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告知から乗り越えるために その2

笑顔でいること

笑顔でいましょう。笑うことで、免疫も高まります。

辛いけれど、悲しいけれど、苦しいけれど・・・
笑顔を忘れないでいましょう。

そのためには、笑顔になれる場所をつくりましょう。

ご家族や友人とどこかに出かけるのもいいでしょう。
お気に入りのお店や好きな場所でゆっくりするのもいいでしょう。
家に閉じこもっていないでくださいね。

私もリハビリを兼ねて、散歩したり、ウィンドウショッピングしたり、
ちょっとドライブしたりして、できるだけ外に出かけています。

好きな映画やアーティストのライブのDVDを見たり、
お笑い番組を見たりもしています。
今度は、映画を見に出かけようかと思っています。

私は、入院中、毎日、口角トレーニングをしていましたよ。
入院していると、笑うことも少なくなってしまいます。
表情筋は使わないと使えなくなってしまうので、
笑顔が引きつらないようにと思って、朝と寝る前の歯磨きの後、
必ずやっていました。

ちなみに・・・
入院中、腸閉塞のリスクが高く、食事が食べられなかったので、
からだが痩せてしまうのは仕方ないと思いましたが・・・。
お見舞いに来て下さった方に「顔がやつれたね」と
思われないように、
お顔のマッサージは欠かさず行っていました。
(まぁ・・・時間もたっぷりあったので、
 熱心にお手入れしていました。)

だから、お見舞いに来て下さった方からも
「元気そうでよかった」と
みなさん、言って下さいました。

「そう、私は元気なんですよ。」
そう自分でも思えることが、病気と向き合う力になっていました。

生きる目標を持つこと

これが何より大切です。

自分のこれからの目標を持ちましょう。
小さなことからでいいんです。

大好きな○○を食べに行こう
映画を見に行こう
日帰りや1泊旅行をしよう

趣味を持っているなら、やりましょう。

私は、花が大好きです。
まず、部屋にお花を飾ろうと思いました。

花屋さんへ行って、大好きなお花を見て、
どれにしようかと選んでいると
心が癒されます。

そして、お部屋にお花を飾ると、「きれいだなぁ」と思います。
心が明るくなります。

心が明るくなれば、次に何をしようかと思えるようになります。

友達に会いに行こう
職場にでかけてみよう

そう思えるようになりました。

今は、大好きな仕事に早く復帰できるようになろう
そう思っています。

ただし、「しなければならない」目標はあまりお勧めできませんけど。

禁煙しよう
禁酒しよう
食事を制限しよう

とか・・・かえってストレスがたまります。
ストレスがたまると免疫が下がりますから。

ただ、生活習慣を変えることは大切なことですから
まずは、楽しめる目標からはじめてみましょう。


笑顔になれる 楽しい 小さな目標を
ひとつひとつやってみましょう。

きっと生きる目標につながっていきます。

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告知から乗り越えるために その1

告知のショックから立ち直り乗り越えるために・・・。

このショックは・・・時間はかかりますが、乗り越えられます。
時間が過ぎていくのを待つことも大切だと思います。

私も時間の経過とともに気持ちが落ち着いてきました。

自分自身を責めないこと

がんは、いまや2人に1人がなる病なので、特別な病気ではありません。
何か悪いことをした報いでがんになったわけでもなければ、
何か間違った生活習慣でがんになったわけでもないのです。
もちろん、生活習慣で思い当たる人(私もそうですけど)もいるかもしれませんが、
自分だけが悪かったわけではないはずです。

また、もし、ご家族ががんになってしまっても、
どうしてもっと早くに気付けなかったのだろうとか、
生活習慣や環境を整えてあげられなかったのだろうと責めることはありません。

自分を責めると辛くなるばかりです。

進行がん=死というイメージを捨てる

進行がん=死というイメージに縛られていると
絶望感や無気力感に襲われます。
今や、3大治療だけでなく、保険適用外の治療であれば、
先進医療や民間療法、代替療法など選択肢は増えています。

進行がんでなければ、早期発見であれば治る病気でもあるのです。
そして、進行がんであっても、医療は著しく進化し、
数年ごとに新薬や新しい療法も出てきています。

私の主治医が言ったように、年単位で延命していけば、
治る薬も出てくるかもしれないのですから。

生きることをあきらめない。治療をあきらめない。
自分らしく生きていくことをあきらめずに、信じること。
そして、生きる目的をしっかり持つこと。
最後までがんに対して、自分の人生に対して取り得る方法はあるのだと信じて、
あきらめずにそれを見つけていくことだと思います。

がんと共存して生きていくのなら、きっと・・・
「がんは慢性疾患」だとくらいに思えるようになればいいのでしょうね。
(私は、今はまだ・・・そこまでは思えませんけど)

ひとりで抱え込んで孤独にならない

どうしてもひとりになると、この辛さや悲しみは
誰にもわからないと考えてしまいます。
自分ががんであることを自分一人で抱え込まないことです。

泣きたければ泣いていいし、感情を出し切ってもいいのです。
むしろ、そうしないといけないと思います。
ひとりで抱え込み、強がっていては乗り越えられません。

またまた、主治医の言ったことが思い出されます。
ご家族に甘えてください。弟さんに甘えないといけないんですよ。

私には、もう主人も両親もいません。
子供もいないので、ひとりで生活しています。

家族は、3歳半下の双子の弟だけです。
ふたりの弟はよくしてくれています。ICにも同席してくれました。
何かあれば、すぐに来てくれ助けてくれます。

今後、もし、私ががんの再発や治療において、
ひとりで暮らすことが難しくなったら、
一緒に暮らせばいいと言ってくれています。

弟は、結構、楽天的というか・・・ポジティブです。
「とれるものを全部取ったんだから大丈夫だって。
今や、がんは治る病気だから。
余命を宣告されても、それ以上に長生きしている人は
いくらでもいるんだから。
がん細胞なんて、誰でもあるもの。みんな一緒だって。
まぁ、上手く付き合っていくしかないさ。」

時には、本人よりも家族が悲観的になってしまう場合もあるかと思います。
幸い、私の弟はふたりともポジティブです。

また、職場に復帰するなら、誰かひとりでもいいので、
がんであることを伝えておいた方がいいとも思います。
できれば、上司がいいと思います。

再発や治療において、仕事を休むことになったりすることあります。
また、精神的にも不安定な時もあります。
その事情を知ってもらっていることで、ある程度配慮してもらえるのなら、
職場にとっても、自分にとってもいいことです。

私の仕事は、急に休んだりすると、かなり、職場に影響を与える仕事なので、
上司(女性)に最初の診断の時から状況をすべて話しています。

また、私はこの上司を、人としてもとても尊敬しているので、
職場での関係を超えて信頼して話をしています。
上司も私の家庭環境や事情を理解してくださっています。

孤独にならないように、信頼できる人に話を聴いてもらって下さい。
プロフィール

さくらのように

Author:さくらのように
仕事にやりがいを感じながら、日々、懸命に生きてきました。
でも、ある日、進行がんを告知され、これからの人生を
がんと向き合いながら、どう生きていくか・・・

何かに向かって懸命に生きるというこは
たとえ、それが叶わなかったとしても
誰かの生きる希望や力になれる

そう信じて・・・。

心からの笑顔いっぱいに生きていきたいと思います。

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