2012.04.11(Wed)21:14
5日より10クール目を迎えています。
先クールよりエルプラットが休薬になり、副作用もほとんどなく
体調良好です。
今のところ、血液検査のCEA値も 8.6 で変化なし。
ただ、投薬後6日目までは、倦怠感がかなりあり、眠気が強いです。
慢性化した手先の痺れは、良くも悪くもならず。
掌も指先もつるつるテカテカになっていって、手先が使いづらいです。
T先生にどのくらいしたら元に戻りますか?と聞いたのですが・・・
「うーん・・・経験上、4~5か月(6~8クール)投薬した患者さんで、
半年はかかると思うけど。
実際には、完全に元のようにまでは戻らないことが多いんだよね。
だからこそ、休薬のタイミングとしては、酷くなる前のまだ大丈夫かなと
思うくらいの軽い段階で、僕は休薬を考えるんだけど。
患者さんにとっては、まだ大丈夫と思う。治療効果もあるから続けたいって
いう患者さんも多いけどね。」
T先生は、やはり患者さんのQOLをよく考えて下さっています。
また、手の指の関節のこわばりが出てきています。
朝起きた時の関節のこわばりのような感じが、終日続きます。
右手の中指の関節は、少し骨が腫れて、曲げると痛みがあります。
これもT先生に聞いてみましたが、「副作用で関節が痛むというのは、
あまり聞かないけど。
もともと関節炎やリューマチになりやすい体質だと、治療が引き金になって
しなうこともあるかもしれない。たぶん、整形外科に行っても、原因は
わからないかもしれないから、少し様子をみましょう。」とのこと。
それにしても、10クール目までなんとか来ました(笑)
抗がん剤治療には XEROX+アバスチン
副作用緩和の免疫治療には 高濃度ビタミンC点滴(2回/週 75mg投与)
心のケアには アロマセラピー ヒーリング(1回/週)
体力アップには ストレッチ 加圧トレーニング(1回/週)
そして・・・友人、知人、職場の方々、ブログを読んで下さっている方々、家族の支え
そして・・・T先生と化学療法室の看護師さん
のおかげです。
本当に本当に・・・ありがとうございます。
最近、保険会社の「がん保険」の勧誘の電話がよくかかってきます。
その都度「あのぉ・・・私、今、がん治療を受けていますので、
お勧め頂く保険には入れないと思いますよ。」と明るく答えると、
相手の方は、一瞬黙り込こまれ「あっ そ、そうでしたか。」と慌てていらっしゃる(笑)
やはり、2人に1人はがんにある時代。がん保険も充実してきています。
今や、がんは入院でなく通院治療が主となります。通院保障は必要です。
ある保険では、抗がん剤治療に通算600万まで保障されています。
また、先進医療の保障も2000万までの保険もあります。
私は、がん保険に入ろうとしていた矢先に、がんになってしまいました。
医療保険だけなので、通院保険も先進医療保険もないので、今更ながら、
もっと早くに契約しておけば・・・と後悔しています。
これを読んで下さっている方は、一度、ご検討されることをお勧めします。
そして、健康診断+がん検診。がんは早期発見であれば、今の医療では、
完治の可能性も十分にあります。
要検査となったら、躊躇せずに、すぐに検査を受けて下さいね。
それから、12年度4月から病院の窓口で、「健康保険限度額適用認定証」を
提示すれば、限度額までの支払いで済みます。
今までは、入院時しか適用されなかったのですが、がん外来通院にも
適用されるようになったのです。
認定証は、毎月、保険書とともに確認提示しなければいけないので、
期限が切れないうちに、更新手続きが必要ですけど。
でも、これがあれば、毎月の高額医療費請求をしなくてもいいし、
病院で支払う金額も限度額までなので、助かりますね。
『がんに関する情報として』
1.ヤクルト、大腸がんがよくわかる「大腸がん情報サイト」オープン
大腸がんの患者とその家族を含む人々を対象に、「大腸がん情報サイト」が3月30日オープンされました。
大腸がんの疫学・症状・検診・治療法について分かりやすく情報発信されていて、
大腸がんに関連するトピックスや医師へのインタビューなどもあります。
2.『もしも、がんが再発したら 本人と家族に伝えたいこと』出版
国立がん研究センターがん対策情報センターは、がんが再発した患者や
その家族向けに出版されました。
「がん情報サービス」でPDFを閲覧することができます。
がんの再発に対する不安や、再発に直面したときの支えとなる情報をまとめた冊子です。
がんの再発という事態に直面しても、「希望を持って生きる」助けとなりたいと
いう願いを込めて、再発がんの体験者、がん専門医らとともに検討を重ねて
作成されたものです。
