や外科を
なるべく用いずに、自然治癒力を取り戻させようとするものですから、
代替医療のひとつでもあるわけです。
カイロプラクティックは"手"で治療をします。主に"手"のみで行なう治療法を
「手技療法」といいます。
日本での手技療法には整体がありますが、整体は日本で生まれた手技療法。
カイロはアメリカで生まれた手技療法なのです。
アメリカなどの主要先進国では、カイロプラクティックは西洋医学に次ぐ医療として
発展しています。もちろん、国家資格制度もあり、その資格を得るには大学に
入学して、医師とほぼ同レベルの専門教育を受ける必要があります。
これは、日本とは違いますね。日本では、整体にも、カイロプラクティックにも
国家資格はないですから。
そして、カイロプラクティックは、科学的・医学的に裏付けたられた治療法で
あるということ。
およそ100年前にアメリカでカイロプラクティックが生まれた当時、アメリカでは
西洋医学が強い権力をもっていて、新興勢力であるカイロプラクティックは
激しい非難と政治的弾圧をうけました。
そこで、カイロプラクティックが生き残るには、医者と国民にカイロプラクティック
治療の効果を認めさせる必要があり、西洋医学と同じ科学的手法を用いて
カイロプラクティック治療の効果が研究されました。
そして、カイロプラクティック治療の効果は科学的に証明され、カイロプラクティックは
医師とほぼ同等の資格として扱われるようになったそうです。
逆に、逆に整体などの手技療法の一番の欠点は、治療の客観性が検証されて
いないために、治療がどうしても独善的になる傾向があると言われています。
それゆえに、治療室を選ぶときは、慎重に選んだ方がいいということになります。
実際の治療は、骨をポキポキ鳴らすことはありません。
カイロプラクティック治療は自律神経の働きを活発化させる事で、
自然治癒力の回復を促します。
治療の基本は、関節を動かして背骨のゆがみをとることで、マッサージのような
感覚で、痛みはほとんどありません。
むしろ、心地いいくらい。(笑)
こりとりマッサージは、ツボ押しで痛かったり、揉み返しで、痛みがましたり
することもあります。
また、背骨を本来の形に調整するわけではないので、結局、また、凝ってしまいます。
ならば、やはり、背骨のゆがみをしっかり調整した方がいいわけです。
背骨のゆがみは自律神経の働きを低下させ、それが原因で内臓機能の働きも
低下させます。
内臓機能が低下すれば、全身のバランスが崩れ、 自然治癒力が低下してしまう
ということになります。
言い換えれば、カイロプラクティック治療で、自律神経の働きを活発化させることで、
自然治癒力の回復を期待できるということです。
私の場合、血液の循環が悪く、筋肉がカチカチに硬くなって柔軟性がなく、
関節の動きに負担がかかっているそうです。
いわゆる「筋肉の質が悪い!」
背骨のゆがみも、まずは、まわりの筋肉を柔らかくしないと、背骨を調整しても、
すぐに元に戻ってしまうとか。
そのため、筋肉を解しなから、ゆがみを調整してもらっています。
1回/週(60分/回)で3回の治療を受けましたが、腰、背中、肩の痛みがほとんど
なくなり、からだのだるさもすっきりして、血行が良くなったのか、
足の浮腫も治まっています。
年頭に掲げた目標。
「いいと思ったことはやってみる!」
このカイロプラクティックも、私のからだには合っているようで、良かったです。
高濃度ビタミンC点滴 アロマセラピー カイロプラクティック ストレッチトレーニング・・・
からだのケアを大切にしながら、そして、お仕事。
結構、がんとともに生きるって、忙しいな。(苦笑)
桜の季節も過ぎゆき、新緑の季節になりました。
木々の緑がそよぐ風に、揺れながら、太陽の光を浴びて輝いています。
窓の外に映る景色は、心が雨ならば ・・・・どんな景色も雨模様 。
心が晴れならば・・・どんな景色も晴れ模様です。
目を閉じて・・・心の窓を大きく開きます。
心の中に、芽吹く命の力が吹き込んでくるような気がします。
「私、生きている。元気で生きている。」
ちょうど、1年前の今頃、4月頃から気になりだしていたお腹の腫れが
大きくなり、胃が圧迫されて胃痛を感じるようになりました。
あれから・・・1年。
今は、がんとともに生きる人生の道を歩き続けています。
『病は恵みの時』という言葉があります。
こうして、がんとともに生きていくことで、『ただ生きる』ことが
どれほど尊いことかを教わりました。
これからも、『上手に生きていけばいい』と思っています。
11クール目の外来診療で、足の裏に水泡が出来て痛むことをT先生に伝えると、
「これは、ゼローダの副作用だから、対症療法するしかないね。薬を休薬するか・・・
減量すれば、治まるけど。治療は、このまま続けた方がいいんだけどなぁ。
もし、酷くなったら、自分で様子をみながら、ゼローダを休薬してもいいよ。」と。
えっ?自分で休薬してもいい?? T先生のその言葉に、ちょっと驚きました。
と言われても・・・どうしようかと迷ってしまいます。
歩くのも辛いほど痛くなるようだったら・・・様子を見て、休薬も考えてみようか・・・。
