2011.08.18(Thu)00:41
医師からのICの前にしておくこと。
(1)自分が確認したいことをまとめてメモをしておくこと。
ICの際に、がんの告知をされると、パニック状態になります。
いわゆる「頭の中が真っ白・・・」になります。
あらかじめ、確認したいことをメモしておくと、家族が代わって
質問してくれることもできます。
少なくとも、以下の点についてはしっかり聞いておくとよいと思います。
① がんの病名(どこにできているか)
② がんの大きさ
③ がんの進行度
④ 治療方法(抗がん剤治療・手術・放射線治療)
がんは原発部位やその大きさによって、治療方法も予後もかなり違います。
同じ大腸がんでも、結腸がんと直腸場がんでは、人工肛門のリスクもかなり違います。
治療方法を選択するにも、これらの情報はとても大切です。
ただし、手術を行い、病理検査をしないと、進行度や原発巣が
確定できないことも多いので、現状の検査結果として受けとめておきましょう。
(2)同席する家族を決めて話し合っておく
ICには、必ず、家族に同席してもらいましょう。
告知の後、家族にがんであることを伝えるのは、とても辛いことであり、
そのタイミングもなかなかつかめずに時間だけが過ぎてしまう・・・。
それよりは、「検査結果を一緒に聞きに行ってほしい」と伝える方が、気持ちが楽です。
家族も不安ながらそれなりに心の準備ができると思います。
また、告知によって自分自身がパニックになっても、同席する家族が、
冷静に医師からの告知を受けることもできます。
(時に家族の方が、パニックになったりする場合もあるようですが・・・)
そして、医師からの話を自分自身と家族などの複数の人が聞くことで、
思い込みや聞き違いなどを少なくすることもできるでしょう。
IC後、治療をどうするかを話し合う時にも、家族が同席して、直接医師から話を
聞いていた方が、客観的に考えることができます。
患者本人だけの場合、やはり、主観的な思いや自分の思い込みで話してしまうこともあり、
冷静に治療方法を考えることが難しくなります。
何より、家族と一緒に告知を受けることで、がんであるということが共有されます。
これは、今後の治療を乗り越えていくために、一番大切なことです。
ただし、治療方法など、自分自身と家族との考え方を整理しておきましょう。
ICの時に、家族と本人の考えや違うと、より感情的になってしまいますし、医師も困ってしまいますから。
家族に同席してもらうことは大切ですが、自分自身のことですから、
自分自身の考えをしっかり自分で伝えてください。
また、家族は本人の希望や意向を尊重しつつ、家族としての意見を伝えてください。
本人が主体です。家族が主体になりすぎないように・・・。
(1)自分が確認したいことをまとめてメモをしておくこと。
ICの際に、がんの告知をされると、パニック状態になります。
いわゆる「頭の中が真っ白・・・」になります。
あらかじめ、確認したいことをメモしておくと、家族が代わって
質問してくれることもできます。
少なくとも、以下の点についてはしっかり聞いておくとよいと思います。
① がんの病名(どこにできているか)
② がんの大きさ
③ がんの進行度
④ 治療方法(抗がん剤治療・手術・放射線治療)
がんは原発部位やその大きさによって、治療方法も予後もかなり違います。
同じ大腸がんでも、結腸がんと直腸場がんでは、人工肛門のリスクもかなり違います。
治療方法を選択するにも、これらの情報はとても大切です。
ただし、手術を行い、病理検査をしないと、進行度や原発巣が
確定できないことも多いので、現状の検査結果として受けとめておきましょう。
(2)同席する家族を決めて話し合っておく
ICには、必ず、家族に同席してもらいましょう。
告知の後、家族にがんであることを伝えるのは、とても辛いことであり、
そのタイミングもなかなかつかめずに時間だけが過ぎてしまう・・・。
それよりは、「検査結果を一緒に聞きに行ってほしい」と伝える方が、気持ちが楽です。
家族も不安ながらそれなりに心の準備ができると思います。
また、告知によって自分自身がパニックになっても、同席する家族が、
冷静に医師からの告知を受けることもできます。
(時に家族の方が、パニックになったりする場合もあるようですが・・・)
そして、医師からの話を自分自身と家族などの複数の人が聞くことで、
思い込みや聞き違いなどを少なくすることもできるでしょう。
IC後、治療をどうするかを話し合う時にも、家族が同席して、直接医師から話を
聞いていた方が、客観的に考えることができます。
患者本人だけの場合、やはり、主観的な思いや自分の思い込みで話してしまうこともあり、
冷静に治療方法を考えることが難しくなります。
何より、家族と一緒に告知を受けることで、がんであるということが共有されます。
これは、今後の治療を乗り越えていくために、一番大切なことです。
ただし、治療方法など、自分自身と家族との考え方を整理しておきましょう。
ICの時に、家族と本人の考えや違うと、より感情的になってしまいますし、医師も困ってしまいますから。
家族に同席してもらうことは大切ですが、自分自身のことですから、
自分自身の考えをしっかり自分で伝えてください。
また、家族は本人の希望や意向を尊重しつつ、家族としての意見を伝えてください。
本人が主体です。家族が主体になりすぎないように・・・。
スポンサーサイト