がん情報サービス:http://ganjoho.jp/public/qa_links/hikkei/saihatsu.html
私もamazonより購入しました。
自分の気持ちと錠巣に付き合うためのヒントや体験者や家族の病気との向き合い方、
治療の知識や支援の仕組みもわかりやすく解説されています。
今までの知識の整理もかねて、不安が小さくなります。
3.患者と医療者で「ともに考える」インフォームド・コンセントの手引き
これは、「もはやヒポクラテスではいられない 21世紀新医師宣言プロジェクト」 により作成されたもので、医療者、患者の両方が読める手引書です。
このプロジェクトの「新医師宣言」は以下に記されています。
http://www.ishisengen.net/declaration.html
私も、この宣言のもとに治療をして下さる医師に治療を受けたいと痛感します。
私の主治医T先生も、患者の私からは、この宣言に則った治療をして
下さっていると感じています。
この手引書では、以下のことが強調されています。
・全部理解する、全部理解させるということを放棄し、お互いにほんの少ししか
理解できないことを、前提として受け入れた上でのインフォームド・コンセントであること
・医療者の患者への説明よりも、医療者が患者の事情を理解することが
インフォームド・コンセントにはより大切であること
・「人は迷うものである」ということ。すなわち、決断を保留したり、
いったん行った決断を覆したりすることが大切であること
・何よりも、対話あっての決断であること
また、この手引書はユニークな構造をとっています。見開きページの中で、
左は医療を受ける人が見るページ、そして、右ページは医療を提供する人が
見るページになっています。
インフォームド・コンセントの進行過程それぞれにおいて、
医療を受ける側は何をすればよいか、提供する側は何をすればよいかが分けて
書いてあります。
そうすることで、医療を受ける立場の人は、自分が何をすればよいか知ることができると
同時に、医療提供者がするべきことを知ることができます。
とてもためになる手引書だともいます。
以下のサイトからpdfをダウンロードできます。
http://www.ishisengen.net/information04.html
先クールよりエルプラットが休薬になり、副作用もほとんどなく
体調良好です。
今のところ、血液検査のCEA値も 8.6 で変化なし。
ただ、投薬後6日目までは、倦怠感がかなりあり、眠気が強いです。
慢性化した手先の痺れは、良くも悪くもならず。
掌も指先もつるつるテカテカになっていって、手先が使いづらいです。
T先生にどのくらいしたら元に戻りますか?と聞いたのですが・・・
「うーん・・・経験上、4~5か月(6~8クール)投薬した患者さんで、
半年はかかると思うけど。
実際には、完全に元のようにまでは戻らないことが多いんだよね。
だからこそ、休薬のタイミングとしては、酷くなる前のまだ大丈夫かなと
思うくらいの軽い段階で、僕は休薬を考えるんだけど。
患者さんにとっては、まだ大丈夫と思う。治療効果もあるから続けたいって
いう患者さんも多いけどね。」
T先生は、やはり患者さんのQOLをよく考えて下さっています。
また、手の指の関節のこわばりが出てきています。
朝起きた時の関節のこわばりのような感じが、終日続きます。
右手の中指の関節は、少し骨が腫れて、曲げると痛みがあります。
これもT先生に聞いてみましたが、「副作用で関節が痛むというのは、
あまり聞かないけど。
もともと関節炎やリューマチになりやすい体質だと、治療が引き金になって
しなうこともあるかもしれない。たぶん、整形外科に行っても、原因は
わからないかもしれないから、少し様子をみましょう。」とのこと。
それにしても、10クール目までなんとか来ました(笑)
抗がん剤治療には XEROX+アバスチン
副作用緩和の免疫治療には 高濃度ビタミンC点滴(2回/週 75mg投与)
心のケアには アロマセラピー ヒーリング(1回/週)
体力アップには ストレッチ 加圧トレーニング(1回/週)
そして・・・友人、知人、職場の方々、ブログを読んで下さっている方々、家族の支え
そして・・・T先生と化学療法室の看護師さん
のおかげです。
本当に本当に・・・ありがとうございます。
最近、保険会社の「がん保険」の勧誘の電話がよくかかってきます。
その都度「あのぉ・・・私、今、がん治療を受けていますので、
お勧め頂く保険には入れないと思いますよ。」と明るく答えると、
相手の方は、一瞬黙り込こまれ「あっ そ、そうでしたか。」と慌てていらっしゃる(笑)