できるだけ、休薬することなく、この治療は続けられるように、対処法を
工夫していこう。
そう思い、まだ、日常的に支障が大きいわけでもないので、塗り薬の処方を
お願いしました。
最近、腰や背中、手先の関節の痛みが気になっていました。
どうしても、どこかに痛みがあると「もしかして・・・再発?」と考えてしまう・・・。
肺や肝臓にも転移していないので、骨に転移ということもまずないのでしょうけれど。
とはいえ、そもそも、あまり症例的には多くない、結腸がんの両側卵巣転移からの
スタートなので・・・つい、良からぬことも考えてしまいます。
関節の痛みは、がん患者さんのブログなどを見ると、副作用として悩んでいる方も
多いようですが、T先生は、あまり関係ないと思うけど・・・とのこと。
そこで、以前から背骨にゆがみもあるので、カイロプラクティックに通い始めました。
カイロプラクティックの原理は、疾病の原因が脊椎などの椎骨(運動分節)の構造的、
機能的な歪みにあるとの考えに基づいています。それゆえ、その歪みを
調整することで疾病を治療することが可能であるとされています。
筋肉や骨といった筋骨格系の機能と構造的な障害、そしてそれらが及ぼす神経系の
機能異常、ひいては健康全般への影響を診断、治療、予防し、薬物や外科を
なるべく用いずに、自然治癒力を取り戻させようとするものですから、
代替医療のひとつでもあるわけです。
カイロプラクティックは"手"で治療をします。主に"手"のみで行なう治療法を
「手技療法」といいます。
日本での手技療法には整体がありますが、整体は日本で生まれた手技療法。
カイロはアメリカで生まれた手技療法なのです。
アメリカなどの主要先進国では、カイロプラクティックは西洋医学に次ぐ医療として
発展しています。もちろん、国家資格制度もあり、その資格を得るには大学に
入学して、医師とほぼ同レベルの専門教育を受ける必要があります。
これは、日本とは違いますね。日本では、整体にも、カイロプラクティックにも
国家資格はないですから。
そして、カイロプラクティックは、科学的・医学的に裏付けたられた治療法で
あるということ。
およそ100年前にアメリカでカイロプラクティックが生まれた当時、アメリカでは
西洋医学が強い権力をもっていて、新興勢力であるカイロプラクティックは
激しい非難と政治的弾圧をうけました。
そこで、カイロプラクティックが生き残るには、医者と国民にカイロプラクティック
治療の効果を認めさせる必要があり、西洋医学と同じ科学的手法を用いて
カイロプラクティック治療の効果が研究されました。
そして、カイロプラクティック治療の効果は科学的に証明され、カイロプラクティックは
医師とほぼ同等の資格として扱われるようになったそうです。
逆に、逆に整体などの手技療法の一番の欠点は、治療の客観性が検証されて
いないために、治療がどうしても独善的になる傾向があると言われています。
それゆえに、治療室を選ぶときは、慎重に選んだ方がいいということになります。
実際の治療は、骨をポキポキ鳴らすことはありません。
カイロプラクティック治療は自律神経の働きを活発化させる事で、
自然治癒力の回復を促します。
治療の基本は、関節を動かして背骨のゆがみをとることで、マッサージのような
感覚で、痛みはほとんどありません。
むしろ、心地いいくらい。(笑)
こりとりマッサージは、ツボ押しで痛かったり、揉み返しで、痛みがましたり
することもあります。
また、背骨を本来の形に調整するわけではないので、結局、また、凝ってしまいます。
ならば、やはり、背骨のゆがみをしっかり調整した方がいいわけです。
背骨のゆがみは自律神経の働きを低下させ、それが原因で内臓機能の働きも
低下させます。
内臓機能が低下すれば、全身のバランスが崩れ、 自然治癒力が低下してしまう
ということになります。
言い換えれば、カイロプラクティック治療で、自律神経の働きを活発化させることで、
自然治癒力の回復を期待できるということです。
私の場合、血液の循環が悪く、筋肉がカチカチに硬くなって柔軟性がなく、
関節の動きに負担がかかっているそうです。
いわゆる「筋肉の質が悪い!」
背骨のゆがみも、まずは、まわりの筋肉を柔らかくしないと、背骨を調整しても、
すぐに元に戻ってしまうとか。
そのため、筋肉を解しなから、ゆがみを調整してもらっています。
1回/週(60分/回)で3回の治療を受けましたが、腰、背中、肩の痛みがほとんど
なくなり、からだのだるさもすっきりして、血行が良くなったのか、
足の浮腫も治まっています。
年頭に掲げた目標。
「いいと思ったことはやってみる!」
このカイロプラクティックも、私のからだには合っているようで、良かったです。
高濃度ビタミンC点滴 アロマセラピー カイロプラクティック ストレッチトレーニング・・・
からだのケアを大切にしながら、そして、お仕事。
結構、がんとともに生きるって、忙しいな。(苦笑)
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