やはり、2人に1人はがんにある時代。がん保険も充実してきています。
今や、がんは入院でなく通院治療が主となります。通院保障は必要です。
ある保険では、抗がん剤治療に通算600万まで保障されています。
また、先進医療の保障も2000万までの保険もあります。
私は、がん保険に入ろうとしていた矢先に、がんになってしまいました。
医療保険だけなので、通院保険も先進医療保険もないので、今更ながら、
もっと早くに契約しておけば・・・と後悔しています。
これを読んで下さっている方は、一度、ご検討されることをお勧めします。
そして、健康診断+がん検診。がんは早期発見であれば、今の医療では、
完治の可能性も十分にあります。
要検査となったら、躊躇せずに、すぐに検査を受けて下さいね。
それから、12年度4月から病院の窓口で、「健康保険限度額適用認定証」を
提示すれば、限度額までの支払いで済みます。
今までは、入院時しか適用されなかったのですが、がん外来通院にも
適用されるようになったのです。
認定証は、毎月、保険書とともに確認提示しなければいけないので、
期限が切れないうちに、更新手続きが必要ですけど。
でも、これがあれば、毎月の高額医療費請求をしなくてもいいし、
病院で支払う金額も限度額までなので、助かりますね。
『がんに関する情報として』
1.ヤクルト、大腸がんがよくわかる「大腸がん情報サイト」オープン
大腸がんの患者とその家族を含む人々を対象に、「大腸がん情報サイト」が3月30日オープンされました。
大腸がんの疫学・症状・検診・治療法について分かりやすく情報発信されていて、
大腸がんに関連するトピックスや医師へのインタビューなどもあります。
2.『もしも、がんが再発したら 本人と家族に伝えたいこと』出版
国立がん研究センターがん対策情報センターは、がんが再発した患者や
その家族向けに出版されました。
「がん情報サービス」でPDFを閲覧することができます。
がんの再発に対する不安や、再発に直面したときの支えとなる情報をまとめた冊子です。
がんの再発という事態に直面しても、「希望を持って生きる」助けとなりたいと
いう願いを込めて、再発がんの体験者、がん専門医らとともに検討を重ねて
作成されたものです。
がん情報サービス:http://ganjoho.jp/public/qa_links/hikkei/saihatsu.html
私もamazonより購入しました。
自分の気持ちと錠巣に付き合うためのヒントや体験者や家族の病気との向き合い方、
治療の知識や支援の仕組みもわかりやすく解説されています。
今までの知識の整理もかねて、不安が小さくなります。
3.患者と医療者で「ともに考える」インフォームド・コンセントの手引き
これは、「もはやヒポクラテスではいられない 21世紀新医師宣言プロジェクト」 により作成されたもので、医療者、患者の両方が読める手引書です。
このプロジェクトの「新医師宣言」は以下に記されています。
http://www.ishisengen.net/declaration.html
私も、この宣言のもとに治療をして下さる医師に治療を受けたいと痛感します。
私の主治医T先生も、患者の私からは、この宣言に則った治療をして
下さっていると感じています。
この手引書では、以下のことが強調されています。
・全部理解する、全部理解させるということを放棄し、お互いにほんの少ししか
理解できないことを、前提として受け入れた上でのインフォームド・コンセントであること
・医療者の患者への説明よりも、医療者が患者の事情を理解することが
インフォームド・コンセントにはより大切であること
・「人は迷うものである」ということ。すなわち、決断を保留したり、
いったん行った決断を覆したりすることが大切であること
・何よりも、対話あっての決断であること
また、この手引書はユニークな構造をとっています。見開きページの中で、
左は医療を受ける人が見るページ、そして、右ページは医療を提供する人が
見るページになっています。
インフォームド・コンセントの進行過程それぞれにおいて、
医療を受ける側は何をすればよいか、提供する側は何をすればよいかが分けて
書いてあります。
そうすることで、医療を受ける立場の人は、自分が何をすればよいか知ることができると
同時に、医療提供者がするべきことを知ることができます。
とてもためになる手引書だともいます。
以下のサイトからpdfをダウンロードできます。
http://www.ishisengen.net/information04.html
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